Journal
kali malone & FUJI|||||||||||TA

響き合う感性が生み出す、インティメイトな音空間。

11月初旬にオープンした、LEMAIRE EBISU (ルメール エビス)。1960年代に建てられた邸宅をショップにした親密な空間で、Kali Malone (カリ・マローン) と FUJI|||||||||||TA (フジタ) のパフォーマンスが行われた。パイプオルガンを用いた実験的なアプローチで世界的に注目されている両者だが、その表現方法は多岐にわたる。 昨年 Kali Malone がリリースした『All Life Long (オール ライフ ロング)』では、オルガン曲はもちろん、声楽、金管楽器を取り入れ、新たな音世界を拡張することに成功した。一方 FUJI|||||||||||TA も声や水(水槽)、今年からはパイプオルガンとエアブラシを掛け合わせたアバンギャルドな演奏方法に挑戦し、北米、ヨーロッパでのツアーを積極的に行っている。 LEMAIRE のアーティスティックディレクターである Christophe Lemaire (クリストフ・ルメール) と Sarah-Linh Tran (サラ=リン・トラン) は「私たちが大切にしている型破りなアプローチを体現したアーティスト」と評し、ショップオープンを祝した特別なイベントにオファーした。昨年、新宿の淀橋教会で行われた「MODE (モード)」でも共演を果たした二組。その響き合う感性を、それぞれのインタビューを通して掘り下げる。

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Journal
dior
with Peter Philips

繊細な違いを求めて。ピーター・フィリップスが提案する、ディオールの多彩な色表現

うるおいに満ちた質感とほどよい発色。2009年のローンチ以来、メイクアップとスキンケアを同時にかなえるリップとして愛されてきたティント リップ バーム「ディオール アディクト リップ グロウ」。優れた保湿効果をもたらすだけではなく、一人ひとりに合った血色を作り出す、唇の ph と水分量に反応する最新テクノロジーを採用したリップは、いまや DIOR (ディオール) ビューティーの代名詞とも言えるアイテムだ。そんな「ディオール アディクト リップ グロウ」が、メイクアップ クリエイティブ&イメージ ディレクターの Peter Philips (ピーター・フィリップス) の指揮のもと、2025年1月1日に更なる進化を遂げて誕生。そしてこのリニューアルを記念し、新たなディオール アディクト リップ グロウにインスパイアされたスプリング コレクション 2025 〈グロウマニア〉が同タイミングでデビューする。幅広いカラーバリエーションを備えてブラッシュアップしたリップ グロウと、そんなリップを彷彿させる輝きを詰め込んだ春らしいパステル カラーのメイクアップ アイテム。これらの魅力を Peter のコメントとともに紹介していく。

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Fashion
Yuriko Yoshitaka

新たな挑戦を後押しするワードローブ。吉高由里子とヴィヴィアン・ウエストウッド vol.3

流行に媚びることなく、常にアバンギャルドでありながら、気品に満ちたスタイルで時代をかたどってきた Vivienne Westwood (ヴィヴィアン・ウエストウッド)。そのアイコニックなデザインの数々は、着る人に挑戦する勇気を与えてきた。 2024年秋冬シーズン、インスピレーションとなったのは、ナポレオン時代の煌びやかなエンパイア・スタイルとロマン主義。18世紀末にヨーロッパでひろがったロマン主義は、理性や形式に縛られることなく、個人の自由や感情を重視し、美術、文学、音楽、哲学など多岐にわたる分野で新たな風をもたらした。 袖を通したのは、大きな話題を集めた大河ドラマ『光る君へ』のクランクアップを迎えたばかりの女優、吉高由里子。唯一無二の存在感を放つ彼女だからこそ、主張の効いたデザインも自由な発想で軽やかに着こなしてみせる。自然と気分が高揚するホリデーシーズンには、いつもよりもっと大胆にファッションを楽しんで。自由と個性を胸に、湧き上がる自信が、特別な時間をとびっきり輝かせてくれるはず。(第3回/最終回)

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Fashion
masami nagasawa

自由な心を解き放つパリ。長澤まさみとクロエ vol.5

前コレクションからクリエイティブ・ディレクターに就任した Chemena Kamali (シェミナ・カマリ) による Chloé (クロエ) の25年スプリングコレクション「ハイオクタン」は、ブランドの精神の真髄を思わせる豊かなエッセンスに富む、自由と壮大さに満ちたワードローブ。1960年代のニューヨークのアートシーンのエネルギーとアールデコの美学を融合し、現代的なひねりを加えている。インスピレーションを得たのは、Karl Lagerfeld (カール・ラガーフェルド) が1970年代に住んだアパートと、彼がアール・デコに魅了されたきっかけとなったサンジェルマン・デ・プレにある彼の以前の住居。それら二つのランドマークは、Andy Warhol (アンディ・ウォーホル) やHelmut Newton (ヘルムート・ニュートン)、Deborah Tuberville (デボラ・チューバーヴィル)、Guy Bourdin (ギー・ブルダン)、David Bailey (デイヴィッド・ベイリー) などといった名だたる一流クリエイターたちのプロジェクトの拠点ともなっていた。今回そのパリの街を舞台にクロエ・ウーマンを体現したのは、長澤まさみ。トップ女優として常に最前線を走り続けながら、フリーダムでエフォートレスなムードを纏う彼女の魅力が、Chloé の描くしなやかなフェミニニティと共鳴し合う (最終回/全5回)。

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aya ueto

上戸彩が出会う、日常に溶け込むタトラスの服 vol.4

多機能でありながらミニマルなデザインで、日常に馴染む上品な佇まい。2007年にイタリア・ミラノで⽣まれて以来、機能的で洗練されたデザインを追求し、アーバンライフに寄り添い続けるアウトフィットレーベル TATRAS (タトラス)。シーズンごとにアップデートを重ねる TATRAS のダウンは⼀度袖を通せばわかる、その美しいディテールと着⼼地の良さによって、年々ファンを増やし続けている。 本格的な冬の到来を迎え、TATRAS が新たに提案するのは、「ミリタリー」と「ハイキング」から得たインスピレーションを、より現代的に昇華させたダウンジャケット。アームホールや身幅などをスタイリッシュに仕上げたスマートなデザインでありながら、快適な着心地には余念がない。さらに昨年人気を集めた、パールホワイトからインスパイアされた「PEARL COLLECTION (パールコレクション)」の新型も揃う。 都市に暮らし、日々の多様なシチュエーションや忙しない変化に向き合う現代女性を支える TATRAS の新作アウターに袖を通したのは、10代の頃から表現者として人々を魅了してきた女優の上⼾彩。最新コレクションを主役にしたエレガントな装いを4週にわたってお届けする (最終回/全4回)。

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Quality, timeless and innovation are the fundamental philosophy of The Fashion Post, a Tokyo based independent digital fashion media. We curate daily fashion, beauty and culture feeds, and create the original editorials, portrayed in the digital era, and portraits, interviews from the authorities of different culture in the creative industry.

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