TFP Recommends Exhibitions

【開催中】 今週のTFP的おすすめ展覧会

©︎ Taka Mayumi

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【開催中】 今週のTFP的おすすめ展覧会

TFP Recommends Exhibitions

現在開催中の展覧会や写真展、アートイベントから、The Fashion Post (ザ・ファッションポスト) のおすすめを毎週ピックアップ。今週はどこへ行こう。毎週火曜日更新。

※新型コロナウイルスの感染予防の取り組みに関する最新の情報については、各施設の公式サイトにてご確認をお願いします。

9月27日〜10月3日

遠藤文香「The belief in Spiritual Beings

遠藤文香 untitled (stone) #1 2022  Archival Pigment Print

遠藤文香は、1994年生まれ、2021年に東京藝術大学大学院美術学部デザイン科を修了後、現在は東京を拠点に活動するアーティスト。大学在学中より藝大デザイン賞などを受賞し、大学院卒業・修了作品展で発表された「Kamuy Mosir (アイヌ語で神々の宿る地の意味) 」シリーズを展示した個展で特に話題を集め、キヤノン写真新世紀2021に選出され佳作入賞 (オノデラユキ選) するなど、評価を高めている。本展では「Kamuy Mosir」に続くシリーズで、主に北海道の「atusa-nupuri (アトゥサ ヌプリ)」を舞台に撮影された作品を展示。「アトゥサ ヌプリ」とは、アイヌ語で“熔岩や硫黄に覆われた火山を意味する。万物に霊魂が宿るという考えのアニミズム的自然観と人為的介入をもって作り出された自然のイメージは見るものにとってどんな姿に感じられるのだろうか。

場所: NADiff a/p/a/r/t
住所: 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
会期: 2022年9月22日 (木)〜2022年10月2日 (日)
時間: 13:00-19:00
入場料: 無料
HP: www.nadiff.com

Taka Mayumi「恋するとりこ」

©︎ Taka Mayumi

2013年よりパリから東京へ拠点を移し、海外誌を中心に活躍するフォトグラファーの Taka Mayumi。本展の開催に合わせて販売する作品集『恋するとりこ』は、20年以上撮り溜めてきた写真を、250ページを超えるボリュームで制作。都市や人、風景や動物、植物などを優しくユーモラスでいて、鋭い視点で写真家を取り巻く世界を捉えたパーソナルな内容となっている。朧げでつかみどころのないどこか心に残る美しい写真の数々を、是非会場で堪能して。

場所: flotsam books
住所: 東京都杉並区和泉1-10-7
会期: 2022年9月30日 (金)〜10月9日 (日)
時間: 14:00-20:00
休業日: 水曜日
入場料: 無料

ヨアキム・オジャネンWe’ve danced for a while now and I’m slowly learning your steps.

©︎ Joakim Ojanen | Courtesy of NANZUKA

1985年、スウェーデン・ヴェステロース生まれのアーティスト Joakim Ojanen (ヨアキム・オジャネン)ストックホルムからロサンゼルス、ケルン、パリ、エディンバラ、ベルギー、ニューヨークと幅広く個展を開催。昨年はオジャネン氏の故郷であるストックホルム郊外にある Västerås konstmuseum にて大規模な個展を開催した。オジャネンのモチーフの多くは、自身が育った故郷や生活環境に基づいている。彫刻や絵画に見られる生々しい質感や表情豊かなキャラクター、それらを組み合わせた独特の色彩感覚など、一見子供の創作物のように無垢に見える独自の表現に、作家の深い感性がダイレクトに反映されている。会場には、コロナ禍とロシアによる戦争の脅威が差し迫る中で制作されたセラミック、ブロンズ、ドローイングからキャンバスペインティングまで、全て新作の力作たちが一堂に集結する。

場所: NANZUKA UNDERGROUND
住所: 東京都渋谷区神宮前3-30-10
会期: 2022年9月17日 (土)〜10月23日 (日)
時間: 11:00-19:00
休館日: 日曜日、祝日
入館料: 無料
HP: nanzuka.com

「How to get friends」
会期: 2022年9月14日 (水)〜10月8日 (土)
場所: 3110NZ by LDH kitchen
時間: 11:00-16:00 (火-木)
11:00-17:00 (金-土)
休業日: 日曜日、月曜日、祝日

旅と想像 / 創造 いつかあなたの旅になる

相川勝 《シドニーオペラハウス,オーストラリア/〈ポストカード〉より》2013年

本展は、行動を制限されたコロナ禍において、他者の旅を手がかりに「旅とはいったいどんなものか」を再考するための展覧会。会場には、朝香宮夫妻の関連資料をはじめとする1920~30年代の写真や絵葉書等から、 現代の作家による作品まで、旅をテーマに集められた幅広いジャンルの作品を展示。同展で出会う旅は、私たち鑑賞者に新しい旅を切り開くきっかけを与えてくれる。

場所: 東京都庭園美術館 (本館+新館)
住所: 東京都港区白金台5-21-9
会期: 2022年9月23日 (金・祝日)〜11月27日 (日)
時間: 11:00-18:00 (入館は閉館の30分前まで)
休館日: 月曜日 (ただし10月10日は開館)、10/11
入場料: 一般 ¥1,400、大学生 ¥1,120、中学生・高校生 ¥70065歳以上 ¥700
HP: www.teien-art-museum.ne.jp

ニア・デルフォーESTE MAR

©︎ Nia Delfau

スペイン・バルセロナを拠点に、写真家としてだけでなくアートディレクター、エディトリアルデザイナーとしても活動する Nia Delfau (ニア・デルフォー)。アート、カルチャー、ファッションの分野を横断し、さまざまな雑誌やブランドのビジュアルを手がけながら、自身の作品制作も精力的に行なっている。本作「ESTE MAR」は、両親との幼少の記憶を想起させたカタルーニャの海岸沿いにある村で、自然と親しみながら生きる女性たちの姿が写し出されている。本展では、約30点の作品を展示。官能的で遊び心のある作品たちをぜひ会場でチェックして。

場所: BOOK AND SONS
住所: 東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番
会期: 2022年9月22日 (木)〜10月11日 (火)
時間: 12:00-19:00
HP: bookandsons.com

安藤政信「憂鬱な楽園」

MARC JACOBS (マークジェイコブス) が手がけるブックストア・BOOKMARC (ブックマーク) にて、俳優で写真家の安藤政信の写真展が開催中。本展では、MARC JACOBS の最新アイテムを着用した森川葵を撮影した写真作品の展示。会場では、展示のほか一部安藤氏の写真作品の販売も行う。作品の一部は会場となる BOOCMARC のすぐ近く、7月にオープンした新しい旗艦店「MARC JACOBS表参道」にも展示予定だ。前日9月21日の19:00からはゲストDJにJJJ氏を迎えプレビューパーティーも開催。その模様は MARC JACOBS 公式インスタグラムアカウントにて配信予定なのでチェックしてみて。

場所: BOOKMARC
住所: 東京都渋谷区神宮前4-26-14
会期: 2022年9月22日 (木)〜2022年10月2日 (日)
時間: 12:00-19:30
入場料: 無料

COSMIC WONDER 秋分工藝祭

©︎ Cosmic Wonder

秋分工藝祭と題した本展では、京都・京丹波を拠点とするアーティストの石井直人と石井すみ子による依代器とオクソザックリの天馬、韓国の手織りの古布や安東大麻布の布巾や、日本の籠との出会いを求めて日本各地をめぐる「Light and Will」がセレクトした秋田県山桜の平籠、瓜肌楓の角籠、沢胡桃の一枚皮手提げ籠を展示。さらに、蝋燭作家として活動する作家「rinn to hitsuji」より大豆蝋の六角月見香豆灯火、陶芸家・タナカシゲオによる竜宮祭器など秋にふさわしい民芸の数々が集結する。

場所: Center for COSMIC WONDER
住所: 東京都港区南青山5-18-10
会期: 2022917 ()2022102 ()
時間: 12:00-18:00
入場料: 無料
HP: www.cosmicwonder.com

ケナーフ&ショーコ「PLASTÉONTOLOGY EXPEDITION  Episode 3:“The message” An Extra-Ordinary exhibition

©plasteontology_society

フランス人と日本人のアーティストデュオ、K-NARF & SHOKO (ケナーフ&ショーコ) による本展は、Kalkul Inc. (カルクル) とのコラボレーションにより拡張現実技術を利用し、500年後の西暦2525年からのメッセージが鑑賞者へと届くというSF映画のようなストーリーが広がる。インスピレーションとなったのは、ブランド「agnès b. (アニエスベー)」創設者のAgnès Troublé (アニエス・トゥルブレ) が立ち上げた海洋環境問題を専門の科学者とともに調査する科学探査船タラ号での冒険。K-NARF & SHOKO による作品は、遊び心ふれながらも、今現在起きているプラスチック汚染が未来にどのような影響を与えるかを考えるきっかけを与えてくれるだろう。

場所: アニエスベー ギャラリー ブティック
住所: 東京都港区南青山5丁目7-25 ラ・フルール南青山 2F
会期: 2022917 ()20221016 ()
時間: 11:00-20:00
入場料: 無料
HP: www.agnesb.co.jp

髙橋恭司「Ghost

©︎ Kyoji Takahashi

雑誌⽂化が隆盛を極めた90年代にファッション・カルチャーの最前線で活躍し、海外雑誌『Purple』など、国内外の著名媒体で作品を発表し、後進の写真家たちに多⼤な影響を与えた髙橋恭司。本展では、90年代初頭に発表された貴重なヴィンテージプリントや近年集中して取り組んでいるというを捉えた写真、あまり広くは知られていないインスタントフィルムの作品まで、様々な作品を⼀堂に展示する。

場所: LOKO GALLERY
住所: 東京都渋谷区鶯谷町12-6
会期: 2022年9月16日 (金)〜10月16日 (日)
時間: 11:00-19:00(水–土)
12:00-18:00(日)
休廊日: 月曜日、火曜日、祝日
入館料: 無料
HP: lokogallery.com

イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき

photo: Anton Sucksdorff

フィンランドを代表するライフスタイルブランド、イッタラ。本展はイッタラ創立140周年を記念し、フィンランド・デザイン・ミュージアムが2021年に開催した展覧会を再構成し、更に日本展ではイッタラと日本の関係に焦点を当てた章を加えて展開する。イッタラの歩みを象徴する20世紀半ばのクラシックデザインのガラスを中心に、陶器や磁器、映像やインスタレーションを交えた約450点を通してその技術と哲学、デザインの美学に迫る。

場所: Bunkamura ザ・ミュージアム (渋谷・東急百貨店本店横)
住所: 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1
会期: 2022年9月17日 (土)〜11月10日 (木)
時間: 10:00-18:00 (入館は17:30まで)
金曜日・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
入場料: 一般 ¥1,700、大学・高校生¥1,000、中学生・小学生¥700
休館日: 9/27
お問合せ先: 050-5541-8600 (ハローダイヤル)
HP: www.bunkamura.co.jp

五木田智央「Diary

Tomoo Gokita “Botanical Garden”, 2022, acrylic on paper, 31.8 x 23.8 cm © Tomoo Gokita / Courtesy of the artist and Taka Ishii Gallery. Photo: Kenji Takahashi

90年代後半に鉛筆、木炭やインクなどを使って制作したドローイング作品で注目を集め、ペインティング作品も広く知られる五木田智央。本展「Diary」では、昨年から日記のように毎日描き続けてきた、紙にアクリル絵の具で制作した最新作のドローイング作品約160点が展示される。開催に合わせて、全164点を収めた作品集『Diary』を888ブックスより刊行。常に新たな領域へと挑戦し、表現の幅を広げている同氏の閃きやアイデア、創作への動機、個人的な出来事や世界情勢の影響によって移り変わる日常的な心情が、ダイレクトに現れた展示となっている。

場所タカ・イシイギャラリー ビューイングルーム (TERRADA ART COMPLEX II)
住所東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA ART COMPLEX II 4
会期: 202299 ()2022108日 ()
時間: 12:00-18:00
休館日日曜日、月曜日、祝日
入場料無料
HP: www.takaishiigallery.com

装いの力 異性装の日本史

①篠山紀信 《森村泰昌 『デジャ=ヴュ』の眼》 1990年 作家蔵

本展では、絵画、衣裳、写真、映像、漫画など様々な作品を通して各時代の異性装の様相を一覧し、性の越境を可能とする「装いの力」について考察する。会場には、森村泰昌の作品や、ダムタイプのパフォーマンス記録映像も展示される他、伝説のドラァグクイーン、シモーヌ深雪が率いるエンターテインメントダンスパーティー「DIAMONDS ARE FOREVER」が手がけた特別なインスタレーションも展開する。

場所: 渋谷区立松濤美術館
住所: 東京都渋谷区松濤2-14-14
会期: 2022年9月3日 (土)〜2022年10月30日 (日) *会期中一部展示替えあり
時間: 10:00-18:00 毎週金曜日は午後8時まで (入館はいずれも閉館の30分前まで)
休館日: 月曜日 (ただし、9/19及び10/10は開館)、9/20、10/11
入館料: 一般¥1,000、大学生¥800、高校生・60歳以上¥500、小中学生¥100
*土・日曜日、祝休日は小中学生無料
*毎週金曜日は渋谷区民無料
*障がい者及び付添の方1名は無料
*土・日曜日、祝休日、最終週は「日時指定予約制」詳細は松濤美術館HPまで
HP: shoto-museum.jp

アンヌ ドゥ ヴァンディエール「à mains levées シャネルを紡ぐ手」 展

©Anne de Vandière

ジャーナリストとしてキャリアをスタートし、現在写真家として活躍する Anne de Vandière  (アンヌ ドゥ ヴァンディエール) は、10年以上の長きにわたり、都市化、工業化、グローバリゼーションによって消滅の危機に迫るノウハウや文化を記録し続けてきた。特に、伝統や芸術を作り出す職人の「手」に魅せられ、1999年から「手」にフォーカスした数々の作品を生み出している。本展は、 CHANEL のクリエーションを支える職人の繊細かつ情熱に満ちた「手」が紡ぐ物語を紹介する貴重な機会なので、ぜひ会場に足を運んでみて。

場所: シャネル・ネクサス・ホール
住所: 東京都中央区銀座3丁目5-3 シャネル銀座ビルディング 4F
会期: 2022年8月31日 (水)〜2022年10月2日 (日)
時間: 11:00-19:00
入場料: 無料
HP: nexushall.chanel.com

ダニエル・アーシャム「31st Century Still Lifes

Daniel Arsham Still Life with Eroded Bust of Lucius Verus, Sneakers, Helmet, and Basketball, 2022 Acrylic on canvas. Framed : 186.7 x 156.2 cm | 73 1/2 x 61 1/2 inch. Courtesy the artist and Perrotin.

ニューヨークを拠点に活動する現代アーティスト、Daniel Arsham (ダニエル・アーシャム)。会場では、インパスト (厚塗り) 技法を駆使した新作の静物画5点のほか、「アマルガメイテッド・シリーズ」から、ブロンズとステンレスを組み合わせた新作の彫刻2点を展示。加えて、隣のギャラリーでは、「fictional archaeology (フィクションとしての考古学)」シリーズの映画ポスター3点が鑑賞できる。どのポスターも、アーシャムの作品を特徴づけるハイドロストーン、ブルーカルサイト、クォーツクリスタルなどの地質学的素材を使って制作された。

場所: ペロタン東京
住所: 東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル1F ペロタン東京
会期: 2022年8月26日 (金)〜2022年10月15日 (土)
時間: 12:00-18:00
休廊日: 日曜日、月曜日、祝日
入場料: 祝日
HP: leaflet.perrotin.com

NORI TAKABAYASHIThe Transient Beauty 球状星団」

ヘアスタイリスト、ヘッドプロップアーティストとして国内外で活躍する NORI TAKABAYASHI (タカバヤシ・ノリ)。これまで、砂浜を漂うプラスティックを用いて、オリジナルマスクなどの作品を発表してきた。今回会場を飾るのは、プラスティックの漂流物を材料に製作されたランプシェード。形や色の違う作品たちが、ラウンジの空間をより一層華やかに彩る。また、会場となる TRUNK  (LOUNGE) では、今回の装飾に合わせて、作品の世界観からインスピレーションを受けたオリジナルドリンクの販売も行うという。

場所: TRUNK(HOTEL) メインラウンジTRUNK(LOUNGE)
住所: 東京都渋谷区神宮前5-31
会期: 2022年8月11日 (木)〜2022年11月末 (予定)
時間: 9:00-23:00
入場料: 無料
*「Sip of sea」カクテル¥1,300、モクテル¥1,100
*展示されているランプシェードは予約販売を実施。購入希望者は、スタッフまで。
HP: trunk-hotel.com

オオクボリュウ / BOOK LAUNCH POP-UP & EXHIBITIONSTRUGGLE IN THE SAFE PLACE

今年4月に東京・日本橋の PARCEL で開催された個展「Struggle In The Safe Place」に関連して出版されたオオクボリュウの3作目となる作品集を記念して、「NADiff a/p/a/r/t」と「代官山 蔦屋書店」の2会場で刊行ポップアップイベントが開催される。今回発売される作品集は、個展で発表された大型のペインティング、ドローイング作品などを収録した計148ページ構成。会場には、前回の個展では未公開の作品も展示されるとのことなので、お見逃しなく。

場所: NADiff a/p/a/r/t
会場: 東京都渋谷区恵比寿1-18-4
会期: 2022年8月25日 (木)〜9月19日 (月・祝)
時間: 13:00-19:00
休業日: 月曜日、火曜日、水曜日
HP: www.nadiff.com

場所: 代官山 蔦屋書店
会場: 東京都渋谷区猿楽町17-5
会期: 2022年9月5日 (月)〜9月30日 (金)
時間: 9:00-22:00
HP: store.tsite.jp/daikanyama

企画/協力: L AND C

fumiko imanogoing nowhere

© fumiko imano, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

LOEWE がシーズン毎にリリースするハードカバーのルックブック「PUBLI CATION」を2018年以降8シーズンにわたって担当、今年には自身の作品を使って VANS のシューズをデザインするなど、ファッションとのコラボレーションでも活躍し高く評価を得る fumiko imano (イマノ・フミコ)。セルフポートレートをコラージュし、自身を双子に見立てた作品で知られる彼女は今回、学生時代に訪れて以来いつかまた行きたいと思っていたアイスランドを舞台に撮影した、新作約35点を展示する。「コロナの流⾏中の2021 年に少し⾏きづまって、どこか“middle of nowhere (何にもない場所的な場所に⾃分の⾝を置きたくなり、突然⾏くことになった fumiko imano の旅⾏⼿記のようなものである」と今回発表する作品への想いをつづる。

場所: KOSAKU KANECHIKA
住所: 東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 5F
会期: 2022年9月3日 (土)〜2022年10月8日 (土)
時間: 11:00-18:00
休廊日: 日曜日、月曜日、祝日
入場料: 無料
HP: kosakukanechika.com

イメージ・メイキングを分解する

タマシュ・ヴァリツキー《二眼レフカメラ》〈想像のカメラ〉より、2017/ 2018年、コンピュータ・グラフィック 作家蔵

絵画や写真、映画、テレビなどの視覚表現や、脳内で見る夢や言葉でならない曖昧な印象、そして目に見えるものから心の中に浮かんだことまでを、イメージという語で指し示すことができる。このようなイメージに形を与えることを、本展では「イメージ・メイキング」と呼ぶ。本展では、イメージ・メイキングのための装置や機器の展示を通して、その一様ではない技術の仕組みや道具に注目。カメラ・ルシーダやゾートロープなど、多彩なイメージ・メイキングの装置とその原理に光をあてるとともに、コンピュータや数学、レンズレスといった新たなイメージ・メイキングの手法による作品を手がける作家たちを紹介する。

場所: 東京都写真美術館 B1F展示室
住所: 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
会期: 2022年8月9日 (火)〜2022年10月10日 (月・祝)
時間: 10:00-18:00 (最終入場17:30まで)
木・金 10:00-20:00  (最終入場時間 19:30)
休館日: 月曜日
月曜日が祝休日の場合は開館、翌平日休館
入場料: 一般 ¥700、大学・専門学校生 ¥560、中高生・65 歳以上 ¥350 *小学生以下及び都内在住・在学の中学生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は無料
HP: topmuseum.jp

エリン・ディー・ガルシア「Super Silhouette

ミュージシャン、プロデューサー、作曲家としての活動を経て、2012年に開催した個展からアーティストとしてのキャリアをスタートさせた Erin D. Garcia (エリン・ディー・ガルシア)。その後もロサンゼルス、サンフランシスコ、ロンドン、ベルリンなど世界各国で作品を精力的に発表してきた。本展では、40点以上におよぶ新作の展示・販売に加え、アート・キャンディ・ショップ「PAPABUBBLE (パパブブレ)」とのコラボキャンディの限定販売も行う。また、本展開催を記念し、DIESEL (ディーゼル) とのコラボアイテムや展覧会限定で待ち受け画像のプレゼント企画も実施というので、ぜひ足を運んでみてほしい。

場所: DIESEL ART GALLERY
住所: 東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1F
会期: 2022年8月13日 (土)〜2022年11月10日 (木)
時間: 11:30-20:00 (変更になる場合あり)
入場料: 無料
HP: www.diesel.co.jp

国立新美術館開館15周年記念 李禹煥

李禹煥、フランス、アングレームでの《関係項ー星の影》設置作業、2021年 Photo© Lee Ufan

1936年に韓国で生まれ、現在は日本とフランスを拠点に活動する現代美術家・李禹煥 (リ・ウファン)。同氏は、自然や人工の素材を組み合わせて提示する「もの派」を代表する作家として国際的に注目を集めている。本展では、「もの派」にいたる前の視覚の問題を問う初期作品から、彫刻の概念を変えた<関係項>シリーズ、穏やかなリズムを奏でる精神性の高い絵画、さらには新作が一堂に会する。彫刻と絵画の2つのセクションに大きく分け、それぞれを時系列的に理解できるように展示される。

場所: 国立新美術館 企画展示室1E
住所: 東京都港区六本木7-22-2
会期: 2022年8月10日 (水)〜2022年11月7日 (月)
時間: 10:00-18:00 (会期中の毎週金・土曜日は20:00まで) *入場は閉館の30分前まで
休館日: 火曜日
観覧料: 一般¥1,700、大学生¥1,200、高校生¥800 *中学生以下は入場無料 *障害者手帳をご持参の方 (付添の方1名を含む) は入場無料
展覧会ホームページ: LeeUFan.exhibit.jp
開催
美術館ホームページ: www.nact.jp

フィン・ユールとデンマークの椅子

デザイン大国として知られるデンマークでは、1940年代から60年代にかけて、歴史に残る優れた家具が生み出された。デンマークのデザイナーのなかでも Finn Juhl (フィン・ユール) はひときわ美しい家具をデザインしたことで知られている。本展は、デンマークの家具デザインの歴史をたどり、その豊かな作例が誕生した背景を探るとともに、モダンでありながら身体に心地よくなじむユールのデザインの魅力に迫る。優雅な曲線を持ち「彫刻のような椅子」とも評される椅子のデザインに始まり、理想の空間を具現した自邸の設計や、住居や店舗、オフィスのインテリアデザインまで、Finn Juhl の幅広い仕事を知ることができる。

場所: 東京都美術館 ギャラリーA・B・C
住所: 東京都台東区上野公園8-36
会期: 2022年7月23日 (土)〜2022年10月9日 (日)
時間: 9:30-17:30 (入室は閉室の30分前まで)
金曜は9:30-20:00 (入室は閉室の30分前まで)
休室日: 月曜日、9/20 *ただし、8/22、8/29、9/12、9/19、9/26は開室
観覧料: 一般¥1,100、大学生・専門学生¥700、65歳以上¥800、高校生以下 無料
*身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方 (1名まで) は無料 *いずれも証明できるものを持参 *10月1日 (土)は「都民の日」により、どなたでも無料
HP: www.tobikan.jp/finnjuhl

国際芸術祭「あいち2022

【国際芸術祭「あいち」組織委員会事務局 】

国際芸術祭「あいち2022」は2010年から3年ごとに行われてきた「あいちトリエンナーレ」の後継となる、国内最大規模の国際芸術祭。本展では、「STILL ALIVE (今、を生き抜くアートのちから)」をテーマに、32の国と地域から100組のアーティストが参加。現代美術展は82組の作品を展示し、絵画や写真、彫刻などの展示のほか、演劇やダンスなど舞台芸術は14演目上演する。会場は、愛知芸術文化センターのほか、一宮市、常滑市、有松地区 (名古屋市) のまちなかにも設け、歴史や伝統文化に応答した作品などをじっくり楽しむことができる。

会場: 愛知芸術文化センター、一宮市、常滑市、有松地区
会期: 2022730 ()20221010 ()
時間: 愛知芸術文化センター 10:00-18:00 (金曜日は20:00まで) *入館は閉館の30分前まで、月曜休館 (祝休日は除く)
一宮市 10:00-18:00 (一宮市役所は17:15まで) *入館は閉館の15分前まで、月曜休館 (祝休日は除く)
常滑市 10:00-17:00 *入館は閉館の15分前まで、水曜休館
有松地区 (名古屋市) 10:00-17:00 *入館は閉館の15分前まで、水曜休館
入場料: 【フリーパス】一般¥3,000、大学生・高校生 ¥2,000 [1DAYパス] 一般¥1,800、大学生・高校生 ¥1,200、中学生以下・障害者手帳提示と付き添い1 無料
HP: aichitriennale.jp

「ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで」

広報物イメージ Design by Tamotsu Yagi Design

Jean Prouve (ジャン・プルーヴェ) は、1901年パリ生まれで、フランスの建築と工業デザインの歴史に大きな足跡を残した人物。芸術と産業の融合を試みたアール・ヌーヴォーの一派「ナンシー派」の画家の父と音楽家の母に育てられ、最初は金属工芸家としてキャリアをスタート。1930年代には、アルミニウムやスチールといった当時はまだ新しい素材を用いて、実験的で先進的な仕事へと転換していき、創造の領域を家具から建築へと拡げる。本展では、プルーヴェが手がけたオリジナルの家具や建築物およそ120点を、図面やスケッチなどの資料とともに7章構成で展示する。さらに展示室内では、貴重なプルーヴェのインタビューを交えた映像も上映。「折りたたみ天板付き講義室用ベンチ」が設置され、実際にこの作品に座って映像を視聴することも。

場所: 東京都現代美術館 企画展示室 1F/地下2F
住所: 東京都江東区三好4-1-1 木場公園内
会期: 2022年7月16日 (土)〜2022年10月16日 (日)
時間: 10:00-18:00 (入室は閉館の30分前まで)
休廊日: 月曜日 (7/18、9/19、10/10は開館)、7/19、9/20、10/11
入場料: 一般¥2,000、大学生・専門学生・65歳以上¥1,300、中高生¥800、小学生以下無料
*本展チケットで「MOTコレクション」も鑑賞可能。
*小学生以下のお客様は保護者の同伴が必要。
*身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳持参者とその付き添いの方 (2名まで) は無料。
*「学生無料デー Supported by Bloomberg」8月30日 (火)~9月2日 (金)の4日間、中高生・専門学校生・大学生は「ジャン・プルーヴェ展」が無料。(チケットカウンターで学生証の提示が必要)
HP: www.mot-art-museum.jp

ベルルッティ「LIVE ICONIC

本展は、フランス発の老舗靴メーカー BERLUTI (ベルルッティ) が今年3月に発表したキャンペーンを祝したエキシビジョン。会場には、創業者 Alessandro Berluti (アレッサンドロ・ベルルッティ) が作ったレースアップシューズ「アレッサンドロ」やアーティストの Andy Warhol (アンディ・ウォーホル) のためにデザインしたローファー「アンディ」、俳優の Sophie Marceau (ソフィー・マルソー) の実際の木型や、元サッカー選手の中田英寿やミュージシャン Patti Smith (パティ・スミス) らがオーダーしたシューズの写真も展示される。 BERLUTI の本質を体感することができるこの機会をお見逃しなく。

場所: ベルルッティ 銀座並木通り店2F
住所: 東京都中央区銀座6–6-7
会期: 2022年末まで
時間: 11:00-20:00 (日曜・祝祭日は19:00まで)
休業日: 不定休
入場料: 無料

アレック・ソス「Gathered Leaves

《ふたつのタオル》 〈NIAGARA〉より 2002年 ローク・ガレリー蔵 ©Alec Soth, courtesy LOOCK Galerie, Berlin

国際写真家集団「マグナム・フォト」の正会員であり、アメリカの現代写真をけん引する Alec Soth (アレック・ソス)。現在アメリカ・ミネアポリスを拠点に、緻密なコンセプトに基づいたプロジェクトとして国内外への旅を重ね、自然や人々を捉えた作品で国際的に高い評価を得ている。日本の美術館では初となる待望の本展は、ソスの代表作「Sleeping by the Mississippi」「NIAGARA」「Broken Manual」「Songbook」に最新作「A Pound of Pictures」を加えた5つのシリーズから、葉山館の展示空間に合わせて選ばれた約80点で構成されている。またカラードキュメンタリー写真でよく知られている同氏だが、本展ではモノクロームの大型写真シリーズ「Songbook」から10点の作品を紹介。彼の表現の多様性を体感できる貴重な機会をお見逃しなく。

場所: 神奈川県立近代美術館 葉山
住所: 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
会期: 2022年6月25日 (土)〜2022年10月10日 (月・祝)
時間: 9:30-17:00 (入館は16:30まで)
休館日: 月曜日 (7/18、9/19、10/10を除く) *感染防止対策として、入場制限を行う場合があります。
入場料: 一般¥1,200、20歳未満・学生¥1,050、65歳以上¥600、高校生¥100、中学生以下・障害者手帳等をお持ちの方 (および介助者原則1名) は無料
*ファミリー・コミュニケーションの日 (毎月第1日曜:7/3、8/7、9/4、10/2)は、18歳未満のお子様連れのご家族は割引料金 (65歳以上の方を除く) で観覧可
*その他の割引については問い合わせまで
*最新情報については美術館ウェブサイトをチェック
HP: www.moma.pref.kanagawa.jp

地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング

《ヘーゼルナッツの花粉》を展示するヴォルフガング・ライプ、 豊田市美術館(愛知)2003 年 Courtesy:ケンジタキギャラリー(名古屋、東京) 撮影:怡土鉄夫 *参考図版

森美術館で開催される本展では、新型コロナウイルスによって生活も心境も大きく変化した状況において、新たな時代をいかに生きるのかに着目。心身ともに健康である状態を表す「ウェルビーイング」とは何なのかを、現代アートを含む様々な視点から考えるものとなる。会場には、オノ・ヨーコやドイツ出身の Wolfgang Laib (ヴォルフガング・ライプ)、小泉明郎をはじめ、青野文昭、堀尾昭子、 Tsai Charwei  (ツァイ・チャウエイ) ら16名の国内外で活躍するアーティストの作品が集結する。

場所: 森美術館
住所: 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F
会期: 2022年6月29日 (水)〜2022月11月6日 (日)
時間: 10:00-22:00 (最終入館21:30)
入場料: [平日]一般¥1,800 (¥1,600)、高校・大学生¥1,200 (¥1,100)、4歳~中学生¥600 (¥500)、65歳以上¥1,500 (¥1,300)
[土・日・休日] ¥一般¥2,000 (¥1,800)、高校・大学生 ¥1,300 (¥1,200)、4歳~中学¥700 (¥600)、65歳以上¥1,700 (¥1,500) *専用オンラインサイトでチケットを購入すると()の料金が適用
HP: www.mori.art.museum

田口和奈展「A Quiet Sun

展覧会「A Quiet Sun」のための構想 2022年 ゼラチン・シルバー・プリント サイズ未定 Courtesy of the artist

現在オーストラリア・ウィーンを拠点に活動するアーティスト、田口和奈。モノクロームの作品を通じて、時間や空間といった姿なき存在を見出そうとする制作を続けている。例えば、自身が制作した絵画や彫刻を多重露光で撮影し、プリントした印画紙の上に油彩のドローイングを描き、再び撮影をすることで、写真でありながらも長い時間をかけて作られた絵画のようなイメージを見出す。会場は、同展のために制作した作品と、雑誌などから集めたファウンドフォトを用いて編成される。

場所: 銀座メゾンエルメス フォーラム
住所: 東京都中央区銀座5-4-1 8F、9F
会期: 2022年6月17日 (金)〜2022年9月30日 (金)
時間: 11:00-19:00 (入場は18:30まで)
休廊日: 7/14 (木)、8/17 (水) *エルメス銀座店の営業に準ずる
入場料: 無料
HP: www.hermes.com

ゲルハルト・リヒター展

ゲルハルト・リヒター《アブストラクト・ペインティング(CR: 952-2)》 2017年 ゲルハルト・リヒター財団蔵 油彩、キャンバス 200×200cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)

絵画からインスタレーションまで幅広い作品を手がけ、1960年代より現代アートの最前線を歩き続けてきたドイツ出身の Gerhard Richter (ゲルハルト・リヒター)。その待望の大規模展が6月7日より東京国立近代美術館でスタートし、10月からは豊田市美術館に巡回する。彼の個展が美術館で開催されるのは日本では16年ぶり、東京では初。同展ではリヒターが手元に残してきた作品群を中心に、初期作から最新のドローイングまでを含む122点が展示され、60年にわたるその画業を紹介する。

場所: 東京国立近代美術館
住所: 東京都千代田区北の丸公園3-1
会期: 6月7日 (火)〜10月2日 (日)
時間: 10:00-17:00 (金・土曜は10:00-20:00) *入館は閉館30分前まで
*ただし、9月25日 (日)~10月1日 (土) は10:00-20:00で開館
休館日: 月曜日 (ただし9月19日、9月26日は開館)、9月27日
入場料: 一般¥2,200、大学生¥1,200、高校生¥700、中学生以下無料
HP: richter.exhibit.jp

「クリストとジャンヌ=クロード包まれた凱旋門

同展では、2021年に青い布と赤いロープで凱旋門を16日間包んだプロジェクト「包まれた凱旋門」の制作背景と実現までの過程に焦点を当てる。プロジェクトの企画は、現代美術作家 Christo (クリスト) と Jeanne-Claude (ジャンヌ=クロード) によって1961年に構想され、60年という歳月をかけて実現の日を迎えた。会場では、 Pascal Roulin (パスカル・ルラン) が記録画像や映像を使用して「包まれた凱旋門」を表現した空間インスタレーションを展開。プロジェクトのために製作した銀色のコーティングを施した青い布と赤いロープも展示される。

場所: 21_21 DESIGN SIGHT
住所: 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内
会期: 2022年6月13日 (月)〜2023年2月12日 (日)
時間: 10:00-19:00 (入場は18:30まで) *6月13日〜17日は13:00-19:00 (最終入場は18:30)
休廊日: 火曜日、年末年始 (12月27日〜1月3日)
入場料: 一般¥1,200、大学生¥800、高校生¥500、中学生以下無料
HP: www.2121designsight.jp

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