TFP Recommends Exhibitions

【開催中】 今週のTFP的おすすめ展覧会

佐藤翠《Floating Dahlias Closet III》2022年、個人蔵
©Midori Sato, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

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【開催中】 今週のTFP的おすすめ展覧会

TFP Recommends Exhibitions

現在開催中の展覧会や写真展、アートイベントから、The Fashion Post (ザ・ファッションポスト) のおすすめを毎週ピックアップ。今週はどこへ行こう。毎週火曜日更新。

※新型コロナウイルスの感染予防の取り組みに関する最新の情報については、各施設の公式サイトにてご確認をお願いします。

1月31日〜2月6日

「部屋のみる夢ボナールからティルマンス、現代の作家まで」

ヴォルフガング・ティルマンス《静物、ボーン・エステート》 2002年、ポーラ美術館 ©Wolfgang Tillmans, Courtesy Wako Works of Art

パンデミック以降、移動が制限された状況で誰もが多くの時間を過ごしたのが、「部屋」だろう。安心をもたらす室内での生活は、外の世界からの隔絶がゆえに閉塞感を感じる一方、閉じられた空間で紡がれた親しい人たちやかけがえのないものとの関係は、日常を生き抜くためだけではなく、変化の乏しい生活に彩りを添えるのに欠かせないものだったといえる。本展では、19世紀から現代までの約50点の作品を通じて、部屋にまつわる表現を紹介。草間彌生、ヴォルフガング・ティルマンスなど全9名の作品を通じて、記憶や夢想のありようをあらためて見つめ直す。

場所: ポーラ美術館 展示室1、3
住所: 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
会期: 2023年1月28日 (土)〜2023年7月2日 (日)
時間: 9:00-17:00 (入場は16:30まで)
入場料:一般¥1,800、シニア割引(65歳以上) ¥1,600、大学生・高校生 ¥1300、中学生以下無料
HP: www.polamuseum.or.jp

diorama x COMPLEXBOOST「Raw Interior」

東京・目黒のギャラリー COMPLEXBOOST は、山梨県八ヶ岳山麓にあるギャラリー diorama との企画展を実施する。今回の企画展では、「Raw Interior」と題し、モノそのものの原素材と日常のモノたちとの融合によって侘び寂びを表現。また今回は、彫刻家の小林泰彦や、金属を素材に造形作品や器などを製作する金森正起、主に七宝焼を製作する広瀬陽、木工作家の小倉広太郎、陶芸家・オノエコウタなど複数名の作家が展示販売を行う。

場所: COMPLEXBOOST
住所: 東京都目黒区青葉台1-15-10 1F
会期: 2023年1月27日(金)〜2023年2月5日(日)
時間: 13:00-18:00
入場料: 無料 (金曜日、土曜日、日曜日はアポイントフリー、 その他平日はアポイント制)
HP: dioramajpn.com

Jerry Buttles「California Soul」

現在西海岸を拠点に国際的に活躍するフォトグラファー・Jerry Buttles (ジェリー・バトルズ)。これまで、Maison Margiela (メゾンマルジェラ) や NIKE (ナイキ) など様々なブランドの撮影を手掛けきた。本展「California Soul」では、同氏が育った西海岸の特別な雰囲気や、故郷に感じる想いを表現した写真たちが集結。会場では今回のエキシビジョンを記念して、オリジナルフォトTシャツとトートバッグをロンハーマン各店にて販売する。

場所: Ron Herman 千駄ヶ谷店
住所: 東京都渋谷区千駄ケ谷2丁目11-1
会期: 2023年1月25日(水)〜2023年3月8日(水)
時間: 10:00-20:00
入場料: 無料
HP: ronherman.jp

安珠「ある少女の哲学」

©︎ CHANEL

東京生まれの写真家、安珠 (あんじゅ)。学生時代にモデルとしてスカウトされ渡仏し、パリコレやファッション詩を飾る国際的なモデルとして活躍。帰国後、1990年『サーカスの少年』を出版するとともに写真家に転身。その後は『少女の行方』『星をめぐる少年』など、文章を織り交ぜた物語のある独自の写真世界を表現してきた。本展「A girl philosophy」では、安珠氏がライフワークとして取り組んできた、「少年少女の内なる世界」を表現するシリーズの最新作を紹介する。会場は、最新作約50点と映像、過去の作品を交えて構成。『不思議の国のアリス』や『青い鳥』といった児童文学をモチーフに、ある少女が目にし、その心に留めた出来事について内省を深めていく過程が写真で表現されている。

場所: シャネル・ネクサス・ホール
住所: 東京都中央区銀座3丁目5-3 シャネル銀座ビルディング 4階
会期: 2023年1月18日 (水)〜2023年2月12日 (日)
時間: 11:00-19:00 (最終入場18:30)
入場料: 無料
HP: nexushall.chanel.com

泉太郎「Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.」

Installation view of “Kodoku Experiment” at Take Ninagawa, Tokyo, 2022 ©︎ Taro Izumi Courtesy of Take Ninagawa, Tokyo Photo by Kei Okano

1976年生まれ、奈良県生まれのアーティスト・泉太郎。映像、パフォーマンス、ドローイング、絵画、彫刻といったさまざまなメディアを交錯させるインスタレーションを主な表現手法とし、精力的に作品を発表している。東京の美術館における初の個展となる本展では、古墳や陵墓、ストライキ、再野生化、仮病、鷹狩におけるマニング (懐かせる) やフーディング (目隠し) など、数々のキーワードが絡み合う思考のプロセスと、コスプレ、キャンプ、被葬のような体験を織り交ぜ、不可知に向き合い続けるための永久機関を立ち上げるという。「わかりにくいことに向き合う」ことがテーマのひとつになっている本展に合わせて構成される、泉氏の新たな挑戦を是非会場で堪能してほしい。

会場: 東京オペラシティ アートギャラリー
住所: 東京都新宿区西新宿3丁目20-2
会期: 2023年1月18日 (水)〜2023年3月26日 (日)
時間: 11:00-19:00 (入場は18:30まで)
定休日: 月曜日、2月12日 (日・全館休館日)
入場料: 一般¥1,200、大学生・高校生¥800、中学生以下無料
HP: www.operacity.jp/ag/exh258

田名網敬一・赤塚不二夫「TANAAMI!! AKATSUKA!! / That‘s all Right!!

本展は、アーティストの田名網敬一が生前に親交があった赤塚不二夫への想いを馳せて、鋭意創作を続けて生まれたスペシャルコラボレーション。70~80年代によく新宿や六本木のバーで一緒に酒を飲んだ記憶を語る田名網氏だが、幼少期に漫画家に憧れていた自分のプライドが邪魔をして、当時プライベートな時間を共有する関係性までは築けなかったという。しかし、「信じられないくらい良い人だった」と田名網氏が語る赤塚氏の存在は、「バカは真面目に」という赤塚氏の精神と共に、田名網氏の作品にも深く刻まれている。本展企画に合わせて、集英社による特装版作品集『That‘s all Right!!』の出版および SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE によるプリント作品のリリースも予定している。

場所: PARCO MUSEUM TOKYO (渋谷PARCO 4F)
住所: 東京都渋谷区宇田川町15-1
会期: 2023年1月21日 (土)〜2023年2月13日 (月)
時間: 11:00-21:00
入場料: 一般¥500/小学生未満無料
HP: art.parco.jp/museumtokyo

ancco「Baby.zip」

Heaven by Marc Jacobs (ヘブンバイマークジェイコブス) のコントリビューターにも選出されるなど、国内外でも注目を集めるアーティストの ancco が CALM & PUNK GALLERY (カームアンドパンクギャラリー) で2度目となる個展を開催。繊細ながらも大胆な存在感を放つ約1mの大型陶器作品の他、立体作品と平面作品が展示される。作家にとって初の試みとなった、〈滋賀県立陶芸の森〉での4ヶ月間に渡って滞在制作された作品群が並ぶ。陶芸という技法・素材と徹底的に向き合った新境地を、是非ともギャラリーで堪能したい。

場所: CALM & PUNK GALLERY
住所: 港区西麻布1-15-15 浅井ビル1F
会期: 2023年1月21日(土)〜2月12日(日)
時間: 13:00-19:00
定休日: 日・ 月・火曜 *最終日曜日のみオープン
入場料: 無料
HP: calmandpunk.com

宇田川直寛「道具」

宇田川直寛は、「パイプちゃん、人々ちゃん」「庭の気がかり」「Assembly」など国内での個展や海外でのグループ展に参加し、写真を使った作品を制作し発表してきた。写真にも作品にも言葉にも自分自身にも常に疑問を投げかけ続けている宇田川氏が今回テーマとするのは「道具」。写真という荒野で生きるための道具の手がかりを探る、作家の思考に触れられる機会だ。

会場: flotsam books
住所: 東京都杉並区和泉1丁目10-7
会期: 2023年1月20日 (金)〜2023年1月29日 (日)
時間: 14:00-20:00
HP: www.flotsambooks.com

ガヒ・パク「Eveningness」

GaHee Park Still Life with Slugs, 2022 Oil on canvas 96.5 x 81.3 cm | 38 x 32 inch Photograph: Marion Paquette. Courtesy of the artist and Perrotin.

韓国に生まれ、カナダのモントリオールを拠点に活動するガヒ・パクは、生まれ育ったソウルや、米国で生活を始めた当初の観察からインスピレーションを得た作品を発表してきた。パクのペインティングは個性的かつ幻想的であり、日常にある物や行為を挑発的に描いた場面を通して、家庭内における親密性や欲望を探究している。パクにとって4回目のペロタン東京での個展となる本展では、日本初公開となる一連のペインティングとドローイングを公開する。

会場: ペロタン東京
住所: 東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル1F
会期: 2023年1月18日 (水)〜2023年2月25日 (土)
時間: 12:00-18:00
休廊日: 日曜日、月曜日、祝日
入場料: 無料
HP: leaflet.perrotin.com

元永定正「さんかくまるしかく」

三重県出身の現代美術家・元永定正 (1922-2011) は、戦後日本の美術界を象徴する作家のひとり。漫画家としての訓練を積み、1940年代後半に地元の雑誌や新聞などのイラストを描き⽣計を⽴てていた元永氏は、1955年に「具体美術協会」へ初期会員として参加。吉原治良、⽩髪⼀雄、村上三郎ら具体第⼀世代のアーティストたちとともに、実験的な芸術、⾃由、個性の精神を打ち⽴て、国内外から高く評価を得てきた。独創性を重視した元永は絵画、彫刻、⽔のインスタレーション、煙のパフォーマンスなどインタラクティブな遊び⼼を強調し、多彩な作品を発表。本展「まるさんかくしかく」では、元永定正の生誕100周年を記念して、1990年から1999年までに制作された14点の絵画を展示する。

場所: ファーガス・マカフリー 東京
住所: 東京都港区北青山3丁目5-9
会期: 2022年11月26日(土)〜2023年2月18日(土)
時間: 11:00-19:00 (入場は18:30まで)
休廊日: 月曜日、日曜日
入場料: 無料
HP: fergusmccaffrey.com

小見山峻「call, overhaul, and roll

©︎ 小見山峻

「現実の出来事に対する視点を記録する」という写真の本質を突き詰め、コンピュータによる合成加工などに頼ることなく、グラフィカルな世界を建築する写真家、小見山峻。同氏にとって約4年ぶりとなる写真集『call, overhaul, and roll』の出版を記念して東京・目黒の BOOK AND SONS にて写真展を開催する。今作は、効率の良さが圧倒的正義になりつつある現代社会の中で「迷う」ということのポジティブな意味を追いかけ、実際に自らが、ならば迷うだけ迷ってみせよう、という決意のもと小見山の住む横浜から札幌まで、バイクに跨り、彷徨い寄り道を繰り返しながら走り抜けたロードトリップの一部始終を記録したもの。決して撮影を目的とするものではなかったという今回の旅は、作家の純粋な好奇心が現れた作品となっている。

会場: BOOK AND SONS
住所: 東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番
会期: 2023年1月12日 (木)〜2023年1月31日 (火)
時間: 12:00-19:00
休業日: 水曜日
入場料: 無料
HP: bookandsons.com

百野幹人「not so for (away)」

神奈川県出身、2000年生まれの写真家・百野幹人の初個展。自身の地元である湘南で撮影した作品群を展示する。モチーフ自体は異なるものの、全ては根源的に何か共通するものがあるという考えのもと、出身地をルーツに囚われずに撮影するという試みを通して、さらなる発見が浮かびあがる。是非とも会場に直接足を運んで、みずみずしい感性に直接触れてみたい。

場所: CONTAINER GRAPHIC GALLERY
住所: 東京都渋谷区南平台町8-11 Mo-Greenビル2F
会期: 2023年1月13日(金)~1月22日(日)
時間: 13:00-20:00
入場料: 無料
HP:hyakunomikito.com

「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展

©YURIKO TAKAGI

本展では、創設者 Christian Dior (クリスチャン・ディオール) が影響を受けた芸術から、彼の庭園に対する愛、豪華な舞踏会の魔法、Dior (ディオール) のコレクションに影響を与えてきた日本の豊かな創造性への魅力など、75年を超えるメゾンの情熱に焦点を当てる。会場には、「ニュールック」の永遠の象徴である「バー」スーツをはじめ、過去から現在までのアクセサリーやオートクチュール モデルの数々が集結。さらに、Christian Dior、そして Yves Saint Laurent (イヴ・サン=ローラン) など名だたる後継者たちが考案した作品のひとつひとつも公開される。

場所: 東京都現代美術館 企画展示室 1F / 地下2F
住所: 東京都江東区三好4-1-1
会期: 20221221 ()2023528 ()
時間: 10:00-18:00 (展示室入場は閉館の30分前まで)
休業日: 月曜日 (1/21/9は開館および12/28日~1/11/10
入場料: 一般¥2,000、大学生・専門学校生・65 歳以上¥1,300、中高生以下無料
HP: www.dior.com/ja_jp

石川直樹Naoki Ishikawa Photo Exhibition

©︎ 石川直樹

都市から辺境まで世界中のあらゆる場所を旅しながら作品を発表してきた写真家、石川直樹。本展では、2022年春から秋にかけて石川氏が連続して敢行したヒマラヤの8,000メートル峰遠征において命懸けで撮影した写真群の中から、ダウラギリ、カンチェンジュンガ、マナスルで撮影された新作を展示。ヒマラヤの山々の麓から頂上に至るまでの日々を精緻に記録した作品を会場で堪能して。

場所: GYRE GALLERY
住所: 東京都神宮前5-10-1 GYRE3F
会期: 2022年12月17日 (金)〜2023年2月26日 (土)
時間: 11:00〜20:00
休廊日: 1231日、202311日、220日 *12日は13:00からオープン
入場料: 無料

TAKAY feat. YOSHIROTTENTOKYO HANABI

©︎ TAKAY

1973年⽣まれ、現在は東京とニューヨークを拠点に国内外で活躍する写真家・TAKAY (タケイ)。これまで、EMPORIO ARMANI (エンポリオ アルマーニ) Yves Saint Laurent (イヴ・サンローラン)Y-3 (ワイスリー)UNDERCOVER (アンダーカバー) など数々のブランドのアートワークを手掛けてきた。アーティストの YOSHIROTTEN (ヨシロットン) は、東京を中心に活動し、グラフィックや映像、⽴体、インスタレーション、⾳楽などジャンルを超えた様々な表現⽅法で作品を制作している。両氏による本展では、TAKAY の写真に YOSHIROTTEN がグラフィックを施したコラボレーション作品を展示。また展覧会に合わせて、⼤判作品集『TOKYO HANABI』を Akio Nagasawa Publishing より1000部限定で刊⾏する。

場所: Akio Nagasawa Gallery Aoyama
住所: 東京都港区南⻘山5-12-3 Noirビル2F
会期: 2022129 ()2023128 () *冬期休廊: 1225日~202319
時間: 11:00-13:0014:00-19:00 (木・金・土)
休廊日: 日曜日~水曜日、祝日
入場料: 無料
HP: www.akionagasawa.com

髙橋大雅

©︎ Taiga Takahashi

2022年4月9日、27歳の若さで逝去したデザイナーであり、現代美術家の髙橋大雅。本展「不在のなかの存在」では、髙橋氏が古今東西の彫像や絵画に表される衣のドレープに着想を得て制作した作品を公開する。本展の会場となる建仁寺は、生前の髙橋が足繁く通った場所で、彼のクリエーションに刺激を与え続けてきた場所であり、展示は髙橋氏がかねてより親交があった両足院副住職との会話から生まれたという。展示の開催を記念して、同氏がデザインした総合芸術空間「T.T」では、インスタレーション「時をうつす鏡」を、HOSOO GALLERY では「Texture from Textile Vol. 2 時間の衣-髙橋大雅ヴィンテージ・コレクション」に加え、ブランドの過去のコレクションも展示販売する。

「不在のなかの存在」
場所: 京都建仁寺塔頭両足院
住所: 京都市東山区小松町591
会期: 2022年12月3日 (土)〜2022年12月11日 (日)
時間: 11:00-17:00
入場料: 無料

「時をうつす鏡」
場所: 総合芸術空間「T.T」
住所: 京都市東山区祇園町南側570-120
会期: 2022年12月3日 (土)〜12月11日 (日)
時間: 12:00-19:00
入場料:無料

「Texture from Textile Vol. 2 時間の衣-髙橋大雅ヴィンテージ・コレクション」
場所: HOSOO GALLERY
住所: 京都市中京区柿本町412 HOSOO FLAGSHIP STORE 2F
会期: 2022年12月3日 (土)〜2023年3月12日 (日)
時間: 10:30-18:00 (年末年始、祝日を除く、入場は閉館の15分前まで)
入場料: 無料

六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」

SIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD 《ロードワーク》 2017年 工事用照明器具、単管、チェーン、カラーコーン、ヘルメット、作業着、ビデオ、ほか サイズ可変 撮影:後藤秀二 画像提供:リボーンアート・フェスティバル2017(宮城)

「六本木クロッシング」は、2004年以来、森美術館が3年に一度開催しているシリーズ展。第7回目となる今回は、1940年代~90年代生まれの日本のアーティスト22組を紹介する。すでに国際的な活躍が目覚ましいアーティストから今後の活躍が期待される新進気鋭の若手までが交わる展覧会だ。サブタイトルは「往来オーライ!」。歴史上、異文化との交流や人の往来が繰り返され、複雑な過去を経て、現在の日本には多様な人・文化が共存しているという事実を再認識しつつ、コロナ禍で途絶えてしまった人々の往来を再び取り戻したい、という思いが込められているという。

場所: 森美術館
住所: 東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
会期: 2022年12月1日 (木)〜2023年3月26日 (日)
時間: 10:00-22:00 (最終入館は閉館時間の30分前まで) *会期中の火曜日は17:00まで *ただし12月6日は16:00、1月3日・3月21日は22:00まで、12月17日は17:00まで
入場料:[平日]一般 ¥1,800、高校・大学生 ¥1,200、4歳~中学生 ¥600、65歳以上 ¥1,500[土・日・休日]一般 ¥2,000、高校・大学生 ¥1,300、4歳~中学生 ¥700、65歳以上 ¥1,700
HP: www.mori.art.museum

濱田祐史「Incidence and Reflection

©Yuji Hamada

1979年に大阪府で生まれ、現在東京を拠点に、国内外で作品発表を続ける濱田祐史。デビュー以来、資格によって左右される認識のポテンシャルに興味を持ち、工業製品としての写真の多様な表現機能に根ざしたパフォーマティブな制作を続けている。本展では、紫外光に反応する特性を持っておりオフセット印刷やリトグラフに用いられるアルミ板をカットし、フィルムの代わりに大判カメラに入れて撮影した最新作「Incidence and Reflection (入射と反射)」を展示。会場では、プリントではなくアルミ板に露光された作品、およそ60点が一望できる。

場所: PGI
住所: 東京都港区東麻布2-3-4 TKBビル3F
会期: 2022年12月1日 (木)〜2023年1月28日 (土)
時間: 11:00- 18:00
休廊日: 日曜日、祝日、年末年始 (12月24日〜2023年1月4日)
入場料: 無料
HP: www.pgi.ac/exhibitions

「DOMANI・明日展 2022–23」

近藤聡乃《『ニューヨークで考え中』第三巻プロローグ2(亜紀書房)》2020 ©Kondoh Akino, courtesy the artist and Mizuma Art Gallery

国立新美術館では2年ぶりの開催となる「DOMANI・明日展 2022–23」は、これまでに同館での「DOMANI・明日展」で本格的に取り上げることができていなかったキャリアの豊かな作家と、比較的近年に在研を終えた清新な作家を紹介。さらに、同展史上初の同館2度目の参加となる近藤聡乃を招いた展示も行う。今回の展示のテーマは、「百年まえから、百年あとへ」。1923年に首都圏を襲った「関東大震災」から100年目の年に東京で開かれる企画として、「ゆれる/ゆらぐ地面、制度、価値観」という視点から、コロナ禍後の次代の人材育成、美術界のあり方をも考える機会となっている。

場所: 国立新美術館 企画展示室2E
住所: 東京都港区六本木7-22-2
会期: 2022年11月19日 (土)〜2023年1月29日 (日)
時間: 10:00-18:00 *毎週金曜日は20:00まで (入場は閉館の30分前まで)
休館日: 火曜日、年末年始2022年12月27日(火)~2023年1月11日(水)
入場料: 一般 ¥1,000、大学生 ¥500、高校生・18歳未満の方(学生証または年齢のわかるものが必要)は入場無料
HP: domani-ten.com/2023

参加作家: 大﨑 のぶゆき、谷中 佑輔、黒田 大スケ、池崎 拓也、石塚 元太良、近藤 聡乃、北川 太郎、小金沢 健人、丸山 直文、伊藤 誠

「ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台」

©︎ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ《obsada/オブサダ》2021 年 、撮影風景 Photo by Jakub Danilewicz

2017年ヴェネチア・ビエンナーレのオランダ館代表を務めるなど、オランダの現代美術を代表するアーティスト Wendelien van Oldenborgh (ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ)。シナリオを設定せず、あるテーマに沿って展開される対話によって、視座や関係性を捉える映像作品やインスタレーションを長く制作してきた。国内初の個展となる本展「柔らかな舞台」では、17世紀のオランダ領ブラジルの総督を題材とした《マウリッツ・スクリプト》(2006) といった初期作から、本展を機に国内で制作された女性の文筆家のテキストに注目する新作まで6点が展示される。

場所: 東京都現代美術館 企画展示室 3
住所: 東京都江東区三好4-1-1 (木場公園内)
会期: 2022年11月12日 (土)〜2023年2月19日 (日)
時間: 10:00-18:00 (展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日: 月曜日 (1/2、1/9は開館)、12/28〜1/1、1/10
入場料: 一般 ¥1,300、大学生・専門学校生・65歳以上 ¥900、中高生 ¥500、小学生以下 無料
HP: www.mot-art-museum.jp

大竹伸朗展

絵画やインスタレーション、映像、音など、多様な表現活動を行う大竹伸朗。2006年に東京都現代美術館で開催された「全景1955-2006以来の大規模展となる本展では、最初期の作品から近年の海外発表作、そしてコロナ禍に制作された最新作まで、およそ500点の作品が一堂に会する。時代順にこだわることなく、ゆるやかにつながる7つのテーマから作品を紹介する。大竹伸朗の圧倒的なエネルギーを体感できる本展にぜひ足を運んでみて。

場所: 東京国立近代美術館
住所: 東京都千代田区北の丸公園3-1
会期: 2022111 ()202325 ()
時間: 10:00-17:00 *金・土曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで)
休館日: 月曜日 (ただし1/2および1/9は開館)、年末年始 (12/28-1/1)1/10 (火)
観覧料: 一般¥1,500、大学生¥1,000、高校生以下及び18歳未満と障害者手帳をお持ちの方とその付添者 (1) は無料
展覧会公式HP: www.takeninagawa.com/ohtakeshinroten
巡回展: 愛媛県美術館 2023年5月3日 (水・祝)〜7月2日 (日)、富山県美術館 202385 ()918 (月・祝) ()

サイモン・フジワラWho the Bær

Who’s in Japan? (Prada Aoyama), 2022 Courtesy of the artist

1982年、イギリス生まれ、現在ベルリンを拠点に制作活動するサイモン・フジワラ。本展では、おとぎ話や空想文学、アニメ、テーマパークの世界観をインスピレーションにサイモン・フジワラが生み出したキャラクター「Who the Bær」の成長の物語を通じて、気候危機から文化盗用、美容整形からポップアートまで、様々な分野にわたる数々のテーマを取り上げる。今回は新しいイラストやコラージュ、彫刻、アニメーションが登場し、Who the Bærの永遠に続く自分らしさを探す旅を紹介。会場はパステルカラーのカーペットが敷き詰められた複数のエリアに分かれ、 Who のさまざまな側面を探究し、その混沌とした Who の旅を辿っていく。

場所: プラダ 青山店 5F
住所: 東京都港区南青山5-2-6
会期: 2022年1015日 (土)2023130日 (月)
時間: 11:00〜20:00
入場料: 無料

「クリストとジャンヌ=クロード包まれた凱旋門

同展では、2021年に青い布と赤いロープでパリのエトワール凱旋門を16日間包んだプロジェクト「包まれた凱旋門」の制作背景と実現までの過程に焦点を当てる。プロジェクトの企画は、現代美術作家 Christo (クリスト) と Jeanne-Claude (ジャンヌ=クロード) によって1961年に構想され、60年という歳月を経て実現の日を迎えた。会場では、 Pascal Roulin (パスカル・ルラン) が記録画像や映像を使用して「包まれた凱旋門」を表現した空間インスタレーションを展開。プロジェクトのために製作した銀色のコーティングを施した青い布と赤いロープも展示される。

場所: 21_21 DESIGN SIGHT
住所: 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内
会期: 2022年6月13日 (月)〜2023年2月12日 (日)
時間: 10:00-19:00 (入場は18:30まで)
休館日: 火曜日、年末年始 (12月27日〜1月3日)
入場料: 一般¥1,200、大学生¥800、高校生¥500、中学生以下無料
HP: www.2121designsight.jp

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