Claridge’s

Claridge’s | クラリッジズ

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Claridge’s | クラリッジズ

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クラリッジズはロンドンで随一のホテルで、間違いなく最も格式のあるホテルです。メイフェアーに位置するこのランドマークは、かつてヨーロッパの国王達が第二次世界大戦のほとぼりが冷めるのを待った場所でもあります。改装後もアールデコの趣が時代を超えて保たれています。黒い天幕を通り過ぎてエントランスホールに入ると、ラリックの花びんや金色の柱が目に飛び込んできます。圧倒されるような階段の真鍮のてすりは毎日欠かさず磨かれています。手動エレベーターにはそれぞれソファーが備わっています。

提供: Tablet Hotels

クラリッジズはロンドンで随一のホテルで、間違いなく最も格式のあるホテルです。メイフェアーに位置するこのランドマークは、かつてヨーロッパの国王達が第二次世界大戦のほとぼりが冷めるのを待った場所でもあります。改装後もアールデコの趣が時代を超えて保たれています。黒い天幕を通り過ぎてエントランスホールに入ると、ラリックの花びんや金色の柱が目に飛び込んできます。圧倒されるような階段の真鍮のてすりは毎日欠かさず磨かれています。手動エレベーターにはそれぞれソファーが備わっています。

ビクトリア女王やユジニー皇后も愛用していたこのホテルは、滞在客を必ず満足させてくれます。アンナ・ウィントゥアーもファッションコレクション中に滞在し、エリザベス女王も年に1度はロイヤルスイートで昼食を取ります。しかし我々としては伝統的なイギリスのカントリーハウス調の客室よりも、アールデコ調の客室を好みます。30年代を思わせるバスルームにはシャワーもついています。ノズルが複雑で操作にまごつくかもしれませんが、ディナープレートほど大きなシャワーヘッドで浴びるシャワーの余りもの心地よさに、ヘッドを盗もうとする客がいたほどです。

リーディングルームではティーも振る舞われます。銀のティーポットとゴールドで縁取られたボーンチャイナで頂くスコーンはまさにイギリスNo.1です。レストランはいわゆる昔のスタイルで、たとえばウズラの卵のチキンパイといった特別料理はメニューには載っていません。特記すべきはバーです。クラリッジズは本来さほど若者受けする場所ではありませんでしたが、最近では意外にも若いジェット族の人気を集めています。

クールなテーストを取り入れながらも、古き良き伝統を守るといったホテルの姿勢は変わっていません。スタッフもヒップなホテルで見かける黒ずくめの澄ました男性達とは似ても似つかず、全員身だしなみをきちんと整え、クラシックな服装に身を包み、わきまえを心得ています。コンシェルジュのジョン・スパーは30年のベテランで、紛失したスーツケースから迷子まで突き止めてしまうプロ中のプロです。ドアマン、ウェイター、フットマン、受付係、全員が非常に礼儀正しく、これがファンから絶大な支持を得ています。クラリッジズではマナーもインテリアも決して流行に左右される事はないのです。

アクセス:ボンドストリート駅もしくはマーブルアーク駅から徒歩6分。