アカデミー賞6部門ノミネート！スパイク・リー監督最新作『ブラック・クランズマン』の衣装スケッチを先行公開

Spike Lee (スパイク・リー) 監督最新作『ブラック・クランズマン』が3月22日より全国公開される。本作は、第71回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞しており、第91回アカデミー賞では6部門にノミネートされている話題作。TFPでは、どこよりもいち早く衣装デザイナー Marci Rogers (マーシー・ロジャース) がプロデュースした衣装のスケッチ画を劇中カットとともにお届け。

『マルコムX』や『ドゥ・ザ・ライト・シング』などで知られる Spike Lee 監督は今回、1979年に黒人刑事が過激な白人至上主義団体 KKK (クー・クラックス・クラン) に潜入捜査するという大胆不敵な事件を克明に綴った同名のノンフィクション小説を映画化。主演を演じるのは、『マルコムX』の主演を務めたオスカー俳優 Denzel Washington (デンゼル・ワシントン) の息子 John David Washington (ジョン・デヴィッド・ワシントン)。また、『スター・ウォーズ』新3部作でカイロ・レン役を演じ、『パターソン』や『沈黙 -サイレンス-』などでも知られる Adam Driver (アダム・ドライバー) や 『スパイダーマン:ホームカミング』で一躍脚光を浴びた女優兼モデルの Laura Harrier (ローラ・ハリアー) がキャストに名を連ねている。

同じく Spike Lee 監督による Netflix (ネットフリックス) シリーズ『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』で衣装デザイナー組合賞を受賞している Marci Rogers は、70年代のファッションでエネルギー溢れるブラック・パワーを再現。『國民の創生』と『風と共に去りぬ』といった映像作品をはじめ、アメリカ議会図書館や自身の母校であるハワード大学で当時の歴史的資料をもとに Marci Rogers は古着を調達し、主人公のロンの衣装は自ら制作している。また、Spike Lee は主人公に Nike (ナイキ) の「コルテッツ」を履かせるよう依頼したという。是非とも劇中では衣装にも注目していただきたい。

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Marci Rogers は下記のように衣装についてコメントしている。
「スパイクから、ロンの衣装についていくつか指示を受けた。ロンは、いろんな場面でジュエリーを身につけている。彼はそうやって、自分を上品で洗練された人物に見せているの。ジョンが衣装を身につけたところを見たとき、本物だ、と思った。まるで、70年代に瞬間移動したみたいだった。」

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