Will Rogan Holds Solo Exhibition 'Clocks and other problems'

MISAKO & ROSEN の新スペース、こけら落としは国内6年ぶりのウィル・ローガン展

© Will Rogan

Will Rogan Holds Solo Exhibition 'Clocks and other problems'
Will Rogan Holds Solo Exhibition 'Clocks and other problems'
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MISAKO & ROSEN の新スペース、こけら落としは国内6年ぶりのウィル・ローガン展

Will Rogan Holds Solo Exhibition 'Clocks and other problems'

新スペースへと移転した MISAKO & ROSEN (ミサコ・アンド・ローゼン) にて、サンフランシスコを拠点に活動するアーティスト、 Will Rogan (ウィル・ローガン) の個展「Clocks and other problems」が開催中。会期は11月15日 (日) まで。

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新スペースへと移転した MISAKO & ROSEN (ミサコ・アンド・ローゼン) にて、サンフランシスコを拠点に活動するアーティスト、 Will Rogan (ウィル・ローガン) の個展「Clocks and other problems」が開催中。会期は11月15日 (日) まで。

同氏は近年、バークレー美術館 (カリフォルニア、2014年)、カリフォルニア大学アーバイン校 (2013年) 、Objectif Exhibitions (アントワープ、2012年) 等で個展を開催。日本国内では、同ギャラリーにおける展覧会に加えて、森美術館で開催された「笑い展:現代アートに見る「おかしみ」の事情」 (2007) にも参加し、積極的に作品を発表してきた。

同ギャラリーにおいて6年ぶりの個展となる本展では、バランスと時間に対する作家の感心を具体化した、複数の彫刻作品が展示される。

抽象的な時計や天井から吊られたモビールは、同氏がかつて住んでいた/いま住んでいる家から取られた木材や、そういったパーソナルな関係性がより薄いファウンド・オブジェクト (南北戦争時代のドミノなど) を使って作られたもので、展覧会全体を通じて、ある種の不安定性を示している。会場のあちこちにある白と黒で塗られた半抽象的な形態は、かつて存在していた事物の残骸であると同時に、新たに生み出された彫刻の構成要素という役割を担っている。

さらに本展では、黒く塗られた木材と、忘れさられてしまったアーティストたちの写真 (サンフランシスコ・アート・インスティテュートの図書館で廃棄される直前だった作品集などからサルベージされたもの) で構成される彫刻的なコラージュ、「Mediums」シリーズの新作も展示される。

<展覧会情報>
ウィル・ローガン「Clocks and other problems」
会期: 2015年10月4日 (日) – 11月15日 (日)
時間: 火 – 土 12:00 – 19:00/日 12:00 – 17:00 (月祝休廊)
場所: MISAKO & ROSEN
住所: 東京都豊島区南大塚3-21-6 1F
Tel: 03-6915-2763
入場料: 無料
HP: www.misakoandrosen.com