名門 XL Recordings の総帥リチャード・ラッセルが惚れ込む双子ユニット IBEYI (イベイー) が、最新アルバム『Ash』をリリース

名門 XL Recordings の総帥 Richard Russell (リチャード・ラッセル) が、今最も惚れ込んでいると言われるフランス/キューバ出身の双子ユニット、IBEYI (イベイー) が最新アルバム『Ash』のリリースを発表した。同時に Kamasi Washington (カマシ・ワシントン) 参加の新曲「Deathless」のミュージック・ビデオが公開された。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブで活躍したパーカッショニストの父と、ベネズエラ系フランス人の歌手の母を持ち音楽と共に育ってきた2人。デビューEPに収録された楽曲が Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) 2014-15 秋冬レディースコレクションで使用されるなどデビュー早々から業界の注目度は高く、彼女たちの名を冠した2015年のデビュー・アルバム『Ibeyi』で世界的評価を獲得。Beyoncé (ビヨンセ) が昨年リリースしたアルバム『Lemonade』のショートフィルムにもフィーチャーされるなど、ますます注目を集めるIBEYI。当時とは、彼女たち自身も世界情勢も全く違う状態である今、新たに完成した『Ash』は、より直感的で、パワフルな政治的ステートメントを含んでいる。公開された「Deathless」は、メンバーのリサが16歳の時の実体験をもとに、警官による暴行や人種差別といった組織的抑圧に限らない、あらゆる不正に対する彼女たちの強いステートメントとなっている。またアメリカの大統領選の期間中に作曲されたというタイトルトラック「Ash」は、希望が失われた全ての場所からポジティヴな力を引き寄せる曲を書こうとして生まれたという。

IBEYI Photo by Amber Mahoney

Richard Russell がプロデュースを手掛け、彼女たちのルーツであるヨルバの伝統音楽をブレンドしたポップかつソウルフルな楽曲を通して、女性であること、精神性、行動主義、レイシズムといったテーマを掘り下げた本作には、新たな黄金期を迎えた新世代ジャズのトップに君臨する Kamasi Washington の他、天才音楽家 Chilly Gonzales (チリー・ゴンザレス) や、コンテンポラリー・ジャズ・シーンからファンクR&Bを股にかけ活躍する孤高のアーティスト、Meshell Ndegeocello (ミシェル・ンデゲオチェロ)、スペインの La Mala Rodríguez (マラ・ロドリゲス) といった豪華なゲストが参加する。IBEYI の2ndアルバム『Ash』は、9月29日 (金) にデジタル配信され、国内盤CDが10月6日 (金) にリリースされる。

ibeyiさん(@ibeyi2)がシェアした投稿 – 2017 9月 1 7:20午前 PDT

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