TFP Recommends Exhibitions

【開催中】 今週のTFP的おすすめ展覧会

フィリップ・フラニエール「Greppon」シリーズより Untitled, 2018

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【開催中】 今週のTFP的おすすめ展覧会

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現在開催中の展覧会や写真展、アートイベントから、The Fashion Post (ザ・ファッションポスト) のおすすめを毎週ピックアップ。今週はどこへ行こう。

※新型コロナウイルスの感染予防の取り組みに関する最新の情報については、各施設の公式サイトにてご確認をお願いします。

7月27日〜8月2日

 

 

花代「Keep an Eye Shut Ⅲ」

©Hanayo

80年代より、写真、映像、パフォーマンス、音楽などジャンルを横断しながら作家活動を続けてきたアーティストの花代。今回、その活動の30周年を記念して、東京都内各所で「花代まつり」が開催される。恵比寿のアートブックショップ POST では、写真作品の展示をがじめ、彼女の写真活動を総括する写真集『Keep an Eye Shut』を先行販売。また、会場限定で関連書籍を購入すると、リソグラフポスターのプレゼントも。

場所: POST
住所: 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
開催期間: 7月24日(土)~8月15日(日)
営業時間: 11:00-19:00
定休日: 月曜
入場料: 無料
HP: post-books.info
 

 

フィリップ・フラニエール「Balancing Act」

「Greppon」シリーズより Untitled, 2019

Philippe Fragnière (フィリップ・フラニエール) は、写真家としてコンセプチュアルなテーマを掲げた写真群を精力的に発表する傍ら、名だたるメゾンからファッション誌でも活躍するスイス人フォトグラファー。本展では、作家の2つの代表的な写真シリーズ「Greppon」、「Punctum」の最新作により構成。自然や高山の環境に結びついた神話を探究したいという思いから生まれた「Greppon」からは、過去5年間にスイスのワリスで撮影された作品群を展示。また、新型コロナウイルスによるロックダウン時に作家のスタジオでスタートした「Punctum」は、拾った物を用いて、形而上学を探求する実験的なシリーズ。会場では、エディション付ポスターと、シリーズに合わせた ZINE が販売され、どちらも数量限定となっている。

場所: SAI
住所: 東京都渋谷区神宮前 6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
開催期間: 7月30日(金)~8月22日(日)
営業時間: 11:00-20:00
定休日: なし
入場料: 無料
HP: www.saiart.jp

 

 

花代「hanayo IV – Keep an Eye Shut I」

花代 「無題」 1997年 Cプリント © Hanayo

六本木のタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムでは、1996年に開催されたタカ・イシイギャラリーでの初個展「花代」での展示作品を含む、1989年頃から1996年頃までの初期作品を中心に展示。1996年は、のちに花代の作品世界において欠かすことのできない重要なモチーフとなる愛娘・点子が生まれた年でもあるが、本展では点子誕生以前の作品に焦点を当てる。点子をはじめとした花代の周辺の人々が頻繫に登場する渡英以降の作品とは表情が変わるシュルレアリスティックな世界をお見逃しなく。

場所: タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
住所: 東京都港区六本木5-17-1 AXISビル 2F
開催期間: 8月6日(金)~9月11日(土) ※夏季休廊は8月8日から16日まで
営業時間: 12:00-18:00
定休日: 日・月・祝日
入場料: 無料
HP: www.takaishiigallery.com

 

 

カルティエ現代美術財団「横尾忠則:The Artists」

©Tadanori Yokoo

アーティストや哲学者、科学者など、カルティエ現代美術財団の依頼を受け、横尾忠則が描いた肖像画のシリーズ全139作品が21_21 DESIGN SIGHTに集結。三宅一生や石上純也や川内倫子、アニエス・ヴァルダ、 蔡國強といったオーソリティらそれぞれの特異性を生かし、ユニークなキャラクターの個性を表現した肖像画群は必見だ。また、会場では映像作家の岡本憲昭による映像も楽しむことができる。

場所: 21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
住所: 東京都港区赤坂9-7-6東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
開催期間: 7月21日(水)~10月17日(日)
営業時間: 平日 11:00—17:00、土日祝 11:00—18:00
定休日: 火曜
入場料: 無料
HP: www.2121designsight.jp

 

 

プラダ財団「Sturm & Drang Preview Services」

©PRADA

ルイージ・アルベルト・チッピーニ、フレディ・フィッシュリ、ニールス・オルセンらがキュレーションを手がけ、コンピュータ生成画像(CGI)の実践、体験、環境を探求する「Sturm & Drang」。プラダ財団の支援を得て企画された本展では、3つのインスタレーションを通して、ポストプロダクションのような現代の画像作成・加工の方法より生じる「本物の表現」の疑問に挑む。ヘルツォーク&ド・ムーロン設計による象徴的なプラダ 青山店にてコンピュータスカルプチャの複雑さ、現代の画像制作、そしてそれが私たちの日常の認識に与える影響について一考してみてはいかがだろうか。

場所: プラダ 青山店 5階
住所: 東京都港区南青山5-2-6
開催期間: 7月22日(木)~11月26日(金)
営業時間: 11:00—20:00
定休日: なし
入場料: 無料
HP: www.prada.com

 

 

ジョナサン・チャプリン「Statuesque」

ジョナサン・チャップリン「Standing Figures I (Dusk)」(2021) ©Jonathan Chapline Photo by Shigeru Tanaka Courtesy of NANZUKA

セザンヌやピカソ、フェルナン・レジェらの作品を研究対象としつつも、自身の絵画制作に必要なあらゆる物理的な要素を、予め3Dプログラムを駆使したコンピューターの画面上でシミュレートするという独自の手法で作品を発表してきたアメリカ人若手アーティスト、ジョナサン・チャプリン。2020年1月にNANZUKAで開催された大型個展に続き、今回は新作を携えて、NANZUKA 2Gにて個展を開催。また、3110NZ by LDH kitchenでも展示「Private Domain」が同時開催される。

場所: NANZUKA 2G
住所: 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 2階
開催期間: 2021年7月22日(木)~8月15日(日)
営業時間: PARCOの営業日に準ずる
入場料: 無料
HP: nanzuka.com

 

 

美波「eN(えん)」

Anonymous / 2021

国際的に活躍する女優であり、表現者として演劇や絵画、映像制作にも挑戦している美波が、自身にとって3回目となる個展を帝国ホテルプラザ2F のコマーシャルギャラリー「MEDEL GALLEY SHU」にて開催。これまで描き溜めてきた油絵、16年前に撮影した短編映画の続編、コラージュ作品を一挙に展示。創作方法を限らず、自らの奥深いところに潜んでいる感情や物語を語り、人生のまだ見ぬ正解を探り出そうとする彼女の軌跡を振り返る展示となっている。

場所: MEDEL GALLERY SHU
住所: 千代田区内幸町1−1−1 帝国ホテルプラザ2F
開催期間: 7月21日(水)~8月1日(日)
営業時間: 11:00-19:00 *最終日は17:00まで
定休日: なし
入場料: 無料
HP: medelgalleryshu.com

 

 

髙橋恭司「Midnight Call」

高橋恭司「Midnight Call」

髙橋恭司の新作写真集「Midnight Call」刊行を記念した個展が東京・吉祥寺の book obscura (ブックオブスキュラ) にて開催。2019年のパンデミック直前に、近代写真の始まりの地にして、万博・オリンピックといった近代国家的スペクタクルの象徴の地でもあるパリを訪れた髙橋が撮影した作品が並ぶ。常にオルタナティブな存在であり続けてきた写真家は近代の果てで何を見、何を思ったのか。会期中には、トークイベントおよびポートレート撮影会も開催予定だ。

場所: book obscura
住所: 三鷹市井の頭4-21-5 #103
開催期間: 7月15日(木)~8月9日(月)
営業時間: 12:00~19:00
定休日: 火・水曜
入場料: 無料
HP: bookobscura.com

 

 

桑田卓郎「TEE BOWL」

桑田卓郎「TEE BOWL」(2021) Photo by Yasushi Ichikawa ©Takuro Kuwata, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

ニューヨーク、ロンドン、ブリュッセルなど、世界各地で個展を開催し、その圧倒的なオリジナリティで鑑賞者を魅了してきた陶芸家の桑田卓郎。ビビッド、またメタリックな色彩、そして一度見ると忘れられない、梅花皮(かいらぎ)や石爆(いしはぜ)といった、陶芸の技術に基づきながらも独特の造形が高い評価を得てきた。本展では茶碗から発展した彫刻作品等、新作を約15点、グループで見せるのではなく、一点一点が内包する制作の過程を味わうことができるように展示する。

場所: KOSAKU KANECHIKA
住所: 東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 5F
開催期間: 7月17日(土)~8月21日(土)
営業時間: 11:00-18:00
定休日: ⽇・⽉・祝
入場料: 無料
HP: kosakukanechika.com

 

 

Haroshi「I versus I」

渋谷神宮前の新ギャラリー NANZUKA UNDERGROUND (ナンヅカ アンダーグラウンド) にてストリートカルチャーで絶大な支持を集める Haroshi (ハロシ) の個展が開催。「己との戦い」というテーマのもと、使い終わったスケートデッキを刻んで平らに並べ直し、スケーター1人1人の個人史とスケートボードカルチャーの総体を絵画として構成したモザイク平面作品「Mosh Pit」、スケートボードとそのカルチャーを愛するものへの守り神としての彫像作品「GUZO」シリーズ、また古いプラスティックビニール製のアクションフィギアを修復改造し、新たな命を吹き込んで生まれ変わらせたモノへの愛情を象徴するソフビ作品のシリーズという3つのシリーズから渾身の新作を展示する。

場所: NANZUKA UNDERGROUND
住所: 東京都渋谷区神宮前 3-30-10
開催期間: 7月10日(土)~8月8日(日)
営業時間: 11:00~19:00
定休日: 月曜
入場料: 無料
HP: nanzuka.com

 

 

猪瀬直哉「Vacation on the Blue」

猪瀬直哉 「Vacation on the Blue」2021 ©THE CLUB

THE CLUB (ザ クラブ) での個展は3回目という猪瀬直哉は、自然界とそこにおける人間の強欲な在りかた、それによって生み出される不調和な関係性を探求するロンドン拠点のアーティスト。本展では、プールをモチーフとする新作を中心に展示。コロナという壁を前に、バケーションへの嫌悪を擬似的に解消し、地球にとっても新たなスタートを切る意味でも回復する上でも休暇が必要だということを提示する。猪瀬の真骨頂である緻密な描写のキャンバス作品に加え、今回自身初となる立体作品も登場する。

場所: THE CLUB
住所: 東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F
開催期間: 7月3日(土)~8月27日(金)
営業時間: 12:00~19:00
定休日: 日曜、月曜
入場料: 無料
HP: theclub.tokyo

 

 

坂口恭平「Water」

建築家、作家、画家、音楽家……肩書きにとらわれない活動を展開し、精力的に作品を発表し続ける坂口恭平。また、自ら躁鬱病であることを公言し、自らの携帯電話番号を公開した相談活動「いのっちの電話」を続けている。そんな同氏が山梨県の八ヶ岳の麓に位置するギャラリー&カフェ、Gallery Trax (ギャラリートラックス) にて個展を開催。豊かな自然に囲まれながら、いつもとは一味違うアート体験を楽しんでみてはいかがだろうか。

場所: Gallery Trax
住所: 山梨県北杜市高根町五町田1245
開催期間: 7月3日(土)~8月1日(日)
営業時間: 11:00~17:00
定休日: 火曜~木曜
入場料: 無料
HP: www.gallery-trax.com

 

 

宮島達男「Keep Changing」/「Continue Forever」

Photo by Nobutada Omote

宮島達男は、3つのコンセプト(それは変化し続ける、それはあらゆるものと関係を結ぶ、それは永遠に続く)の下、デジタルカウンターを使用したオブジェ作品で世界的に知られているコンセプチュアル・アーティスト。Akio Nagasawa Galleryは、「Keep Changing」展として鑑賞者に能動的な態度を促すものであり、鑑賞者によって変化し続ける“Painting of Change”と“Object of Change”が展示される。

場所:Akio Nagasawa Gallery Ginza
住所:東京都中央区銀座4-9-5 銀昭ビル6F
開催期間:2021年6月24日(木)~10月2日(土)
営業時間:11:00‒19:00
※土曜日は13:00‒14:00 CLOSE
定休日:日曜・月曜・祝日
入場料: 無料
HP: www.akionagasawa.com

「10 Mame Kurogouchi」

Mame Kurogouchi がブランド設立10周年を記念した展覧会をデザイナー黒河内真衣子の出身地であり、Mame Kurogouchi が制服をデザインした長野県立美術館にて開催。黒河内の私小説的とも言えるクリエイションの背後に複雑にレイヤーされた諸要素を視覚化し、10 年間に及ぶ創作の旅路をデザイナー自身のダイアリー、着想源となった品々や写真、テキスト、オリジナルのテキスタイル、コレクションのアーカイブなどを用いて多面的に紹介する。

場所:長野県立美術館
住所:長野市箱清水1-4-4
開催期間:6月19日(土)~8月15日(日)
営業時間:9:00-17:00
定休日:水曜日
入場料:500円(一般)
HP:nagano.art.museum

 

 

「constellation #02」

TFP連載中のリレー企画「写真家たちの目線」第10回に登場してくれた西野壮平をはじめ、個性豊かな作家たちが勢ぞろいしたグループ展。多種多様な作品が空間にひしめく合う様はまさに夜空に浮かぶ星のように、観る者がそれぞれの星座を結ぶことの出来る展示となっている。今展ではアーティスト同士の共作などに見られる様々な制作過程の作品を中心に制作時における背景や工程を浮かび上がらせ、改めて作るという行為を考察する機会を作る。
出展作家:鬼頭健吾、顧剣亨、小林健太 + 横田大輔、鈴木ヒラク、多和田有希、築山礁太、長重之、冨井大裕、西野壮平、濱田祐史、ハヤシヤスヒコ、東島毅、平澤賢治、水木塁、南依岐、村田峰紀、山谷佑介、やんツー + NAZE

場所:rin art association
住所:群馬県高崎市岩押町5-24マクロビル
開催期間:6月20日(日)~8月15日(日)
営業時間:11:00-19:00
定休日:月・火曜日
入場料:無料
HP:rinartassociation.com

 

 

「ファッション イン ジャパン 1945-2020 —流行と社会」

戦後のもんぺからサステナブルな近未来まで、日本のファッションを包括的に紹介する世界初の大展覧会。流行の発信者であるデザイナーから提案された服やスタイルだけでなく、その受け手である消費者の動向という両サイドの視点から構成される。展示されているのは、各時代のアイコン的作品から、当時の写真や映像、雑誌、音楽に至るさまざまなメディア。これまでまとまって紹介されることのなかった、洋服を基本とした日本ファッションの黎明期から最先端の動向を、社会的背景とともに紐解く試み。島根県立石見美術館、神戸ファッション美術館の2館をはじめ、ブランドやアパレルメーカーが協力している。

場所:国立新美術館 企画展示室1E
住所: 東京都港区六本木7-22-2
開催期間: 6月9日 (水)~ 9月6日 (月)
営業時間: 10:00-18:00 ※ 毎週金・土曜日は20:00まで
定休日: 火曜
入場料: 1,700円 (一般)
HP: fij2020.jp

 

 

新・晴れた日 篠山紀信

〈晴れた日〉 1974年 東京都写真美術館蔵

1974年に『アサヒグラフ』誌で連載された後に写真集にまとめられた『晴れた日』は、篠山紀信の特徴を凝縮した一冊として知られる。「新・晴れた日」と題した本展は、この『晴れた日』の構造を使って、二部構成で60年間にわたる篠山紀信の116作品を展覧。第1部では写真界で注目を集めた1960年代の初期から、『晴れた日』や1976年のヴェネチア・ビエンナーレでも出品された『家』ほか、その後の幅広い活躍の原点となる1970年代までの主要作品で構成。第2部では、1980年代以降の作品を中心に、バブル経済による変貌から、2011年の東日本大震災を経て、2021年に向かい再構築される東京の姿まで、創造と破壊、欲望と不安が相即不離な変化の時代をとらえた作品を紹介。

場所: 東京都写真美術館 2・3F
住所: 東京都目黒区三田1-13-3
開催期間: 5月18日 (火)〜 8月15日 (日)
営業時間: 10:00~18:00
定休日: 月曜
入場料: 1,200円 (一般)
HP: topmuseum.jp

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