『夢のチョコレート工場』のスター Gene Wilder (ジーン・ワイルダー) が死去 享年83歳

ハリウッドの伝説のコメディ俳優 Gene Wilder (ジーン・ワイルダー) が他界した。享年83歳。Gene Wilder は、Tim Burton (ティム・バートン) 監督の『チャーリーとチョコレート工場』以前に Roald Dahl (ロアルド・ダール) の児童小説を原作に映画化した1971年のカルト的作品『夢のチョコレート工場』のウィリー・ウォンカ役で広く知られている。

『Variety (バラエティ)』によると、Gene Wilder は8月29日にアルツハイマー病の合併症のためコネチカット州スタンフォードの自宅で亡くなったことを彼の甥が発表した。Gene Wilder は、60年代よりキャリアをスタートさせ、コメディ映画の巨匠と呼ばれる米国人映画監督 Mel Brooks (メル・ブルックス) の代表作である『プロデューサーズ』に出演し、アカデミー賞助演男優賞にノミネート。その後も、Mel Brooks 監督作の『ブレージングサドル』や『ヤング・フランケンシュタイン』に出演し、人気を博す。また、2003年には米国のTVシリーズ『ふたりは友達？ウィル＆グレイス』に出演し、エミー賞も受賞した。

Mel Brooks は、「Gene Wilder は、私たちの時代の本当に偉大なタレントのひとりでした。彼は私たちの映画に魔法をかけ、私には友情を与えてくれました。」とコメントしている。

Gene Wilder-One of the truly great talents of our time. He blessed every film we did with his magic & he blessed me with his friendship.

— Mel Brooks (@MelBrooks) 29 August 2016