DIESEL ART GALLERY Holds A Photo Exhibition In Tribute To The Late Japanese Photographer Masahisa Fukase

DIESEL ART GALLERY (ディーゼル アート ギャラリー) にて、深瀬昌久個展「救いようのないエゴイスト」が開催

「屠」(1963年) | © Masahisa Fukase Archives

DIESEL ART GALLERY Holds A Photo Exhibition In Tribute To The Late Japanese Photographer Masahisa Fukase
DIESEL ART GALLERY Holds A Photo Exhibition In Tribute To The Late Japanese Photographer Masahisa Fukase
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DIESEL ART GALLERY (ディーゼル アート ギャラリー) にて、深瀬昌久個展「救いようのないエゴイスト」が開催

DIESEL ART GALLERY Holds A Photo Exhibition In Tribute To The Late Japanese Photographer Masahisa Fukase

1934年北海道生まれ、日本大学芸術学部にて写真を学んだ深瀬は日本デザインセンター、河出書房などの勤務を経て1968年よりフリーランスとして活動を開始。荒木経惟、東松照明、細江英公、横須賀功光、森山大道など日本を代表する写真家たちと肩を並べ、日本の写真家黎明期を支えた同氏は、1974年にはニューヨークで開催された合同展覧会「New Japanese Photography」で一際高い評価を獲得している。

「烏・夢遊飛行」(1980年) | © Masahisa Fukase Archives

「烏・夢遊飛行」(1980年) | © Masahisa Fukase Archives

渋谷のDIESEL ART GALLERY (ディーゼル アート ギャラリー) にて現在、写真家の深瀬昌久の個展「救いようのないエゴイスト」が開催されている。

1934年北海道生まれ、日本大学芸術学部にて写真を学んだ深瀬は日本デザインセンター、河出書房などの勤務を経て1968年よりフリーランスとして活動を開始。荒木経惟、東松照明、細江英公、横須賀功光、森山大道など日本を代表する写真家たちと肩を並べ、日本の写真家黎明期を支えた同氏は、1974年にはニューヨークで開催された合同展覧会「New Japanese Photography」で一際高い評価を獲得している。

「自分とは何者か?」。妻や家族、あるいはカラス、猫など、身近なモチーフにレンズを向けながらも、常に自分と対峙してきた深瀬。彼が問いかけ続けた命題は、2012年の没後なお鮮烈なメッセージを見るものに投げかけている。

深瀬の元妻であった洋子が1973年発刊の「カメラ毎日」誌別冊にて寄稿した原稿の題名を引用した今回の個展、「救いようのないエゴイスト」。洋子が記事内で著した「彼の写した私は、まごうことない彼自身でしかなかった」という言葉は、本展覧会の作品群の背景に深瀬昌久という人物像を浮き彫りにしている。

「屠」(1963年) | © Masahisa Fukase Archives

「屠」(1963年) | © Masahisa Fukase Archives

<イベント情報>
「救いようのないエゴイスト 」
会期: 5月29日 (金) ~ 8月14日 (金)
休館日: 不定休
時間: 11:30-21:00
場所: DIESEL ART GALLERY
住所: 東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F
協力: 深瀬昌久アーカイブス / カイジュウインク、TRNK / フォトグラファーズ・ラボラトリー、ルーニィ・247フォトグラフィー、株式会社サンエムカラー/マルニ額縁画材店

問い合わせ先/03-6427-5955
HP: https://www.diesel.co.jp/art/