Courtney Barnett (コートニー・バーネット) と Kurt Vile (カート・ヴァイル) のコラボレーションアルバムが発売

Courtney Barnett (コートニー・バーネット) と Kurt Vile (カート・ヴァイル) のコラボレーションアルバム『LOTTA SEA LICE』が10月13日(金) より発売される。Dirty Three (ダーティー・スリー) や Warpaint (ウォーペイント) のメンバーも参加した注目作の発売に先立ち、ピッチフォーク「Best New Track」を獲得した楽曲のミュージック・ビデオが解禁された。

2015年にデビュー・アルバム『Sometimes I Sit and Think, and Sometimes I Just Sit』で瞬く間に世界中から注目を集めたオーストラリア出身のギター・ヒロイン Courtney Barnett、そして The War On Drugs (ザ・ウォー・オン・ドラッグス) の初代ギタリストとしても知られ (2009年に脱退)、ソロ・アーティストとしても4th『Smoke Ring For My Halo』で一躍USインディー・シーンを代表する本格派シンガー・ソングライターとして人気を集める Kurt Vile。共に新作が待望されている二人が、コラボレーション・アルバムのリリースを発表し、さっそく解禁された楽曲「Over Everything」がピッチフォーク「Best New Track」を獲得するなど、大きな話題となっている。

まるで、気の合うアーティスト同士の飾ることのない対話がそのまま作品になったかのように、本作は互いを尊敬し合う Courtney と Kurt の音楽愛が満ち溢れた作品となっている。二人が出演し、映像作家／写真家の Danny Cohen (ダニー・コーエン) が監督を務めたミュージック・ビデオと共に公開された「Over Everything」は、今回のコラボレーションにおいて、いちばん最初に書かれた楽曲で、ソングライティングとインスピレーションに関する二人の会話劇となっている。

Courtney Barnett & Kurt Vile『LOTTA SEA LICE』¥2,200

またアルバムには、Dirty Three の Jim White (ジム・ホワイト) と Mick Turner (ミック・ターナー)、Warpaint の Stella Mozgawa (ステラ・モズガワ) らが参加。さらに、お互いの楽曲のカヴァーもレコーディングされており、Courtney の楽曲「Outta the Woodwork」では、Kurt がリード・ヴォーカルを担当しつつ、Courtney 自身もバック・ヴォーカルを務めている。一方 Courtney がソロでカヴァーした Kurt の「Peepin’ Tomboy」も収録されている。本作は、Courtney Barnett と Kurt Vile という二人の素晴らしいシンガーソングライターが心底音楽を楽しむ姿を映したドキュメントであり、それこそが本作をより特別なものとしている。