フラワーアーティスト東信が率いる AMKK の企画展「戦争と花」が The Mass にて開催

原宿のアートギャラリー The Mass (ザ マス) では、7月20日(金)から8月15日(水)までの期間、フラワーアーティストの東信が率いる AMKK (東信、花樹研究所) との企画展「戦争と花」を開催する。

本展では、「花」という視点から戦争を検証する類を見ない研究として、国際的な写真家集団マグナム・フォト、朝日新聞フォトアーカイブ、共同通信イメージズらの協力を得て蒐集された戦争を題材とした様々な切り口の写真を展示。戦争における「花」のイメージを、「戦場と花、祈りと花」「死者へ手向ける花」「兵士と花」という3つのセクションに振り分けられた写真作品87点によって考察する。戦争という極限状態において「花」が人間に対してどのような意味を担ってきたのか、あるいは担われてきたのかという問いであり、花屋及びフラワーアーティストという言葉だけでは称し足りない、花にまつわる全てを手中にしようとする東信の学者としての側面を垣間見ることのできる企画となっている。終戦から70年以上の月日が経った現代に生きる者として、「戦争」と「花」という一見相反する要素を一つのレンズの中で繋ぎ合わせた数々の写真作品の並ぶ本展は、戦争という人類の負の史実と向き合い、平和への思いを深く思慮する貴重な体験となるだろう。

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