Marc Jacobs Finally Starts His Own Instagram, What's Next?

Marc Jacobs (マーク・ジェイコブス) が instagram に降臨 ファッションデザイナーとSNSの将来図とは

Marc Jacobs Finally Starts His Own Instagram, What's Next?
Marc Jacobs Finally Starts His Own Instagram, What's Next?
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Marc Jacobs (マーク・ジェイコブス) が instagram に降臨 ファッションデザイナーとSNSの将来図とは

Marc Jacobs Finally Starts His Own Instagram, What's Next?

ファッションデザイナーの中でも最もSNSを有効活用しているデザイナーの一人は、恐らく Michael Kors (マイケル・コース) だろう。ニューヨーク屈指のトレンドセッターとして世界中でファンを抱え、テレビシリーズ「Project Runway (プロジェクト・ランウェイ)」のジャッジとしてお茶の間の顔でもある同氏の instagram では、まるでラグジュアリーなウェブマガジンかのような高いクオリティの写真をデイリーで投稿。フォロワー数は3月25日時点で370万人を記録している。

デザイナーとソーシャルネットワーク。シーズン毎にトレンドを生み出し、スピード感が命のデザイナーにとって、SNSをはじめとするソーシャルメディアは大きな武器となり、また悩みの種でもあった。

ファッションデザイナーの中でも最もSNSを有効活用しているデザイナーの一人は、恐らく Michael Kors (マイケル・コース) だろう。ニューヨーク屈指のトレンドセッターとして世界中でファンを抱え、テレビシリーズ「Project Runway (プロジェクト・ランウェイ)」のジャッジとしてお茶の間の顔でもある同氏の instagram では、まるでラグジュアリーなウェブマガジンかのような高いクオリティの写真をデイリーで投稿。フォロワー数は3月25日時点で370万人を記録している。


  またパリの名門クチュールハウス Balmain (バルマン) を率いる Olivier Rousteing (オリヴィエ・ルステン) は、その端正な顔立ちと愛嬌溢れるパーソナリティでSNSを中心に高い人気を獲得。ラグジュアリーブランドのデザイナーらしからぬ、プライベートかつナルシスティックな“Selfie (=自撮り)”投稿で人気を博すその様は、まさにデジタルエイジのスターデザイナーの模範と言えるだろう。また同時に Olivier はフランスの国民的テレビ番組「Le Petit Journal」にてレギュラーとして登場している。  

そんな最中、また一人スターデザイナーがソーシャルメディアの門を叩いた。Marc Jacobs (マーク・ジェイコブス) はこれまで大のSNS嫌いとして知られており、今年の2月に掲載された米『Vogue』でのインタビューの中で、Suzy Menkez (スージー・メンケス) に「ソーシャルメディアというものが全くもって解せない。全く魅力を感じないし、コンピューターでさえ仕事で使うのが苦痛なんだ」と語っている。SNS上で Marc Jacobs の私生活を垣間みる一つの手がかりは、これまで彼の愛犬であるブルテリア Neville Jacobs (ネヴィル・ジェイコブス) の instagram のみに限定されていたが、火曜日に投稿された一枚の写真がその沈黙を破ることとなった。

  instagram アカウント @themarcjacobs に投稿されたのは、デザイナー本人の横顔を写した写真。正真正銘、Marc Jacobs のアカウントだ。突如 instagram に降臨したスターデザイナーにファッション業界人は騒然、スタイリストの Katie England (ケイティ・イングランド) はすぐさま“Marc’s on Instagram!”のコメントとともに自身と Marc Jacbos 二人の写真を投稿している。

 セカンドラインである Marc by Marc Jacobs (マーク BY マーク ジェイコブス) が事実上ブランドの撤退を表明している Marc Jacobs。これまでの姿勢から心機一転、ソーシャルメディアとの宥和政策をとるなか、今後ファッションデザイナーとソーシャルプレゼンス (=ソーシャルメディア上での存在感) は益々高い注目を集めている。

また instagram は、3月4日の発表で「Carousel Ads」を今後導入すること発表しており、これまで徹底して外部リンクとの導線を絶ってきた同アプリからついに広告を出稿することが可能となる。