バングラデシュで Gap の衣料品工場が放火で全焼

Photo by Abir Abdullah via Flickr

バングラデシュの首都ダッカから40キロメートルほどのガジプールにある、衣料品工場が放火され全焼した。同工場はGap (ギャップ) の主要サプライヤーのひとつであり、規模的にもバングラデシュでトップ10に入り、18,000人の従業員が働いていた。

同工場の従業員の一部が実行犯とされており、同僚が警察に射殺されたと思ったことが犯行のキッカケとなった。実際に従業員が撃たれたかは定かではない。また、犯人一味はこの工場以外にも２棟のビルに火をつけている。バングラデシュ縫製品製造業・輸出業協会のプレジデントによると、工場が全焼したせいで、このままでは従業員全員が職を失う可能性が高まっている、としている。