今週のTFP的おすすめ展覧会
開催中のTFP的
おすすめ展覧会
現在開催中の展覧会や写真展、アートイベントから、The Fashion Post (ザ・ファッションポスト) のおすすめを毎週ピックアップ。
今週はどこへ行こう。毎週火曜日更新。
「毛利悠子 Recompose ー 第60回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館帰国展」
第60回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館「Compose」展示風景 (2024年)
(主催:国際交流基金)
撮影:久家靖秀
2024年の第60回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表作家として参加し、大きな反響を呼んだ毛利悠子による帰国展。磁力や重力、水の循環といった自然現象を手がかりに、日用品や機器、果物など身近な素材を用いたインスタレーションを通して、目に見えないエネルギーやもの同士の関係性を探求してきた。本展では、ヴェネチアで発表された「Compose」を、横浜美術館の空間にあわせて「Recompose」として再構築。10年以上にわたり取り組む代表作『モレモレ』では、東京の地下鉄構内の水漏れから着想を得た即興的な水の循環システムを展開し、『Decomposition』では、朽ちゆく果物が生み出す変化を音や光へと変換する。「共に置く」という意味をもつ「Compose」の思想を引き継ぎながら、作品は新たな環境や人々との関わりのなかで姿を変え続ける。2年の時を経て、ヴェネチアから横浜へと舞台を移した本展で、自然や人、ものが織りなす目に見えないつながりに思いを巡らせてみては。
会場: 横浜美術館
住所: 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
会期:7月24日(金)〜11月23日(月・祝)
時間: 10:00-18:00 *11月21日、11月22日は20:00まで
休館日: 木 *8月13日、9月24日、11月19日は開館
HP: yokohama.art.museum
竹久直樹「撮影」
竹久直樹は、美術館やギャラリーをはじめ、屋外や廃墟、オルタナティブスペースなど、さまざまな場所で行われる展覧会の記録撮影に携わってきた。設営の現場にも立ち会いながら、作品だけでなく、そこに関わる人々や事物、空間の関係性までを捉え続けている。本展では、そうした記録をまとめた竹久初の写真集『撮影』の刊行を記念し、本書に収録された写真を展示する。タイトルの「撮影」は、江戸幕末期に写真技術を訳す過程で生まれた言葉であり、彼はこれを「まとまりようのないものたちを、そのまま見せ、残すことのできる技術」として解釈。他者の作品を記録し続けた写真を、自身の作品として新たな視点から提示する。会期中には、アーティスト・布施琳太郎、グラフィックデザイナー・星加陸、東京ステーションギャラリー学芸員・若山満大らを迎えたトークイベントも開催。記録と作品、撮ることと残すことの関係を問い直す本展に、ぜひ足を運んでみてほしい。
会場: POST
住所: 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 8月1日(土)〜8月23日(日)
時間: 11:00-19:00
休廊日: 月
HP: pointlessimages.com
出光真子「おんなの作品――ある映像作家の自伝」
出光真子 《主婦の一日》1977年 東京都写真美術館蔵 ©Mako Idemitsu
日本における実験映画・ビデオアートの先駆者として知られる映像作家、出光真子の大規模回顧展。1960年代末より映像制作を始めた出光は、自身の生活や実感をもとに、妻や母として生きるなかで抱えた葛藤や、女性を取り巻く社会構造をフィルムやビデオ、インスタレーションを通して描き続けてきた。その実践は、今日のジェンダーや身体をめぐる議論にも通じる視座を示している。本展では、東京都写真美術館が収蔵する43点を展覧会と上映会を通して網羅的に紹介。映像作家としての評価を決定づけた初のビデオ作品『おんなのさくひん』をはじめ、主婦という役割が内面化されていく過程を描いた『主婦の一日』や、創作と家庭のはざまで揺れる女性を映した『清子の場合』などを公開する。さらに、男女を象徴するオブジェに映像を投影した『Still Life』を含む5点のインスタレーションを展示するほか、1階ホールでは40作品を上映する特集上映会も実施。自身の経験を起点に、社会と個人の関係を等身大の視点で映し出した、出光ならではの映像表現を体感してみてほしい。
会場: 東京都写真美術館
住所: 東京都目黒区三田 1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
会期: 6月18日(木)〜9月21日(月・祝)
時間: 10:00-18:00 (木・金は20:00まで) *8月6日(木)~28日(金)の木・金曜日は夜間特別開館のため21:00まで開館
休館日: 月 *月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館
HP: topmuseum.jp
「カイ・フランク展 時代を超えるフィンランド・デザイン」
カイ・フランク 《KF486》 ゴブレット 1968年 ヌータヤルヴィ・ガラス製作所 Photo: Rauno Träskelin ©Architecture & Design Museum Helsinki
フィンランドを代表するプロダクトデザイナー、Kaj Frank (カイ・フランク) の大規模回顧展。人々の暮らしに寄り添うデザインを追求し、ガラス器「カルティオ」や陶磁器シリーズ「キルタ」、その後継となる「ティーマ」など、時代を超えて愛される名作を数多く生み出した。本展では、ヘルシンキ建築&デザイン・ミュージアムのコレクションを中心に、ガラス器や陶磁器をはじめ、これまで広く知られてこなかったテキスタイルや木製人形キットなどの初期作品、スケッチ、写真など250点以上を展示。日本との交流や、その思想を受け継ぐデザイナーたちにも光を当てながら、Kaj Frank の創作の軌跡とデザイン哲学を紐解く。今なお暮らしに息づく、彼のデザインの世界にぜひ足を運んでみて。
会場: 島根県立石見美術館
住所: 島根県益田市有明町5-15
会期: 6月27日(土)〜9月6日(日)
時間: 9:30-18:00
休館日: 火 *8月11日は開館
HP: grandtoit.jp
「ほぼ、空:青木淳 + リチャード・タトル」
建築家の青木淳と美術家 Richard Tuttle (リチャード・タトル) による協働展。タイトルの「空」は、「そら」と「くう」の両義性を持ち、光や影、大気に満ちた、絶えず移ろう空間そのものを意味する。会場では、Tuttle が考案した建材を用いた柱状の構造物、木々の葉とカタツムリを載せたバスケット、色薄紙による帯という3つのエレメントを軸に、青木が過去の展示台を再利用して制作した什器や照明を組み合わせ、建築と美術が交差する実験的な空間を展開。また、美術館全体の動線やミュージアムショップの配置も大胆に組み替え、建物そのものを作品の一部として再構成する。作品に導かれるように「ななめ上」を見上げることで、情報にあふれた日常から意識を解き放ち、光や空気の微細な変化に目を向けるきっかけを与えてくれる。
会場: 東京オペラシティ アートギャラリー
住所: 東京都新宿区西新宿3-20-2
会期: 7月18日(土)〜9月23日(水)
時間: 11:00-19:00 *入場は閉館の30分前まで
休館日: 月 *7月20日・9月21日は開館、7月21日、8月2日
入館料: 一般 ¥1,800、大・高生 ¥1,100、中学生以下無料
HP: operacity.jp
バオ バオ イッセイ ミヤケ「LAB. 01 BEYOND THE DIMENSIONS」
© ISSEY MIYAKE INC.
クリエイターや専門家との協働を通して、ブランドを象徴する三角形のピースの新たな可能性を探る「バオ バオ イッセイ ミヤケ LAB.」プロジェクトに、高次元空間をテーマに視覚芸術を探究する堂園翔矢が参加。堂園は、私たちには知覚できない四次元空間内で回転する三角形の軌跡を三次元、さらに二次元へと投影することで、見えない世界を新たな視覚表現へと変換してきた。本展では、その独自のアプローチとブランドを象徴する三角形のピースが交差し、数学的な思考とデザインが融合した作品を展開。さらに、堂園が生み出した幾何学的なグラフィックを、高度なインクジェット技術によって再現した「LUCENT」シリーズのトートバッグも発表。高次元空間という目に見えない世界を身近な造形へと置き換えた、堂園の視点に触れてみてほしい。
会場: BAO BAO ISSEY MIYAKE / AOYAMA
住所: 東京都港区南青山3-17-14
会期: 6月15日(月)〜8月31日(月)
時間: 11:00-20:00
HP: isseymiyake.com
「エットレ・ソットサス ー魔法がはじまるとき、デザインは生まれる」
「エットレ・ソットサス」展示風景 ©Yuya Furukawa
20世紀イタリアデザインを代表するデザイナー、Ettore Sottsass (エットレ・ソットサス) の国内初となる大規模回顧展。イタリアの事務機器メーカー Olivetti (オリベッティ) や家具メーカー Poltronova (ポルトロノーヴァ) で数々の名作を手がけ、1981年にはデザイナー集団 Memphis (メンフィス) を結成。合理性や機能性に囚われることなく、人々の感性を揺さぶる自由なデザインで、20世紀のデザイン史に大きな影響を与えた。本展では、石橋財団が所蔵する100点を超えるコレクションを中心に、家具やセラミック、ガラス器、写真、ドローイングなど全142点を公開。高さ約3メートルの柱状オブジェをはじめ、初期から晩年までの代表作、そして倉俣史朗や Michele De Lucchi (ミケーレ・デ・ルッキ) ら関連作家の作品や資料も紹介する。色彩豊かな造形と遊び心あふれるデザインが織りなす、Sottsass ならではの世界を訪れてみては。
会場: アーティゾン美術館6階展示室
住所: 東京都中央区京橋1-7-2
会期: 6月23日(火)〜10月4日(日)
時間: 10:00-18:00(金曜日は20:00まで) *入場は閉館の30分前まで
休館日: 月 *7月20日・9月21日は開館、7月21日、9月24日
入館料: ウェブ予約チケット ¥1,200、窓口販売チケット ¥1,500、学生無料(要ウェブ予約)
同時開催: 瀧口修造 「書くことと描くこと」
HP: artizon.museum/exhibition_sp/sottsass2026
「金属に学ぶ、五感で考える:夏のオープンクラス」
Leonor Serrano Rivas, Where We Expect to Find Flowers n3, 2025
Courtesy of the artist and carlier | gebauer
Photo: Roberto Ruiz
自然素材に関わる職人技術や手わざを継承・発展・共有するプログラム「スキル・アカデミー」の一環として、「金属」をテーマにした「夏のオープンクラス」が開催。本企画の中心となるグループ展「結合」では、実験的な手法で金属と向き合う3組のアーティストが参加。植物を電気鋳造によって金属化し、有機物と無機物が融合した生態系を描く Leonor Serrano Rivas (レオノール・セラーノ・リヴァス)、インタラクティブなカメ型ロボットを通して、人とテクノロジー、金属との関わりを探るアート・デザインユニット playfool (プレイフール)、そして炎色反応や花火の物質性を通して、金属が生み出す「色」を探究する花火師・島田清夏が、それぞれの視点から金属という素材の多面性を浮かび上がらせる。また、ジュエリー制作などのワークショップ、アーティスト・トークイベント、展示ガイドツアーなども実施。文明の発展を支え、人々の暮らしに寄り添い続けてきた金属。その奥深い魅力を、五感を通して感じてみては。
会場: SKAC (SKWAT KAMEARI ART CENTRE)
住所: 東京都葛飾区西亀有3-26-4
会期: 7月15日(水)〜8月16日(日)
時間: 11:00-19:00
休館日: 月、火 *7月20日(月)、8月11日(火)は開館
HP: hermes.com/maison-ginza-skillsacademy-metal-summer
「CFCL: Building the Aesthetic — 構築される美」
CFCL 初となるブランドブックの刊行を記念した展覧会。書籍の内容と呼応しながら、ブランドが追求する美学やクリエイションの背景を多角的な視点から紹介する。会場では、VOL.7から最新のVOL.12 コレクションまで、4名のフォトグラファーとパリで制作してきたシーズンビジュアルを一挙公開。さらに、写真家の高木由利子とのプロジェクト「Motion in Emotion」では、12台のモニターを用いたインスタレーションを展開。未公開作品と本展のための新作を織り交ぜ、高木が編集を手がけた「スチールムービー」として、静と動が交錯する表現を提示する。ランウェイショーやビジュアル撮影のメイキング映像も公開され、美が生まれるプロセスにも迫る。会期中には、クリエイティブディレクターの高橋悠介をはじめ、高木由利子ら、CFCL の世界観を支えてきたクリエイターによるトークイベントも開催。ブランドのクリエイションを支える美意識やものづくりの思想に触れることができる。
会場: GYRE GALLERY
住所: 東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3階
会期: 7月18日(土)〜7月30日(木)
時間: 11:00-20:00
HP: cfcl.jp/pages/building-the-aesthetic
「没後20年 ナムジュン・パイク|じゅげむ展」
ビデオアートの先駆者として知られる Nam June Paik (ナムジュン・パイク) の没後20年を機に開催される本展。子どもの長寿を願う落語『寿限無』になぞらえ、作品が時代を超えて生き続けることをテーマに構成される。ギャルリー・ワタリ時代から同館と歩んできたパイクの作品を通して、その創造性をあらためて見つめ直す。会場では、ワタリウム美術館の空間にあわせて制作されたインスタレーション『ケージの森/森の啓示』を中心に、『時は三角形』や『ロボットK-567』などの代表作を展示。実際の木々を用いた空間に映像や音が響き渡り、自然と文明、異なる時間が交差する世界を描き出す。また、未公開のコラージュ作品やドローイング、ブラウン管を用いた立体作品も公開。人と人とのつながりだけでなく、作品や記憶、風景との出会いまでも「縁」と捉えたパイクの視点に触れることができる。半世紀を経た今なお色褪せることなく、新たな視点を投げかけるパイクの作品世界を、ぜひ体感してみてほしい。
会場: ワタリウム美術館
住所: 東京都渋谷区神宮前3-7-6
会期: 7月19日(日)〜11月23日(月)
時間: 11:00-19:00
休館日: 月 *9月21日、10月12日、11月23日は開館
入館料: 大人 ¥1,500、大人ペア ¥2,600、学生(25 歳以下)・高校生・70 歳以上の方・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳お持ちの方および介助者(1名様まで) ¥1,300、小・中学生 ¥500
HP: watarium.co.jp
長島有里枝 「before the dog, behind the cat」
セルフポートレートや家族写真を通して自己と他者の関係性を問い続けてきた写真家、長島有里枝の個展。本展は「アーカイブ」を起点に、作品が時間の経過とともにどのように経験され、作家にとってどのような存在であり続けるのかを見つめ直す。長島はこれまで、写真を出来事の証拠ではなく、人や時間との関係のなかで生まれる「痕跡」として捉え、変化し続ける自己や他者を記録してきた。会場では、旧作に猫の写真やドローイングをコラージュしたシリーズをはじめ、1994年に渋谷・センター街で撮影したストリートスナップ、撮影時期の定かでないネガをアナログプリントしたモノクロ作品などを展示。1990年代から2020年代までの代表作を年代横断的に紹介することで、作品を固定された記録ではなく、時間とともに意味を更新し続ける「生きているアーカイブ」として立ち上がらせた。作品が生き続けるとは何か、その問いに思いを巡らせてみては。
会場: MINA (Museum of Imaginary Narrative Arts)
住所: 東京都渋谷区渋谷3-7-1
会期: 7月10日(金)〜9月27日(日)
時間: 11:00-22:00
HP: mina-shibuya.org
「ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―」
ルーシー・リー《青釉鉢》 1980年頃
井内コレクション(国立工芸館寄託)
撮影:品野 塁
20世紀を代表するイギリスの陶芸家、Lucie Rie (ルーシー・リー) の約10年ぶりとなる国内回顧展。オーストリア・ウィーンに生まれた Lucie Rie は、ろくろを用いた制作に魅了され陶芸の道へ進み、1938年にイギリス・ロンドンへ亡命後も制作を続けた。ろくろによる優美なフォルムや、象嵌や掻き落としといった装飾技法、釉薬が織りなす豊かな色彩を特徴とする作品を手がけ、東西の美意識を取り込みながら唯一無二の造形世界を確立した。本展では、国立工芸館に寄託されている井内コレクションをはじめとする代表作を展示。また、建築家・デザイナーの Josef Hoffmann (ヨーゼフ・ホフマン) や、イギリス陶芸の礎を築いた Bernard Leach (バーナード・リーチ)、現代陶芸を代表する Hans Coper (ハンス・コパー)、民藝運動を牽引した濱田庄司など、Lucie Rie と交流を重ねた作家たちの作品もあわせて紹介する。彼女が出会った人々や文化、時代背景をたどりながら、その創作の源泉と作品に息づく美学を紐解いてみては。
会場: 東京都庭園美術館
住所: 東京都港区白金台5-21-9
会期: 7月4日(土)〜9月13日(日)
時間: 10:00-18:00 *8月7日、14日、21日、28日(金)は21:00まで開館。
休館日: 月 *7月20日(月)は開館、7月21日(火)は休館
入場料: 一般 ¥1,400(¥1,120)、大学生 ¥1,120円 (¥890)、高校生・65歳以上 ¥700 (¥560) *()内は団体料金
HP: teien-art-museum.ne.jp
「トニー・アウスラー:技術と霊知のはざま~魔術、メディア、アート~」
《スペキュラー》
2021年
本展のための展示スケッチ
映像インスタレーションやプロジェクションマッピングの先駆者として知られる Tony Oursler (トニー・アウスラー)。1980年代以降のニューヨークで、音楽とアートが交差するカルチャーシーンを背景に、Mike Kelley (マイク・ケリー) や Kim Gordon (キム・ゴードン) らアーティストやミュージシャンとのコラボレーションを重ねながら、映像や彫刻、音を融合させた独自の世界観を築いてきた。本展では、『プライベート』をはじめ、『計り知れないもの』など代表作から最新作まで約50点を展観。大型新作『キメラ』や、David Bowie (デヴィッド・ボウイ) との共作『空 (くう)』を世界初公開するほか、約3,000点の収集資料の一部も展示する。ポップカルチャーやサブカルチャーから科学、陰謀論、宗教、超常現象まで、あらゆる領域を横断しながら、現代社会に潜む「見えないもの」への欲望や不安を映し出す世界に触れてみてほしい。
会場: TOKYO NODE GALLERY A/B/C
住所: 東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー45F
会期: 7月3日(金)〜9月27日(日)
時間: 10:00-19:00 (金・土曜日は20:00まで) *入場は閉館の30分前まで。*開館時間は変更になる場合があります。
入場料: 一般 ¥2,400、大学生・専門学校生 ¥1,400、中学生・高校生 ¥800
HP: tokyonode.jp/events/tony-oursler/index.html
「TOPコレクション 明日の食卓」
潮田登久子《東京都目黒区》〈冷蔵庫〉より 1986年 ゼラチン・シルバー・プリント 東京都写真美術館蔵
「食」をテーマに、
会場: 東京都写真美術館 3階展示室
住所: 東京都目黒区三田 1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
会期: 7月2日(木)〜9月21日(月・祝)
時間: 10:00-18:00 *木・金曜日は 20:00 まで。なお8月6日(木)〜8月28日(金)の木・金曜日は、夜間特別開館のため21:00まで開館。
休館日: 月 *月曜日が祝休日の場合は開館、翌平日は休館
入場料: 一般 ¥700 (¥560)、学生 ¥560 (¥440)、高校生・65 歳以上 ¥350 (¥280) *()は有料入場者20名以上の団体料金
HP: topmuseum.jp
「まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険」
片山真理 《study for caryatid #001》 2023年 ©Mari Katayama, Courtesy of Yutaka Kikutake Gallery and Galerie Suzanne Tarasieve, Paris, Mari Katayama Studio.
1950年代から現代まで、日本の女性写真家たちの歩みを辿る大規模展。ヨーロッパで注目を集めた世界巡回展が、日本限定の内容を加えて渋谷に上陸する。本展では、欧米巡回展に参加したヒロミックスや野口里佳ら26名に加え、今井壽惠、岩根愛、藤岡亜弥、米田知子の4名の作家が新たに参加。総勢30名による約200点の作品を通して、記憶や身体、日常、ジェンダーなど、多様なテーマに向けられたまなざしを紹介する。さらに、小松浩子や多和田有希らによるインスタレーション、澤田知子による観客参加型作品「OMIAI♡」、川内倫子や蜷川実花による映像プロジェクションなど、写真表現の可能性を広げる展示も見どころ。世代も作風も異なる作品を通して、彼女たちが切り拓いてきた写真の軌跡を辿ってみては。
会場: ヒカリエホール
住所: 東京都渋谷区渋谷2丁目21-1 渋谷ヒカリエ9F
会期: 7月4日(土)〜8月26日(水)
時間: 10:00-19:00
HP: bunkamura.co.jp
「Ryuichi Sakamoto & Tin Drum | KAGAMI+」
坂本龍一のピアノ演奏を、複合現実 (MR) 技術によって三次元空間に再構築した没入型インスタレーション『KAGAMI』。坂本龍一と Todd Eckert (トッド・エッカート) 率いるクリエイティブ・スタジオ Tin Drum (ティン・ドラム) が、坂本の晩年4年間をかけて共同制作した本作が、世界各地での巡回を経て待望の日本上陸を果たす。来場者は透過型ヘッドセットを装着し、精緻に再現された坂本龍一の演奏を、現実では叶わないほど近い距離で体感。Tin Drum による幻想的な3D ビジュアルに加え、映像や写真、テキスト、坂本自身が調香した香りが空間全体を包み込み、視覚や聴覚だけでなく五感に訴えかける体験へと誘う。テクノロジーを通して坂本龍一の音楽と新たなかたちで出会える、特別な機会をお見逃しなく。
会場: VS.
住所: 大阪府大阪市北区大深町6-86 グラングリーン大阪 うめきた公園 ノースパーク VS.
会期: 6月27日(土)〜10月12日(祝・月)
時間: 10:00-20:00 (日時指定制)
休館日: 月
HP: sakamoto-kagami.com
マーク・ボスウィック「Something Out of Nothing Into Everything」
光漏れや鮮やかな色彩、独特なピントのずれによる夢幻的なイメージで、ファッションフォトの表現を更新してきたイギリス人写真家 Mark Borthwick (マーク・ボスウィック) による特別展示。HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE (オム プリッセ イッセイ ミヤケ) の2026/27年秋冬シーズン「In a New Light」を着想源に、プリーツの衣服を被写体とした写真作品と映像作品を発表する。光がプリーツに当たることで生まれる凹凸や、人が纏うことで浮かび上がる立体的なフォルム、風に揺れるドレープの繊細な表情を、Mark Borthwick ならではの鋭い感性で捉えた作品群が並ぶ。光によって刻々と表情を変える衣服と、写真や映像が響き合う展示を通して、HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE が追求するものづくりと、Mark Borthwick の幻想的な世界観が織りなす空間に、ぜひ足を運んでみて。
会場: ISSEY MIYAKE GINZA |CUBE
住所: 東京都中央区銀座4-4-5
会期: 7月1日(水)〜7月28日(火)
時間: 11:00-20:00
HP: isseymiyake.com
奈良美智キュレーション展「地層の胎動」
桑田卓郎 Takuro Kuwata
Untitled, 2024
大きな瞳の子どもをモチーフにした作品で世界的な評価を受ける現代美術家・奈良美智がキュレーションを手がける展覧会「地層の胎動」。自身も陶芸作品を制作する奈良は、「ひとつ作品が置かれるだけで、その周りの空気までも立ち上がってくるような作家」として、植松永次、桑田卓郎、坂本紬野子、安永正臣の4名を選出した。奈良は、完成された技巧や美しさではなく、土と火、時間、偶然が刻む痕跡や、素材と向き合う身体性に着目。植松永次と安永正臣には地層のような存在感を、坂本紬野子には集合体が生む不完全さと躍動感を、桑田卓郎には豊かな表層表現の魅力を見いだした。奈良ならではの繊細なまなざしを通して選ばれた作品群から、静かな温もりと確かな生命力を宿す陶芸表現の奥深い魅力に触れてみて。
会場: KOSAKU KANECHIKA
住所: 東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA ART COMPLEX I 5F
会期: 6月27日(土)〜8月8日(土)
時間: 11:00-18:00
休廊日: 日、月、祝
HP: kosakukanechika.com
ウィリアム・モンク「Noon Day Night」
William Monk
Sol Increased (son of nowhere) III,
2021-2026
イギリス出身のアーティスト、William Monk (ウィリアム・モンク) による日本初個展。クラシック映画やサイケデリック・ロック、自身の記憶や無意識に蓄積されたイメージをもとに、現実と幻想の狭間を思わせる半抽象的な絵画を制作する William Monk。本展では、境界性や形而上学的なテーマを探求するシリーズより、新作および近作を紹介する。展示作品には、異なる世界をつなぐ存在として繰り返し描かれる「番人」や、煙、柱、岩山などのモチーフが登場。死と再生や彼岸を想起させる幻想的な風景を描き出し、見る者を現実と精神世界が交錯する空間へと誘っていく。幾重にも薄く絵具を重ねて生み出される鮮やかな色彩の奥に静けさが漂う、William Monk ならではの神秘的な絵画世界に浸ってみては。
会場: Pace ギャラリー
住所: 東京都港区虎ノ門 5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザ A 1-2 階
会期: 6月30日(火)〜8月16日(日)
時間: 11:00-20:00 *日は18:00-20:00、火〜土は19:00-20:00のみアポイントメント制
休廊日: 月
HP: pacegallery.com
リンダー・スターリング「LINDER: GODDESS OF THE MIND」
イギリスを代表する現代アーティスト、Linder Sterling (リンダー・スターリング) による日本初個展。1970年代の英国パンクシーンから登場した彼女は、写真やフォトモンタージュを用い、女性の身体や欲望、社会におけるイメージのあり方を問い続けてきた。本展では、初期作品から最新作まで50年以上にわたる創作の軌跡を辿る作品群を紹介し、今回のために制作された新作6点も披露する。成人向けグラビア誌の女性像を再構築した初期シリーズ「Pretty Girls」や、45点のポートレートに口紅を引いた口元を重ねた「The Principle of Totality」など、シュルレアリズムからの影響を感じさせる独自のビジュアル言語が光る作品が並ぶ。時代を超えて美やジェンダーの概念を揺さぶる、Linder Sterling の表現世界を体感してみては。
会場: シャネル・ネクサス・ホール
住所: 中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4F
会期: 6月25日(木)〜8月16日(日)
時間: 11:00-19:00 *6/25は16:30閉館。
HP: nexushall.chanel.com/program/2026/linder
「(UN)KNOWN HIROKO KOSHINO ―新説/真説 コシノヒロコ―」
日本のファッションおよび表現文化を牽引してきたデザイナー、コシノヒロコの創作を同時代的な視座から捉え直す展覧会。半世紀を超えるキャリアの中で生み出されたコレクション作品約200点と、絵画作品約130点を中心に紹介する。本展は、「原体験と想像力 -コシノヒロコの世界」「交錯する美学 -コシノヒロコと日本的モダニティ」「コラボレーション -群像」「テキスタイルへの情熱 -創作の核心」「絵描き少女と子どもたち -未来への恩返し」の5つのチャプターで構成。田中一光や石岡瑛子、倉俣史朗ら同時代の表現者たちの作品とともにコシノの創作を辿るほか、フランスを拠点とする現代アーティスト、Mathilde Denize (マティルド・ドゥニーズ) とのコラボレーション作品も展示される。ファッションの枠を超え、絵画や舞台芸術など多彩な領域を横断してきたコシノヒロコの創作世界を、新たな視点から見つめ直してみては。
会場: 東京都現代美術館 企画展⽰室 B2F
住所: 東京都江東区三好 4-1-1 (⽊場公園内)
会期: 5月26日(火)〜7月26日(日)
時間: 10:00-18:00
休館日: ⽉、7⽉21⽇(⽕) *7⽉20⽇は開館。
入場料: ⼀般 ¥2,200、⼤学⽣/専⾨学校⽣/65 歳以上 ¥1,500、中⾼校⽣ ¥800、ツインチケット(⼀般2枚) ¥4,000、⼩学⽣以下 無料
HP: hirokokoshino.com/unknown
五木田智央「Lush Life」
Tomoo Gokita, “Exhibitionist”, 2026, oil on linen, 181.8 x 227.5
cm © Tomoo Gokita. Courtesy of Taka Ishii Gallery / Photo: Kenji
Takahashi
東京を拠点に活動するアーティスト、五木田智央による個展「Lush Life」。タイトルは Billy Strayhorn (ビリー・ストレイホーン) が作曲し、John Coltrane (ジョン・コルトレーン) のアルバムタイトルにもなったジャズのスタンダードナンバーに由来している。本展では、これまで木炭やアクリルガッシュ、パステルなどを用いて独自の表現を追求してきた五木田が、昨年より再び取り組み始めた油彩作品を初公開。ダークな色調と豊かな陰影の中、デフォルメされた人物や日常のモチーフ、幻想的な風景などを描いた新作を展示する。シュールでどこか不穏な空気をまといながらも、独特のユーモアや人間の根源的なエネルギーを感じさせる五木田の絵画世界をぜひ体感してみてほしい。
会場: (1)タカ・イシイギャラリー 六本木
(2)タカ・イシイギャラリー 京橋
住所: (1)東京都港区六本木 6-5-24 complex665 3F
(2)東京都中央区京橋 1-7-1 TODA BUILDING 3F
会期: 6月27日(土)〜7月25日(土)
時間: (1)12:00-19:00
(2)11:00-19:00
休廊日: 日、⽉、祝
HP: takaishiigallery.com/jp
イタサカヨシエ「Infinity Complex Landscape」
写真家・板坂佳枝による写真集『Infinity Complex Landscape』の刊行を記念したもの。本展では、2025年にドイツの出版社 KEHRER Verlag (ケーラー) より刊行された同名写真集を軸に構成。2014年のウクライナ危機以降、5年以上にわたりウクライナ各地を旅した板坂が、戦争や歴史、国家神話の狭間で揺れる土地と人々の姿を記録した作品群を紹介する。マスメディアによって形成された固定的なイメージを超え、複雑な歴史を抱える「Land in Between」の現実を、日本人の視点から見つめ直す試みだ。会期中には、写真家の畠山直哉、津田直を迎えたトークイベントも開催 (詳細は POST の HP をチェック)。また、同写真集を刊行したドイツの出版社 KEHRER Verlag の特集展示もあわせて展開される。
会場: POST
住所: 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2026年6月26日(金)〜2026年7月26日(日)
時間: 11:00-19:00
休業日: 月
HP: post-books.info
「絶滅写真 杉本博司」
杉本博司 《ダイアナ、プリンセス・オブ・ウェールズ》 1999年 ゼラチン・シルバー・プリント 149.2×119.4cm © Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi
現代美術作家、杉本博司の写真表現に迫る展覧会「杉本博司 絶滅写真」。写真をはじめ、建築、舞台芸術、書、陶芸など多岐にわたる分野で活動してきた杉本。彼の創作の原点である銀塩写真に焦点を当てる本展は、国内美術館では約20年ぶりとなる写真作品で構成された個展となる。会場では、「時間・光・記憶」「観念の形」「絶滅写真」の3章構成で、1970年代後半の初期作品から近作まで全13シリーズ、約60点を展示。デビュー作〈ジオラマ〉や代表作〈海景〉をはじめ、〈スタイアライズド・スカルプチャー〉、〈Opticks〉の初公開作品を通して、半世紀にわたり写真というメディアの可能性を探究してきた杉本の作品世界を辿る。さらに、所蔵品ギャラリー3階にて当館所蔵作品全点とともに、制作工程を記録した未公開資料『スギモトノート』も公開。”絶滅”へと向かう銀塩写真を通して、写真の本質を問い続ける杉本博司の表現に触れてみては。
会場: 東京国立近代美術館 1F 企画展ギャラリー
住所: 東京都千代田区北の丸公園3-1
会期: 6月16日(火)〜9月13日(日)
時間: 10:00-17:00 *金・土は20:00まで。
休館日: 月 *7月20日は開館、7月21日(火)は休館
入場料: 一般 ¥2,300 (2,100)、大学生 ¥1,200 (1,000)、高校生 ¥700(500) *( )内は20名以上の団体料金
HP: art.nikkei.com/sugimoto
「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」
Pablo Picasso (パブロ・ピカソ) の作品にインスピレーションを得て、デザイナーの Paul Smith (ポール・スミス) が会場デザインを手がけた展覧会「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」。2023年にパリで開催された Picasso の没後50周年を記念した特別展「Picasso Celebration: The Collection in a New Light!」を基に世界各地を巡る本展では、新たな表現を探究し続けた Picasso の作品群と、Paul Smith ならではの遊び心あふれる視点が交錯。ポップな色彩と自由な発想に包まれた空間が広がる。会場では、「青の時代」の《男の肖像》や、《アルルカンに扮したパウロ》などの代表作を含む約80点を、Picasso の創作の歩みを辿るように紹介。新鮮な視点から作品に触れる、ユニークな鑑賞体験をぜひ味わってみてほしい。
会場: 国立新美術館 企画展示室2E
住所: 東京都港区六本木7-22-2
会期: 6月10日(水)〜9月21日(月・祝)
時間: 10:00-18:00 *金・土は20:00まで。
休館日: 火 *8月11日(火・祝)は開館、8月12日(水)は休館
入場料: 一般 ¥2,400、大学生 ¥1,400、高校生 ¥1,000、中学生以下無料
*7月29日 (水)~31日 (金)は高校生無料観覧日 (学生証の提示が必要)
HP: art.nikkei.com/picasso_ps26
「もはやない国のかつてない光 東ドイツの女性写真家たち」
クリスティアーネ・アイスラー《ハイケ》1982年 © Christiane Eisler. Courtesy Loock Galerie, Berlin
本展では、第二次世界大戦後の分断期から再統一後にかけて、旧東ドイツを拠点に活動した女性写真家たちにフォーカス。ラインベックハレン財団が管理する貴重なヴィンテージ・プリント・コレクションを中心に、15名の作家による作品を紹介する。これまで日本におけるドイツ現代写真は、Bernd Becher (ベルント・ベッヒャー) や、彼のもとで学んだ Andreas Gursky (アンドレアス・グルスキー)、Thomas Ruff (トーマス・ルフ) ら旧西ドイツの写真家を中心に語られてきた。本展では、ライプツィヒの美術大学で学んだ Tina Bara (ティーナ・バーラ) や、旧東ドイツを代表する写真家 Sibylle Bergemann (ジビレ・ベルゲマン)、Ute Mahler (ウーテ・マーラー) をはじめとする女性写真家たちが生み出した多様な表現に着目。東ドイツ時代の写真作品から、再統一後の近作、映像作品、関連資料までを通して、これまで十分に語られてこなかった写真史の一面を紐解いていく。かつて存在した東ドイツの社会や日常を見つめ続けた、女性写真家たちの繊細な視線と確かな表現力。その作品群が切り開いた、新たな写真史の視点を辿ってみては。
会場: 神奈川県立近代美術館 葉山
住所: 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
会期: 6月13日(土)〜8月30日(日)
時間: 9:30-17:00 *最終入館は16:30まで
休廊日: 月 *7月20日(月)は除く
HP:moma.pref.kanagawa.jp/hayama
トーガ・トライアングル「35分の世界」
TOGA (トーガ) が青山店内の三角形の展示スペースで定期開催するアートプロジェクト「TOGA TRIANGLE (トーガ・トライアングル)」。第12回目を迎える今回は、中野・新井薬師にあるギャラリー兼バー「スタジオ35分」を迎え、日本人写真家6名によるグループ展「35分の世界」を開催する。本展は、2026年9月にアメリカ・ケンタッキー大学で開催される企画展へのプロローグでもあり、現代日本写真の多様な表現に触れられるエキシビションだ。参加するのは、頭山ゆう紀、木原悠介、大同朋子、酒航太、卯月梨沙、牧ヒデアキといった「スタジオ35分」によって選出された写真家。さらに会場では、6名の作家による作品集も並ぶ。TOGA の空間に集まった6名の写真表現が交差する本展。それぞれ異なる視点や手法から生まれる作品群を、ぜひ会場で体感してみて
会場: TOGA AOYAMA
住所: 東京都港区南青山5-3-5 ミル・ロッシュビル
会期: 5月30日(土)〜7月31日(金)
時間: 11:00-20:00
HP: store.toga.jp
シアスター・ゲイツ「Glorious Robe」
Theaster Gates (シアスター・ゲイツ) は、彫刻や音楽、パフォーマンスなど多様な領域にまたがるアプローチを展開し、ブラック・カルチャーに着目した制作を続けてきた。「Glorious Robe」展では、芸術的な実践として協同を重ねてきた Theaster Gates と HOSOO による新たな作品群が一堂に紹介される。展示の核となるのは、アフリカの伝統的な衣装「ダシキ」と日本の「着物」という異なる文化的衣装から派生した「Dashikimono」と呼ばれる作品だ。さらに、黒人解放運動の歴史が西陣織の帯に織り込まれたシリーズ作品「obi」も、本展の重要なハイライトとして見逃せない。また会場では、両者の出会いのきっかけとなった「アフロ民藝」展 (2024) に出品された「Banner」および「Kimono」の再制作・再展示も行われる。歴史的遺産に新たな価値を吹き込む、実践的な試み。近くを訪れた際は、ぜひ足を運んでみてほしい。
会場: HOSOO GALLERY
住所: 京都市中京区柿本町412 HOSOO FLAGSHIP STORE 2F
会期: 4月11日(土)〜8月30日(日)
時間: 10:30–18:00
HP: www.hosoogallery.jp
「ロン・ミュエク」
Ron Mueck Mass
2016-2017
Collection: National Gallery of Victoria, Melbourne, Felton Bequest, 2018
Installation view:
Ron Mueck, National Museum of Modern and Contemporary Art, Seoul, 2025
Photo: Nam Kiyong
Photo courtesy: Fondation Cartier pour l’art contemporain, National Museum of Modern and
Contemporary Art, Korea
現代美術を代表する作家、Ron Mueck (ロン・ミュエク) による待望の個展が幕を開ける。森美術館とカルティエ現代美術財団の共催による本展は、初期作品から近作に至るまで、
会場: 森美術館
住所: 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
会期: 4月29日(水)〜9月23日(水)
時間: 10:00-22:00 *火曜日は17:00まで *5月5日(火)、8月11日(火)、9月22日(火)は22:00まで
*最終時間は閉館時間の30分前まで
HP: www.mori.art.museum
リナ・バネルジー「“You made me leave home...」
エスパス ルイ・ヴィトン20周年、そしてファンダシオン ルイ・ヴィトンの「Hors-les-murs (壁を超えて)」プログラム10周年を記念して、南アジア系ディアスポラのアーティスト Rina Banerjee (リナ・バネルジー) による個展「“You made me leave home…」が開催。テーマとなったのは、作家が30年近くに及ぶ創作活動を通じて、探求し続けてきた地球規模の移動と植民地主義の遺産について。このコンセプトのもと、インスタレーションから彫刻、最新のドローイングに至るまで、自身の作品群から厳選した19点の作品を展開する。日本で初めて大規模に紹介される彼女のアートピース。国境という壁を超え、多層的な物語を紡ぎ出す Banerjee のクリエイションをその肌で体感してみてほしい。
会場: エスパス ルイ・ヴィトン東京
住所: 東京都渋谷区神宮前5-7-5 表参道ビル 7F
会期: 3月19日(木)〜9月13日(日)
時間: 12:00-20:00
休館日: ルイ・ヴィトン表参道店に準ずる
入場料: 無料 *会場内の混雑防止のため、入場待ちの可能性あり
HP: jp.louisvuitton.com











