Olivier Roustein (オリヴィエ・ルステン) がバレンタインに向けてフランス郵便局の切手をデザイン

Balmain (バルマン) のクリエイティブ・ディレクター Olivier Roustein (オリヴィエ・ルステン) がバレンタインに向けてフランス郵便局の切手のデザインを手掛けた。

フランスの郵便局が、一年に一度バレンタインに向けてファッションデザイナーとコラボして発売するハート形の切手コレクション。『WWD』によると、2017年版のデザインは Olivier Roustein が手掛けたことが明らかになった。Balmain の2017年春夏コレクションを反映させたというデザインは、ストライプのダイヤのパターンにブランドのロゴがプリントされ、バロック建築のモチーフが配されている。この切手シリーズには、Yves Saint Laurent (イヴ・サンローラン)、Christian Lacroix (クリスチャン・ラクロワ)、Chanel (シャネル)、Hermès (エルメス)、Lanvin (ランバン) というフランスを代表する錚々たるブランドが参加してきた。Olivier Roustein による切手コレクションは、1月23日よりフランス郵便局とオンライン上にて発売され、現在購入可能だ。

また、アメリカの郵便局では、著名フォトグラファー・デュオの Inez Van Lamsweerde & Vinoodh Matadin (イネス・ヴァン・ラムスウィールド&ヴィノード・マタディン) によって撮影された Oscar de la Renta (オスカー・デ・ラ・レンタ) のモノクロのポートレイトと彼のコレクションがプリントされた11種類の切手が2月16日より発売される。

2017年を迎えて、ファッション史に残る新旧デザイナーの切手が発売されるというニュースは、なんとも興味深い。ファッション・スタンプ(切手)ブーム到来の兆しかもしれない。