六本木百合香、西川昇真、林千歩による合同展覧会「自由の国-現代版」がVOILLDで6月開催

自由の国-現代版

中目黒のギャラリーVOILLD (ボイルド)　で、若手アーティストの六本木百合香、西川昇真、林千歩による合同展覧会「自由の国-現代版」が6月6日 (土) より開催される。

平面、立体、映像、パフォーマンスなど、メディアに捉われない柔軟な発想で作品を発表しているアップカミングな3つの才能は、作風も手法もバラバラ。ただしそれぞれが自らの自由と願望のために作品を制作するという、アートにおいてもっとも根源的なパートを追求する姿勢は共通していて、本展で彼らは「自由の国」の住民となり、作品の中に現実を置き、その独自の世界観を広げながら新たな価値を見い出すアプローチを見せている。3人とも東京芸術大学に在籍、卒業している期待の新人。新たな世代の手によって、今この瞬間に生み出された儚くも力強い作品群をぜひ体感してみたい。

六本木百合香 (ろっぽんぎ・ゆりか) 
PROFILE: 画家。東京都新宿区生まれ。2013年東京芸術大学美術学部デザイン科卒業、同大学院修士課程デザイン科描画装飾研究室除籍。12年より個展や国内外のグループ展で作品を発表。14年には「シブカル祭 2014」にも参加している。“飛行・非行・秘孔”の意味を持つ「新宿HIKOU CLUB」で活動中。

ファンタジー村はもうおしまい | © 六本木百合香

かえってきた生理 | © 六本木百合香

西川昇真 (にしかわ・しょうま)
PROFILE: 1988年兵庫県赤穂市生まれ。2011年東京芸術大学絵画科油画専攻卒業、13年同美術研究科絵画専攻油画修了。直近のグループ展に、台湾Akigalleryで催された「Do You See Me? 日本當代藝術聯展」など。

© 西川昇真

© 西川昇真

林千歩 (はやし・ちほ)
PROFILE: 2013年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻、同大学博士課程在籍。映像作品を中心に、写真・立体・平面・パフォーマンスなど、様々なメディアを使う。母と共に制作した衣装と過度なメイクをまとい、彼女自身が何者かに粉し出演する映像で知られる。「会田誠展：天才でごめんなさい」にてパフォーマンス参加ほか多数。

© 林千歩

© 林千歩

＜イベント情報＞
「自由の国-現代版」 六本木百合香 / 西川昇真 / 林千歩 合同展覧会
会期: 6月6日 (土) ～ 6月21日 (日)
時間: 平日 12:00 ～ 20:00 / 土日 12:00 〜 18:00 ※月曜休廊
会場: VOILLD
住所: 東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台B1F
入場料: 無料　
企画制作: VOILLD　
協力: DUDE inc.

オープニングパーティー: 6月5日 (金) 19:00〜22:00
※ 作家在廊予定。誰でも参加可能

問い合わせ先／VOILLD 03-6416-3972
HP: www.voilld.com