週末のユニフォームにどうぞ、おふざけで始まったTシャツブランド Carne Bollente (カルネボレンテ) を本気でチェックする理由

Photo courtesy of brand

プリントTシャツにはうんざり？ちょっとお待ちを。Tシャツがぎゅうぎゅうに詰まったワードローブに、もう1枚だけ追加することになるから。

Tシャツブランド Carne Bollente (カルネボレンテ) の名前を初めて聞いたのは数年前のこと。ブランドの発起人はサクセス所属のパリのメンズモデル Felix Gesnouin (フェリックス・ジェスノワン) とアーティストの Agoston Palinko (アゴストン・パリンコ)、Theodore Famery (テオドル・ファメリ)、Leo Jacques (レオ・ジャック) のお友達グループ。そこにセールスの手伝いで入っていた日本人の友人が、おふざけでセックスをモチーフにした刺繍入りTシャツを作ったと見せてくれたことを覚えている。

felix gesnouinさん(@felixgesnouin)がシェアした投稿 – 2017 4月 10 11:16午後 PDT

正直、当初の印象は「ああ、またか」。同時期に、日本でも、ヨーロッパでも、周りのティーンエイジャーがこぞって “ファッションブランド” を立ち上げ、プリントTシャツを作っていたからだ。Carne Bollente の場合プリントではなく刺繍だから若干手がかかっているものの、モチーフは3つか4つ。ベースは無地の白いTシャツ。無責任に「がんばって！」と応援したことを覚えている。

そこから数年。気づいたら周りで “あのモチーフ” が度々目に入るようになった。それも、撮影に来たモデルが私服で着ていたり、クラブで見かけたお洒落な子が着ていたり。おまけに、見たことの無い新作モチーフも増え、どんどん周りで “Carne Bollente クルー” が増殖していくのを実感している。

聞くと、4型で始まったデザインは数シーズンで20型へと増え、現在世界15カ国、50店舗に展開、売り上げはファーストコレクションに比べて20倍以上に成長しているという。すごい、本気のおふざけにみんなが便乗している。

現在日本で主に取り扱っているのは k3(ケイスリー)、Bonjour Records (ボンジュール・レコーズ)、H by United Arrows (エイチ・バイ・ユナイテッド・アローズ) 等。ちなみに4月21日から28日まで、表参道の grapevine by k3 aoyama (グレープヴァイン バイ ケイスリー アオヤマ) にてポップアップも開催。ポップアップストアでは、ここでしか手には入らない限定デザインも披露されるほか、初日の21日にはパリからファウンダーも来日する。レイジーな週末のユニフォームにぴったりなセクシーTシャツをゲットしに、そして少し遅めの花見気分でお店へ足を伸ばしてみるが吉。

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