BVLGARI (ブルガリ) 流、究極の一皿。Luca Fantin (ルカ・ファンティン) による初のフォトレシピ本が創刊

BVLGARI Il Ristorante

イタリアが誇るハイジュエラー BVLGARI (ブルガリ) の提案するライフスタイルは、煌びやかなジュエリーに等しくラグジュアリーでモダン、そして予想だにしない驚きに満ち溢れている。昨年で創設130周年を迎えたメゾンが、新業態となる Bulgari Hotels and Resorts (ブルガリ ホテルズ ＆ リゾーツ) をオープンしたのが2001年。その3年後にあたる2004年にはミラノに初となるホテルをオープンし、2006年には2店舗目となるホテルがバリに、そして2007年には待望の国内初レストラン業態 BVLGARI Il Ristorante (ブルガリ イル リストランテ) が上陸を果たした。

ブルガリ ホテルズ ＆ リゾーツが志すのは、所謂「三ツ星ホテル」ではない。むしろ、極めて限られたロケーションを舞台に、地域に根ざした「究極のラグジュアリー」。そのフィロソフィーは、2009年より同レストランのエグゼクティブシェフを務める Luca Fantin (ルカ・ファンティン) の手がけるクリエイションにおいても同様だ。

Luca Fantin © BVLGARI Il Ristorante

イタリア、ローマに構える三ツ星レストラン La Pergola (ラ・ペルゴラ) の副料理長を経験してきたイタリア料理の権威である Luca が繰り出すキュイジーヌは全て、日本全国を渡り歩いて厳選された食材によって作り出されている。

「ファンティンの料理は完全にイタリア料理であり、繊細な味を控え目に表現しているという点では日本料理的でもあります。張り詰めたミニマリズムでワクワクさせ、タイムレスでありながらコンテンポラリーな料理なのです。」と語るのは、世界的著名フードライターの Andrea Petrini (アンドレア・ペトリーニ)。日本の豊かな大地が育んだ食材たちは、Luca のイマジネーションにより極めてシンプルでありながら創意性に溢れた一皿へと変身を遂げるのだ。

今回、来日7年目を迎える Luca のフードクリエイションを編纂した限定レシピブック『LA CUCINA DI LUCA FANTIN』が創刊。書籍内では、日本の美しいランドスケープや食材、そしてジュエリーセッティングのように精緻なプレートセッティングまで、美しいポートレートと共に掲載。出版社は NY の ASSOULINE (アスリーヌ)。後半にはそれぞれのレシピも収録されている。

『LA CUCINA DI LUCA FANTIN』