OLIVIER THEYSKENS Spring Summer 2018 Collection

COLLECTION | Oct 11, 2017 9:00 PM
2018年春夏パリコレクションをファッションディレクター萩原輝美が速報レポート。OLIVIER THEYSKENS (オリヴィエ・ティスケンス) 2018年春夏コレクション

Olivier Theyskens (オリヴィエ・ティスケンス) が自身の名前のブランドで再デビューして3シーズン目のコレクションを発表した。先シーズンはリヨン駅構内の歴史あるレストランで披露したが、今シーズンは新しいショールーム兼自宅のある白いギャラリーでの発表だ。真のラグジュアリーを極めたいという Theyskens が付けたコレクションタイトルは「She walks in Beauty」彼女は美の中を歩く。これは10月11日からアントワープのモード美術館 (MOMU) で開催される Olivier Theyskens 回顧展のテーマでもある。

コレクションはシンプルを極め、色はモノトーンをベースに花をイメージした、赤、紫などが加わる。シルクベルベットとサテンを切り替えたテーラードコートはカーディガンのように羽織り、現代的な女性の着こなしに合わせている。ジャケットのインナーには透ける素材で鎖骨をのぞかせ、ロングスカートはボタンを外して自由にスリットを作る。着る人のボディと動きによって服が、女性が美を共作しているようだ。デビュー当時から使っていたアイコンのフックがアクセントに使われてエッジを効かせている。首元に斜めにフックがついた白Tツャツと黒レースの段々スカートの組み合わせは大好きなルックだ。特殊ななめし方によるしなやかなナッパや繊細なレース、最上級の素材をさりげなく使っている。

展示会で服の作りを見て、隠れた手技に驚いた。ニットのリンキング部分にはシルクグログランを当て美しく仕上げている。オーガンジーのブラウスのトップには2枚、ペプラムには3枚布を重ねてグラデーションを演出する。まだ40歳の Theyskens。Rochas (ロシャス)、Nina Ricci (ニナ リッチ) のラグジュアリーブランドに Theory (セオリー) のアーティスティック・ディレクターを経て、真の女性の美しさを表現するコレクションに挑んでいる。見るほどに魅力を感じるコレクション。今の時代に合ったリアルでしなやかなラグジュアリーブランドになりそうだ。これからますます期待したい。

©︎ OLIVIER THEYSKENS

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