Gucci (グッチ) がホリデーシーズンに向けたギフトギビングキャンペーンをスタート

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来たるホリデーシーズンに向けて Gucci が革新的なギフトギビングキャンペーンをスタートした。テクノロジーを駆使したデジタルプログラムや意匠が凝らされたウインドウディスプレイ、そしてキャンペーンのメインとなるアートブックがお目見え。ギフトギビングをテーマにハンドバッグからジュエリー、シューズ、Tシャツ、「グッチ デコール」のポーセリン、チルドレンズなど多彩なアイテムが勢ぞろいする。

まず、デジタルで革新的なプロジェクトを多く実施してきたブランドらしく、アプリや公式サイト上にスペシャルなコンテンツを展開。スマートフォンおよびタブレット用のアプリ「Gucci app」では、写真のカスタマイズに利用出来るフィルター、パーソナライズして送ることが出来るデジタルグリーティングカード、インタラクティブ プログラムに対応したデジタル版ギフトギビングカタログ、ショップ ウィンドウ (12月初旬以降)に表示されたステッカーをスキャンするとアニメーションが映し出される AR (拡張現実)ソフトウェアなど多数のインタラクティブコンテンツが用意されている。

ブランドの公式ウェブサイトでもギフトギビングキャンペーンを特集しており、ミラノとニューヨークでは新作アイウェアをテーマにグッチ アートウォールにイラストが描かれる予定だ。

勿論、Gucci のブティックのウィンドウディスプイレイも12月初旬よりギフトギビングキャンペーンを大々的にフィチャー。

キャンディピンクの LED ネオンフレームで飾られたイエローの神殿をメインに、ブランドのギフトアイテムが美しくディスプレイされる。栄華を誇ったルネサンス期のメディチ家の当主ロレンツォ・デ・メディチによる有名な詩「Trionfo di Bacco e Arianna (バッカスの歌)」の一節が引用されたエキセントリックなディスプレイは、イエローなマネキンがからくり時計の人形のように回転し、背景のルームセットにはハンドブラシで仕上げられたウッドパネルのボアズリーウォールと寄木細工のフロアで構成されるなど Alessandro Michele ワールドが炸裂する。

そして、本キャンペーンの目玉となるのが、これまでもコラボレーションしてきたコラボレーションをしてきたスペインのアーティスト Ignasi Monreal (イグナシ・モンレアル) が手がけたデジタルアートワークを収録したギフトギビング ブック。ギリシャ神話で語られる「イカロスの墜落」にインスピレーションを得たストーリーが、ギフトアイテムを織り込みながら展開されている。Ignasi Monreal は、2015年のデジタルアート プロジェクト #guccigram から Alessandro Michele とコラボをスタートさせ、本プロジェクトの他にも、2018年クルーズコレクションでは彼の作品がプリントされたアイテムが発表されるなど、ブランドのクリエーションに多方面から多方面から関わりを持つ存在となっている。

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Ignasi Monreal は、今回のプロジェクトについて以下のようにコメントしてる。
「私がイカロスに惹かれるのは、彼のストーリーには真理が込められているからだと思います。高く飛びすぎると太陽に焼かれてしまい低すぎると海でおぼれてしまう。とても当たり前のことに思えますが、私はそこに不変のメッセージを感じます。向こう岸に到達するには、ちょうどいい高さを見つけなければならない。それは宇宙の謎を解く科学の話ではなく、単に人間が置かれるトリッキーな状況のことです。イカロスは若さと美しさの象徴であり、とてもロマンティックな雰囲気、そしてとてもイースト・ロンドン的な魅力があると思います。」

Gucci のギフトギビングキャンペーンは先週よりスタートし、ウィンドウは日本での12月初旬よりスタートされる予定。ホリデーシーズンも引き続き、Alessandro Michele が織り成す Gucci ワールドを堪能していきたい。

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