TFP Recommends Exhibitions

【開催中】 今週のTFP的おすすめ展覧会

「あなたは天気 パート2」(部分) 2010-2011年 Courtesy of the artist and Hauser & Wirth © Roni Horn

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【開催中】 今週のTFP的おすすめ展覧会

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現在開催中の展覧会や写真展、アートイベントから、The Fashion Post (ザ・ファッションポスト) のおすすめを毎週ピックアップ。今週はどこへ行こう。

※新型コロナウイルスの感染予防の取り組みに関する最新の情報については、各施設の公式サイトにてご確認をお願いします。

10月19日〜10月25日

 

 

「第15回 shiseido art egg」展

第15回shiseido art egg 石原海展「重力の光」展示風景 撮影:加藤健

1919年のオープン以来「新しい美の発見と創造」という活動理念を掲げてきた資生堂ギャラリーの公募プログラム「shiseido art egg (シセイドウアートエッグ) 」は新進アーティストを応援するべく、入選者は通常の企画展と同様、担当キュレーターと話し合いを重ね、ともに展覧会を作り上げる。第15回目となる本年度では、全国各地から243件の応募があった中、石原海、菅美花、中島伽倻子の3名が入選。愛、ジェンダー、個人史と社会をテーマに、実験的な映画作品(『ガーデンアパート』『忘却の先駆者』)やヴィデオインスタレーションを発表し、注目を浴びる東京出身、現在は福岡を拠点とするアーティストの石原海の展示は10日まで。19日からはテクノロジーの進歩によって変遷しつつある新たな身体感や生殖のあり方をテーマに、写真・人形・映像などのメディアを用いて「人間とは何か」という問いを投げかける菅実花の展示が、続いて11月23日からは壁や境界線をモチーフにして人と場所との関わりに焦点を当てる中島伽倻子の展示が予定されている。

場所: 資生堂ギャラリー
住所: 東京都中央区銀座 8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
開催期間:(1)石原海展 9月14日(火)~10月10日(日)
(2)菅実花展 10月19日(火)~11月14日(日)
(3)中島伽倻子展 11月23日(火・祝)~12月19日(日)
時間: 平日 11:00-19:00、日・祝 11:00-18:00
休館日:月曜
入場料: 無料
HP:gallery.shiseido.com

 

 

梅津庸一「ポリネーター」

絵画作品から自身のパフォーマンスを記録した映像作品、ドローイング、陶芸作品、加えて「パープルームギャラリー」を運営する美術家の梅津庸一。植物の花粉を運んで受粉させる媒介者という意味をもつ「ポリネーター」と題された本展では、2004年から2021年までの作品を作家自身が“キュレーション”し、300点以上の作品が展示される。「美術とはなにか。そして芸術の有用性や公共性とはなにか。それはわかりやすい希望やとっつきやすいビジョンの提示にあるのではなく、一見すると有用性や公共性など感じられないほど入り組んだ悪い夢のような世界にこそ存在する」という作家の言葉にある通り、悪夢か、はたまた白昼夢か、梅津庸一が織りなす未知の空間へ、この機会に足を踏み入れてほしい。

場所: ワタリウム美術館
住所:  東京都渋谷区神宮前3-7-6
開催期間:9月16日(木)~2022年1月16日(日)
時間: 11:00-19:00
休館日: 月曜日、12/31-1/3 *1/10は開館
入場料: 大人1,200円、学生(25歳以下) 1,000円、ペア割引:大人2人 1,800円、学生2人 1,400円
HP: www.watarium.co.jp
 

 

「Prism」

「Prism」というタイトルのもと、このパンデミックの最中でも、まばゆい輝きを放つアーティストたちの自由な創造性を示すグループ展。スペイン・マラガ在住の Julio Anaya Cabanding (フリオ・アナジャ・キャバンディング)、韓国・ソウル在住の Jang Koal (ジャン・コール)、ジェット機を模した彫刻作品「レプリカシリーズ」をはじめとする造形作品で知られる中村哲也、千葉県在住の彫刻家である大平龍一、ロサンゼルスを拠点とする Cleon Peterson (クレオン・ピーターソン)、ファッションフォトの世界でも活躍する東京在住のフォトグラファーデュオ TOKI (トキ)、デジタルグラフィック世代のミニマリズム絵画を牽引するニューヨーク在住の Yoon Hyup (ユーン・ヒョプ) と個性豊かな7組のアーティストが参加している。

場所: NANZUKA UNDERGROUND
住所:  東京都渋谷区神宮前3丁目 30-10
開催期間:10月9日(土)~11月7日(日)
時間: 11:00-19:00
休館日: 月曜、祝日
入場料: 無料
HP: nanzuka.com
 

 

「ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」

「ウェル・アンド・トゥルーリー」ブレゲンツ美術館(オーストリア) 2010年 Photo: Stefan Altenburger © Roni Horn

アメリカの現代美術を代表する女性アーティスト、 Roni Horn (ロニ・ホーン) の国内初の大規模個展。1970年代の初期の作品から、 代表作の写真シリーズ「あなたは天気 パート2(2010-2011年)」、また近年の代表作であるガラスの彫刻作品が一挙に集結し、 約40年間におよぶ作家の軌跡を辿る展示となっている。水のようにしなやかに多様な解釈を受け入れる彼女の作品のあり方を探る本展は、 価値観や「正しさ」がめまぐるしく入れ替わるこの時代において、周囲に惑わされず強く生きるヒントと、 Reflection(内省)の時間を与えてくれるだろう。

場所: ポーラ美術館
住所: 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山 1285
開催期間:9月18日(土)~ 2022年3月30日(水)
時間: 9:00-17:00 *入館は16:30まで
休館日:会期中無休
入場料: 一般 1800円、65歳以上 1600円、大学・高校生 1300円、中学生以下無料
HP: www.polamuseum.or.jp
 

 

佐藤健寿 「世界 MICROCOSM 」

©Kenji Sato

民族から宇宙まで幅広いテーマで世界各地を撮影し、写真集『奇界遺産』シリーズで広く知られる佐藤健寿。「世界」をテーマに掲げた本展は、ライカギャラリー東京、ライカGINZA SIX、ライカギャラリー京都の3会場にて同時開催となり、それぞれが「#places」「#people」「#landscapes」というカテゴリーに分かれ、作家が20年以上にわたって撮影してきた作品群の中から厳選された計42点が展示される。また、最新写真集となる『世界 MICROCOSM 』も特別先行発売される。

場所: (1)ライカギャラリー東京 (ライカ銀座店 2F)
(2)ライカギャラリー京都 (ライカ京都店 2F)
(3)ライカ GINZA SIX
住所: (1)東京都中央区銀座 6-4-1
(2)京都市東山区祇園町南側 570-120
(3)東京都中央区銀座 6-10-1 GINZA SIX 5F
開催期間: (1)8月26日(木)~11月3日(水・祝)
(2)8月28日(土)~11月3日(水・祝)
(3)8月26日(木)~11月3日(水・祝)
時間: (1)11:00-19:00
(2)11:00-19:00
(3)10:30-20:30 *GINZA SIXの営業時間に準ずる
定休日: (1)月曜
(2)月曜
(3)なし *GINZA SIXに準ずる
入場料: 無料
HP: jp.leica-camera.com
 

 

「益子人 -髙橋恭司が撮る益子に暮らす500人の肖像-」

©髙橋恭司

写真家の髙橋恭司が自身の出身地である栃木県益子町にて、2020年の秋から2021年の夏にかけて、0歳から94歳までの500名を超える益子の人々のポートレートを撮影。3年に一度開催される地域振興の祭り「土祭/ヒジサイ」の一環として写真展が開催される。“益子人”たちの活力が伝わる作家の愛に満ち溢れた作品群をお見逃しなく。

場所: 益子陶芸美術館 / 陶芸メッセ・益子 第3展示室 +旧濱田庄司邸
住所: 栃木県芳賀郡益子町大字益子302
開催期間:9月17日(金)~11月14日(日)
時間: 【9月・10月】9:30-17:00、【11月】9:30-16:00
定休日:月曜日(祝休日の場合翌日)、10月4日~9日(展示替え休館)
入場料: 無料
HP: www.mashiko-museum.jp
 

 

Olivier Kervern

©Olivier Kervern

アイウェアブランド EYEVAN (アイヴァン) の旗艦店である「EYEVAN Tokyo Gallery」にて JIL SANDER (ジル サンダー) への作品提供でも注目を集めるフランス人フォトグラファーの Olivier Kervern (オリヴィエ・ケルヴェンヌ) の写真展が開催。同店にとって初の写真展となる。作家のアーカイヴ作品に加えて、同展のために特別に EYEVAN のアイウェアを撮り下ろした作品も展示。プリント作品の販売も予定されている。

場所: EYEVAN Tokyo Gallery
住所: 東京都港区南青山 5-13-2 1F
開催期間:9月15日(水)~10月31日(日)
時間: 11:00-20:00
定休日:火曜
入場料: 無料
HP: eyevaneyewear.com
 

 

「The Absurd and The Sublime ギイ ブルダン展」

Untitled, Guy Bourdin Archives, n.d. © The Guy Bourdin Estate 2021/Courtesy of Louise Alexander Gallery

フランスを代表するファッションフォトグラファー、Guy Bourdin (ギイ ブルダン) の写真展が CHANEL NEXUS HALL (シャネル・ネクサス・ホール) にて開催。“滑稽と崇高”と題された同展では、その紙一重の合間を弄ぶような意外性を常に兼ね備え、緻密に構成されたギイ ブルダンのアイコニックな作品群が並ぶ。また、貴重なアーカイブからこれまで展示されたことのないオリジナルプリントも展示。画家としてキャリアをスタートさせたのち、50年代よりファッションフォトグラファーとして、ファッション写真を芸術の領域へと押し上げた同氏の軌跡をたどる。

場所: シャネル・ネクサス・ホール
住所: 東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
開催期間: 9月8日(水)~10月24日(日)
時間: 11:00-19:00 (最終入場18:30)
定休日: なし
入場料: 無料
HP: nexushall.chanel.com
 

 

ジュリオ・ル・パルク「ル・パルクの色 遊びと企て」

ロング・ウォークのエチュード | 1974 | 29 x 117 cm | 木にアクリル ©Atelier Le Parc

銀座メゾンエルメスフォーラムでは、アルゼンチン出身のアーティスト Julio Le Parc (ジュリオ・ル・パルク) 日本初となる個展が開催中。1958年にフランスへ移住した後、モンドリアンやロシア構成主義に影響を受けた幾何学的な抽象画の制作をスタートし、視覚芸術探求グループ(GRAV)を結成したことでも知られる。その70年を超える継続的な制作活動の中でも、常に鮮明な印象をもたらす「色」を主題とした本展は、初期のモノクロ絵画や色彩探求のドローイングから始まり、代表作である「La Longue Marche (ロング・ウォーク)」や「Lames réfléchissantes (反射ブレード)」、また GRAV の時代から展開してきたモビールの新作までを紹介。展示はファサードやウィンドウ・ディスプレイ、エレベーターにもおよび、20周年を迎えるメゾンエルメスのビル全体を使いながら、作家が目指す鑑賞者との開かれた出会いを試みる。

場所: 銀座メゾンエルメスフォーラム
住所: 中央区銀座5-4-1 8・9階
開催期間: 8月13日(金)~11月30日(火)
開館時間: 11:00-19:00(最終入場18:30)
*エルメス銀座店の営業時間に準じ、当面の間、開館時間を短縮中
休館日: 不定休
入場料: 無料
HP: www.hermes.com/maison-ginza
 

 

プラダ財団「Sturm & Drang Preview Services」

©PRADA

ルイージ・アルベルト・チッピーニ、フレディ・フィッシュリ、ニールス・オルセンらがキュレーションを手がけ、コンピュータ生成画像(CGI)の実践、体験、環境を探求する「Sturm & Drang」。プラダ財団の支援を得て企画された本展では、3つのインスタレーションを通して、ポストプロダクションのような現代の画像作成・加工の方法より生じる「本物の表現」の疑問に挑む。ヘルツォーク&ド・ムーロン設計による象徴的なプラダ 青山店にてコンピュータスカルプチャの複雑さ、現代の画像制作、そしてそれが私たちの日常の認識に与える影響について一考してみてはいかがだろうか。

場所: プラダ 青山店 5階
住所: 東京都港区南青山5-2-6
開催期間: 7月22日(木)~11月26日(金)
営業時間: 11:00—20:00
定休日: なし
入場料: 無料
HP: www.prada.com

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