TFP Recommends Exhibitions

【開催中】 今週のTFP的おすすめ展覧会

©️Kiyohide Hori

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【開催中】 今週のTFP的おすすめ展覧会

TFP Recommends Exhibitions

現在開催中の展覧会や写真展、アートイベントから、The Fashion Post (ザ・ファッションポスト) のおすすめを毎週ピックアップ。今週はどこへ行こう。毎週火曜日更新。

※新型コロナウイルスの感染予防の取り組みに関する最新の情報については、各施設の公式サイトにてご確認をお願いします。

1月18日〜1月24日

 

「RED 堀 清英 写真展」

©️Kiyohide Hori

雑誌や広告、アーティスト撮影などで活躍する傍ら、自らの写真を撮り続けてきたフォトグラファー、堀清英。1950年代にアメリカで巻き起こったビートカルチャーの伝説的詩人 Allen Ginsberg (アレン・ギンズバーグ)から強い影響を受けてきた堀は、東日本大震災後に、アイロニカルな視線を現代社会に向けて制作されたシリーズ「re;HOWL」を発表。そして、今回初公開となる「RED」では、“自分”とは何者かという問いへの答えを追求。自身の作品を「ピクチャーポエム」であるという堀が、どのような自己探求の道を歩んできたのかを示す展示となっている。

場所:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
会期:1月19日(水)~2月20日(日)
時間:11:00-19:00 (最終入場18:00)
定休日:無休
入場料:無料
HP:www.nexushall.chanel.com

 

 

「TREE OF LIFE」

©Rei Nakanishi ©GOLD WOOD ART WORKS

アナログとデジタルという手法を重ね合わせ、現代ならではの作品で注目を集めているアーティスト、中西伶。2016年に渡米し、NYを拠点にする山口歴のアシスタントとして従事しながら、作品制作をはじめる。2019年に帰国後独立し、代表作である「FLOWER OF LIFE」のシリーズを制作。そして、大型新作シリーズとなる「TREE OF LIFE(ツリー オブ ライフ)」をDIESEL ART GALLERYにて展示。このために制作した図録や、DIESEL (ディーゼル) とのコラボレーションによる商品も販売。この機会をお見逃しなく!

場所:DIESEL ART GALLERY
住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1F
会期:1月22日(土)~4月21日(木)
時間:11:30- 20:00
定休日:無休
入場料:無料
HP:www.diesel.co.jp/art

 

 

「メンズリング イブ・ガストゥコレクション」

ベンジャミン・チェリー

フランスのアンティークディーラーである Yves Gastou (イヴ・ガストゥ) 氏が30年以上にわたり収集した、古代から現在まで至るまでの貴重なメンズリングが集結。17世紀のヴェネツィア共和国の元首(ドージェ)の指輪、1970年代のアメリカでバイカーたちが好んだ指輪、古代エジプトにインスピレーションを受けた指輪などをはじめ、およそ400点ものリングが並ぶ。まさにコレクターとしての彼のアートに対する情熱が伝わってくるだろう。職人の技工や装飾だけでなく、当時の時代背景やデザインに象徴される意味といった視点からも楽しむことができる。

場所:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン
会期:1月14日(金)~3月31日(日)
時間:10:00-19:00
休館日:無休
入場料:無料
HP:www.lecolevancleefarpels.com

 

 

「ミケル・バルセロ展」

ミケル・バルセロ《雉のいるテーブル》1991年 作家蔵 ©ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021. Photo: ©Galerie Bruno Bischofberger

「現代のピカソ」とも呼ばれる、世界を挑発する現代スペインの代表的アーティスト Miquel Barceló(ミケル・バルセロ)。彼の創作の全貌を紹介する、国内初の巡回展となる「ミケル・バルセロ展」が、ついに東京で開催。本展では、巨大なスケールの絵画作品を中心に、彫刻、陶芸、パフォーマンス映像などを加えた、約90点もの作品が展示される。彼の初期から現在に至るまでの極めて多彩な作品を見ることが出来るだろう。

場所:東京オペラシティアートギャラリー (3Fギャラリー1, 2/4Fギャラリー3, 4)
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2
会期:1月13日(木)~3月25日(金)
時間:11:30- 19:00 (最終入場時間18:30)
休館日:月曜日*祝日の場合は翌火曜日、2月13日(日・全館休館日)
入場料: 一般 1,400円、大学・高校生 1,000円、中学生以下無料
HP:www.operacity.jp/ag/exh247

 

 

「奇想のモード 装うことへの狂気、 またはシュルレアリスム」

エルザ・スキャパレッリ《イヴニング・ケープ》1938年、京都服飾文化研究財団蔵、広川泰士撮影

芸術の枠を超えて人々の意識の深層にまで影響を及ぼした、20世紀最大の芸術運動であったシュルレアリスム。革新的な構想を生み出し、時代を先駆けようとする優れたクリエーターたちの表現は、時にシュルレアリスムの理念と重なり合うものがあった。そこでシュルレアリストたちと親交のあった Elsa Schiaparelli (エルザ・スキャパレッリ) は、シュルレアリスムの潮流のなかで示された特異な感覚を、モードの世界に積極的に取り込んできた。シュルレアリストたちによる、衣裳へのだまし絵的なイラストの導入や、内側と外側の意識を反転させたようなデザイン等、ユニークな発想力は、まさに 「奇想のモード」 として今日にまで影響を与え続けている。 本展ではさらに、シュルレアリストの感性に通ずるような作品群にも注目し、現代の私たちからみた <奇想> をテーマに、16世紀の歴史的なファッションプレートからコンテンポラリーアートに至るまでを、幅広く展示する。

場所:東京都庭園美術館 本館+新館
住所:東京都港区白金台5-21-9
会期:1月15日(土)~4月10日(日)
時間:10:00–18:00
休館日:月曜*3月21日(月曜)は開館、3月22日(火)は休館
入場料:一般 1,400 円、大学生・専門学校生 1,120 円、中高生・65 歳以上 700 円
HP:www.teien-art-museum.ne.jp

 

 

「OPEN UP – ひらく- 」

©︎ISSEY MIYAKE INC.

ISSEY MIYAKEがページを「ひらく」から着想を得た特別展示を開催。本展は平らに置かれたものが立体へと開かれていくその過程に着目し、開くことで見えてくる造形を追求した 「132 5. SQUARE UNITS」 シリーズを展示する。ブランドのスタート前から開発してきた、再生ポリエステル生地を基本素材として使用している。本を開き包みあげて再構築するなど、様々な「ひらく」という動作から見出されるダイナミックでゆったりとしたスタイルを提案。また水色の四角形を一つの単位と考え、四角形の連なりが開くことで、様々な側面を見せながら立体的に広がっていくプロダクトを表現した映像も会場で楽しむことができる。

場所:ISSEY MIYAKE SEMBA クリエイションスペース
住所:大阪府大阪市中央区南船場4-11-28
会期:1月5日(水)~2月27日(日)
時間:11:00-20:00
定休日:無休
入場料:無料
HP:www.isseymiyake.com/ja/brands/1325
IG:@1325isseymiyake_official

 

 

Formes du transfert 「転移のすがた」 アーティスト・レジデンシ―10周年記念展

エルメス財団による「アーティスト・レジデンシ―」は、アーティストをエルメスの工房に招聘し、職人と体験の共有や協働制作を行う財団のプログラムで、2010年より継続して行われてきた。本展はソウル、東京、パンタンで同時期に開催され、過去10年間の歩みのなか、職人、アーティスト、メンターの間で、交わされ、紡がれてきた様々な「転移」のすがたを、3都市それぞれ異なる視点から複層的に回顧していく。銀座メゾンエルメスフォーラムでは今まで取り上げることの少なかった、レジデンシーの参加に協力を仰いでいる推薦者(メンター)と滞在アーティストの作品にみられる相関関係に注目し、Chloé Quenum (クロエ・ケナム) とその推薦者である Isabelle Cornaro (イザベル・コルナロ)、Enzo Mianes (エンツォ・ミアネス) と推薦者の Michel Blazy (ミシェル・ブラジー)、そして2012年に参加したフランス在住の日本人アーティスト、小平篤乃生と推薦者 Giuseppe Penone (ジュゼッペ・ペノーネ) の3組のアーティストたちを紹介。一般的な師弟関係における技術や美学の継承だけではなく、芸術的感性が応答しあうアーティストたちの作品群をお見逃しなく。

場所:銀座メゾンエルメス フォーラム
住所:東京都中央区銀座5-4-1 8F・9F
会期:2021年12月17日(金)~2022年4月3日(日)
時間:11:00–20:00(月~土)、11:00–19:00(日)*事前にサイトで要確認。
定休日:不定休
入場料:無料
HP:www.hermes.com/jp/ja/story/maison-ginza/forum/211217/

 

 

「VACANCE/VACANCY」

©Yuki Aizawa

ベルリン在住のエディター/ライター・冨手公嘉と東京在住の写真家・相澤有紀による展示が札幌の多目的空間「ie」で開催される。ふたりは2021年8月にベルリンで過ごした2週間で撮影した写真や1年以上ぶりの再会について綴った冨手のエッセイを収録したタブロイド紙『VACANCE/ VACANCY #01 Berlin』を「TOKYO ART BOOK FAIR」にてリリース。今回は、同紙に掲載された写真とエッセイ、未発表の写真やメモを含んだ作品の展示に加え、約1ヶ月間、札幌にて滞在制作を行い、ふたりが旅行者になる札幌で撮影、執筆された続編の内容が加わる。手焼きプリントのテストピースなど印刷物やエッセイもディスプレイ。ふたりと交流のあるシンガー・田中琴子のライブ、トークセッションなどのデイイベントも開催予定だ。

場所:ie
住所:北海道札幌市中央区南八条西1-13-75
会期:1月8日(土)~2月6日(日)
時間:15:00-22:00
休廊日:水曜
入場料:500円
HP:iesapporo.official.ec

 

 

池内啓人「IKEUCHI HIROTO EXHIBITION」

BALENCIAGA (バレンシアガ) 2022年春コレクションのキャンペーンでコラボレーションしたことでも話題を集める造形作家・池内啓人。「スター・ウォーズ」や「ゾイド」、「ガンダム」などの国内外ポップカルチャーからはじまるイメージに日本独自の模型文化を掛け合わせ、既製品のプラモデルや工業製品のパーツを用いて、スーツやヘッドセット、ガジェットなど身につける工業製品をベースに独自の造形を追求。近年はファッションブランドやファッション誌、Arca (アルカ) や ASAP Rocky (エイサップ・ロッキー) らアーティストともコラボレーションしてきた。作家にとって最大規模となる本展では、身体拡張ロボット「スケルトニクス」 の開発・製造チームと共に制作されたスーツ作品を中心としたコンセプチュアルスペースはじめ、これまで発表してきた作品及び、「PROTOTYPE INC」と共同制作した、本展初公開の体験可能な大型新作も展示される。さらに、それら作品の制作プロセスや、インスピレーション源も鑑賞することができ、池内のエキセントリックなクリエーションを存分に堪能できる機会となっている。

場所:SAI
住所:東京都渋谷区神宮前 6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
会期:1月8日(土)~1月30日(日)
時間:11:00-20:00
休廊日:無休
入場料:無料
HP:www.saiart.jp

 

 

ロビィ・ドゥウィ・アントノ「RUMPUS」

©Roby Dwi Antono Courtesy of NANZUKA

ジョグジャカルタ在住のインドネシア人アーティスト Roby Dwi Antono (ロビィ・ドゥウィ・アントノ) が NANZUKA では初となる個展を開催。幼少期より画家としての才能を開花させた Roby Dwi Antono は、特別な美術教育を受けずとも、2012年に友人が開いた展覧会によって成功をおさめた。本展は、オイル・チョークとオイル・パステルによるキャンバス・ペインティングとドローイングのシリーズによって構成。あたかも子供の落書きのように見える作品群は、事実、幼少期に父親の工房で仕事を手伝う傍、路上に木炭の欠片で描いた恐竜や漫画の絵が原風景となって生まれたという。今回は3会場同時開催となっており、3110NZ では単色をベースとしたスプレーペイントの肖像画シリーズが発表される。

場所:(1)NANZUKA UNDERGROUND
(2)NANZUKA 2G
(3)3110NZ
住所:(1)東京都渋谷区神宮前3-30-10
(2)東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 2F
(3)東京都目黒区青葉台1-18-7
会期:(1)1月9日(日)~2月6日(日)
(2)1月8日(土)~2月6日(日)
(3)1月11日(火)~2月5日(土)
時間:(1)11:00-19:00
(2)渋谷パルコに準ずる
(3)11:00-16:00
休廊日:(1)月曜・祝日
(2)原則無休
(3)日・月曜・祝日
入場料:無料
HP:nanzuka.com

 

 

須藤和也「沈黙の隣に」

写真撮影・映像制作を軸に、プロジェクト制作を行うクリエイティブプロダクション「discovery go」の代表であり、京都 清水寺を撮影する写真家としても活動している須藤和也。現在は愛知・京都を拠点に、出会いと発見をテーマに日本の文化や営みを写真と映像で記録している。本展では、茶事懐石料理人・半澤鶴子氏と出会ってからともにした時間を1年間にわたって記録した写真集『鶴子』に収録されている作品に加え、京都 大徳寺で定期的に行なっている茶事の様子を捉えたモノクロ写真を展示。また、会期中には作家本人による一服の席も用意されているというので、興味のある方はお見逃しなく(オンラインストアより要予約)。

場所:BOOK AND SONS
住所:東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番
会期:1月6日(木)~1月25日(火)
時間:12:00-19:00
定休日:水曜
入場料:無料
HP:bookandsons.com

 

 

小浪次郎「黄色い太陽-Burning Drop-」

ニューヨークを拠点に活躍をする写真家・小浪次郎の新作写真展「黄色い太陽-Burning Drop-」は、、小浪次郎が写真を始めた18歳の八丈島の情景から、父となり、ニューヨークで暮らす現在までの変遷を収めた85点の作品を展示。作品の一部は販売されるほか、本展を記念して制作された写真集『黄色い太陽-Burning Drop-』は会場にて、特装版(限定100部)と通常版の2種が先行販売され、オリジナルTシャツも数量限定で展開される。

場所:PARCO MUSEUM TOKYO
住所: 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 4F
会期:12月24日(金)~2022年1月17日(月)
時間:11:00-20:00 *入場は閉場の30分前まで *12/31および1/17は18時閉場
休館日:渋谷PARCOに準ずる *1/1は休館
入場料:一般 700円、学生 500円 *小学生以下無料
HP:art.parco.jp

 

 

「THE CLUB Collective – Echoes 子どもたちへ」

Oliver Beer, Cyanotype drawing for Composition for Mouths (Songs My Mother Taught Me) Ⅲ, 2021, Courtesy Galerie Thaddaeus Ropac ©️ Oliver Beer Photo : Benjamin Westoby

銀座のアートギャラリー THE CLUB が昨年の春に行われた救済基金「COVID 19 Relief Fund」に続き、今回はアート界の次世代を担う、子どもたちの為のチャリティープロジェクトとして11人の国内外のアーティストらとともにチャリティー展を開催。日本の「子どもの貧困」という社会課題に向き合い、経済的に厳しいご家庭の子ども達を対象に無料の学習支援や居場所などを提供する活動を行なっている認定NPO法人キッズドアに売り上げの10%を寄付する。参加アーティストには、Oliver Beer (オリバー・ビア) や Kour Pour (コア・ポア)、Ryan Sullivan (ライアン・サリバン)、近藤正勝、猪瀬直哉ら多彩な顔ぶれが揃っている。

場所:THE CLUB
住所: 東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F
会期:12月23日(木)~2022年1月20日(木)
時間:12:00-19:00
休廊日:日・月曜 *12月31日から1月4日まで休廊
入場料:無料
HP:theclub.tokyo

 

 

ジェスパー・ジャスト「Seminarium」

Exhibition view of Jesper Just “Seminarium” at Perrotin Tokyo. Photo by Keizo Kioku. Courtesy of the Artist & Perrotin.

映像作品とマルチ・プロジェクションによるビデオ・インスタレーションで国際的に知られるデンマーク人アーティスト Jesper Just (ジェスパー・ジャスト) にとって日本初となる個展がペロタン東京にて開催中だ。本展は、「Seminarium (セミナリウム)」と「Interpassivities (インターパッシビティーズ)」という2つの作品シリーズから構成。展示タイトルでもある「Seminarium」は、近年制作された4つの映像作品がギャラリー全体に広がる、トータル・インスタレーション。紫色の光を発するLEDスクリーンをはじめ、ギャラリー内にはチューブ、ケーブル、 ガラスの花瓶からなるネットワークが設置されており、水中で植物を成長させる水栽培システムを構築。作家本人が「テック・ポエティックス」と称する、自然、技術、人間が交わるSFのシナリオが描かれている。また、現在進行中のパフォーマンス・シリーズである「Interpassivities」は、バレエの形式言語を用いて理想化された形の身体と破壊された形の身体について論じるとともに、主体性、遂行性、相互受動性といった概念を探求。アメリカン・バレエ・シアターとデンマーク王立バレエ団のダンサーたちとコラボレーションし、“電気筋肉刺激システム”(EMS)の電極を用いて、音楽によって踊らされている身体のパーツを撮影した一連のビジュアル・イメージが展示されている。

場所:ペロタン東京
住所: 東京都港区六本木6丁目6−9 ピラミデビル 1F
会期:12月2日(木)~2022年1月29日(土)
時間:12:00-18:00
定休日:日・月曜
入場料:無料
HP:www.perrotin.com

 

 

「TOKYO NEW SCAPES BY TAKASHI HOMMA」

写真家のホンマタカシが6年間にわたって変貌し続ける東京の風景、変わらない東京の街並みを撮り下ろした『Casa BRUTUS』の連載企画「TOKYO NEW SCAPES」を中心に、新たな解釈(=東京の日常)で撮り下ろした新作を展示。会期中は、「T-HOUSE New Balance」の壁面に、出力されたカラープリントを展示し、実際に来場者がその出力カラープリントを持ち帰ることができる(1名につき1枚 /期間中は1度のみ)。築122年の歴史がある蔵(くら)を新しい機能として活用し、現代的な建築と融合させた「T-HOUSE New Balance」の空間で展示される、ホンマタカシによる東京の日常をお見逃しなく。

場所:T-HOUSE New Balance
住所: 東京都中央区日本橋浜町 3-9-2
会期:12月10日(金)~2022年1月25日(火)
時間:11:00-14:00、15:00-19:00(月・火)、11:00-19:00( 金・土・日)
定休日:水・木曜
入場料:無料
IG:@newbalance_t_house

 

 

アニエスベー「Les Drôlesses」

パリのロックダウンをうけて自主隔離中だった agnès b. (アニエスベー) は、フランス人アーティストの Claire Tabouret (クレール・タブレ) が手がけた2点の肖像画を顔に見立て、自身のワードローブから選んだ服をコーディネート。私邸の庭でユーモアに満ちた写真を撮影し、その作品数は80点以上にのぼるという。2021年5月にパリのギャラリー「MAGNIN-A」で開催されたのち、9月には「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2021」で日本初公開となった展示の巡回展となる本展では、agnès b. の写真群とともに、彼女の子ども時代、Claire Tabouret との関係性、そして数十年に及ぶ agnès b. の創作活動を紐解く手書きのメッセージも掲示。さらに、作品のインスピレーションとなった agnès b. が所有する Claire Tabouret の肖像画2点も展示される。

場所:アニエスベー ギャラリー ブティック
住所: 東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山2F
会期:12月4日(土)~2022年2月6日(日)
時間:11:00-20:00
定休日:年末年始休業予定
入場料:無料
IG:@agnesb_galerie_boutique

 

 

「ドヴァランス_デザインのコモンセンス」展

「Acteurs !」/ ポスター / La Commune / 2020

GYRE GALLERY では、世界的に注目を集めるパリ拠点のグラフィックデザイン・スタジオの deValence (ドヴァランス) をフィーチャー。アレクサンドル・ディモスとジスラン・トリブレが率いる deValence は2001年に創設されて以来、現代アート、建築、演劇、芸術文化関連の分野のグラフィックデザインを手がけており、 これまでにヴェネツィア・ビエンナーレ、カルティエ美術財団、ポンピドゥー・センター、インテリア・デザイン国際見本市「メゾン・エ・オブジェ・パリ」でも高い評価を集め、ピエール・ユイグ、ラファエル・ザルカ、 サーダン・アフィフといったフランスを代表する現代アーティストからもプロジェクトを依頼されてきた。今回は、deValence の過去から最新のプロジェクトまでを紹介するだけでなく、デザインというクリエーションの本源的なテーマを掘り下げる。現代の複雑化し多様化している状況下で時代精神を表象するデザインとは何なのかという問いを社会学的なアプローチによって deValence の多角的で多様な活動を浮かび上がらせ発信する展示となっている。

場所:GYRE GALLERY
住所:東京都渋谷区神宮前 5-10-1 GYRE3F
会期:12月10日(金)~2022年2月13日(日)
時間:11:00-20:00
定休日:不定休(休館日:12月31日、2021年1月1日。2021年1月2日は13:00 OPEN)
入場料:無料
HP:gyre-omotesando.com/gallery

ルース・ファン・ビーク

©︎Ruth van Beek

オランダのアーティスト Ruth van Beek (ルース・ファン・ビーク) にとって日本初となる個展がPOSTにて開催中だ。1977年生まれ、オランダのコーフ・アーン・デ・ザーンを拠点に活動する彼女は、ヨーロッパやアメリカの中古品店で見つけた、盆栽の手入れ方法、サボテンの育て方、日本の華道をテーマにした書籍などを含む、50年代、60年代、70年代の専門書や雑誌といった膨大な写真素材のアーカイヴを用いたコラージュ作品を制作している。水彩画用紙の形を加えたり、見つけた写真同士を視覚的に結びつけたりすることによって、形・スケール・色を反響させた作品群は、遊び心のあるユニークな世界がひろがる。オリジナル作品が日本で展示されるのは本展が初というだけに、この貴重な機会をお見逃しなく。

場所:POST
住所:東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期:12月4日(土)~2022年1月9日(日)
時間:11:00-19:00
定休日:月曜、12月27日~2022年1月3日
入場料:無料
HP:post-books.info

 

 

「Viva Video! 久保田成子展」

メインビジュアル  写真:トム・ハール デザイン:佐々木暁

1937年に新潟で生まれ、映像と彫刻を組み合わせた「ヴィデオ彫刻」でヴィデオ・アートの先駆者のひとりとして国際的に評価されている久保田成子。2015年に死去して以来初めて、日本では約30年ぶりとなる大規模個展が東京都現代美術館にて開催される。本展では、作家の生い立ちから、同世代のアーティストたちとの交流、そしてニューヨーク移住後の活躍、生涯のパートナーとなったナムジュン・パイクへの献身的な介護生活、晩年の創作活動までを振り返り、その軌跡を辿る。ヴィデオというメディアの黎明期に、世界を舞台に自らの芸術を展開する一人の女性作家とし て、何を考え、どのように表現を追求したのか。フィギュアスケート選手の伊藤みどりをモデル にした「スケート選手」やパイクの故郷の墓をモチーフにした 「韓国の墓」など日本初公開のヴィデオ彫刻をはじめ、様々な作家との交流を示す写真や手紙といった世界初公開の資料から、久保田成子の功績を多角的に紐解いていく。

場所:東京都現代美術館
住所:東京都江東区三好4丁目1−1
会期:11月13日(土)~2022年2月23日(水・祝)
時間:10:00-18:00 *展示室入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜(1月10日、2月21日は開館)、12月28日~2022年1月1日、1月11日
入場料:一般 1,400 円、大学生・専門学校生・65 歳以上 1,000 円、中高生 600 円、小学生以下無料
HP:www.mot-art-museum.jp

ゲルハルト・リヒター「Abstrakt」

MÖHRE 1984年 200 × 160 cm フォンダシオン ルイ・ヴィトンでの展示風景 (2014年) © Gerhard Richter Photo credits: © Fondation Louis Vuitton / Martin Argyroglo

エスパス ルイ・ヴィトン大阪で第2回目となる本展は、ドイツ人アーティストの Gerhard Richter (ゲルハルト・リヒター) をフィーチャー。同氏は1960年代初めにより、「資本主義リアリズム」の精神に則って、絵画と芸術の目的を問い質すために、写真を用いるようになり、キャリア全体を通じて、新聞・雑誌の写真、および愛する者の写真や家族写真を含む、自身で撮った写真を描き写してきた。また並行して、カラフルなグリッドや、アクションペインティング、モノクロームを組み合わせた抽象形式を編み出し、今日にいたるまで抽象作品と具象作品を交互に制作し続けている。今回、フォンダルシオン ルイ・ヴィトンはルイ・ヴィトン大阪のために、所蔵作品から18点の抽象作品を特別に選び出し、長年にわたる創作活動を辿る。そのうちの2作品「940-4 Abstraktes Bild(アブストラクト・ペインティング)」と「941-7 Abstraktes Bild (アブストラクト・ペインティング)」(2015年)は、今回が初公開となる。

場所:エスパス ルイ・ヴィトン大阪
住所:大阪市中央区心斎橋筋2-8-16 ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 5F
会期:11月19日(金)~2022年4月17日(日)
時間:12:00-20:00
休館日:ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋に準ずる
入場料:無料
HP:www.espacelouisvuittontokyo.com

 

 

「クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]」

クリスチャン・マークレー 《フェイス(恐れ)》 2020   コラージュ 30.2 cm × 30.3 cm © Christian Marclay. Courtesy Gallery Koyanagi, Tokyo.

70年代末のニューヨークでターンテーブルを使ったパフォーマンスから現代美術と音楽を交差させた革新的な活動を続けてきた Christian Marclay (クリスチャン・マークレー) の国内初の大規模展覧会。サンプリングやコラージュといった手法を用いて、音楽、アート、マンガ、映画、街のグラフィティまでを、どのように翻訳、リミックスしてきたのか。本展では、コンセプチュアル・アートやパンク・ミュージックに影響を受けた初期作品から、イメージと音の情報のサンプルを組み立てた大規模なインスタレーション、さらには現代社会に蔓延する不安を映し出した最新作まで、その多岐にわたる活動の全貌を紹介する。また、会期中には∈Y∋、大友良英、コムアイ、巻上公一、山川冬樹らが「グラフィック・スコア(図案楽譜)」を演奏するイベントが複数回にわたって開催される。

場所:東京都現代美術館
住所:東京都江東区三好4丁目1−1
会期:11月20日(土)~2022年2月23日(水・祝)
時間:10:00-18:00 *展示室入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜(1月10日、2月21日は開館)、12月28日~2022年1月1日、1月11日
入場料:一般 1,800 円、大学生・専門学校生・65 歳以上 1,200 円、中高生 600 円、小学生以下無料
HP:www.mot-art-museum.jp

 

 

妹島和世+西沢立衛/SANAA展 「環境と建築」

© Nacása & Partners Inc.

妹島和世と西沢立衛による建築家ユニット、SANAA が「環境と建築」というテーマのもと日本および世界各地で取り組んでいる最新プロジェクトを中心に構成する展覧会は、TOTOギャラリー・間にて2回目の開催となる。「金沢21世紀美術館」(石川県、2004年)、「ROLEXラーニングセンター」(スイス、2009年)、「ルーヴル・ランス」(フランス、2012年)に代表されるように、内と外を緩やかにつなぎ回遊性を高めることで、人びとの豊かで自由な交流と、周辺地域との新たな関係の可能性を提示してきたふたり。本展では、SANAAだけでなく、それぞれの事務所のプロジェクトも併せて展示することで、両者が実現する建物が媒介となり、人びとの暮らしと環境が織り混ざりひとつの風景となるという建築のあり方を伝える。

場所:TOTOギャラリー・間
住所:東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F
会期:10月22日(金)~2022年3月20日(日)
時間:11:00-18:00
定休日:月曜・祝日 *2021年12月27日(月)から2022年1月6日(木)までは年末年始休暇
入場料:無料 *事前予約制
HP:jp.toto.com/gallerma

 

 

ギルバート&ジョージ「CLASS WAR, MILITANT, GATEWAY」

「CLASS WAR」1986年 エスパス ルイ・ヴィトン東京での展示風景 (2021年) Courtesy of Fondation Louis Vuitton © Gilbert & George Photo credits: © Keizo Kioku / Louis Vuitton

Gilbert Prousch (ギルバート・プロッシュ) と George Passmore (ジョージ・パサモア) によるアートユニット Gilbert & George (ギルバート&ジョージ) のアイコニックな大型の3連作「Class War, Militant,Gateway (階級闘争、闘争家、入り口)」(1986年)が日本に初上陸。本作は、Gilbert & George にとって初の大作であり、共同体への所属から、個人的良心や自己肯定の出現まで、個人の冒険が描かれている。しばしばステンドグラスにもなぞらえられる格子状の構成は Gilbert & George の代名詞ともいうべき作風であり、直接彼らの作品を堪能できる貴重な機会となっている。

場所:エスパス ルイ・ヴィトン東京
住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル 7階
会期:10月14日(木)~2022年3月6日(日)
時間:11:00-19:00
定休日:ルイ・ヴィトン 表参道店に準ずる
入場料:無料
HP:www.espacelouisvuittontokyo.com

 

 

梅津庸一「ポリネーター」

絵画作品から自身のパフォーマンスを記録した映像作品、ドローイング、陶芸作品、加えて「パープルームギャラリー」を運営する美術家の梅津庸一。植物の花粉を運んで受粉させる媒介者という意味をもつ「ポリネーター」と題された本展では、2004年から2021年までの作品を作家自身が“キュレーション”し、300点以上の作品が展示される。「美術とはなにか。そして芸術の有用性や公共性とはなにか。それはわかりやすい希望やとっつきやすいビジョンの提示にあるのではなく、一見すると有用性や公共性など感じられないほど入り組んだ悪い夢のような世界にこそ存在する」という作家の言葉にある通り、悪夢か、はたまた白昼夢か、梅津庸一が織りなす未知の空間へ、この機会に足を踏み入れてほしい。

場所: ワタリウム美術館
住所:  東京都渋谷区神宮前3-7-6
開催期間:9月16日(木)~2022年1月16日(日)
時間: 11:00-19:00
休館日: 月曜日、12/31-1/3 *1/10は開館
入場料: 大人1,200円、学生(25歳以下) 1,000円、ペア割引:大人2人 1,800円、学生2人 1,400円
HP: www.watarium.co.jp

 

 

「ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」

「ウェル・アンド・トゥルーリー」ブレゲンツ美術館(オーストリア) 2010年 Photo: Stefan Altenburger © Roni Horn

アメリカの現代美術を代表する女性アーティスト、 Roni Horn (ロニ・ホーン) の国内初の大規模個展。1970年代の初期の作品から、 代表作の写真シリーズ「あなたは天気 パート2(2010-2011年)」、また近年の代表作であるガラスの彫刻作品が一挙に集結し、 約40年間におよぶ作家の軌跡を辿る展示となっている。水のようにしなやかに多様な解釈を受け入れる彼女の作品のあり方を探る本展は、 価値観や「正しさ」がめまぐるしく入れ替わるこの時代において、周囲に惑わされず強く生きるヒントと、 Reflection(内省)の時間を与えてくれるだろう。

場所: ポーラ美術館
住所: 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山 1285
開催期間:9月18日(土)~ 2022年3月30日(水)
時間: 9:00-17:00 *入館は16:30まで
休館日:会期中無休
入場料: 一般 1800円、65歳以上 1600円、大学・高校生 1300円、中学生以下無料
HP: www.polamuseum.or.jp

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