First-ever YSL Retrospective Exhibition "Yves Saint Laurent: Style Is Eternal" Comes To UK

PORTRAITS | Feb 1, 2015 10:45 PM
「モードの帝王」と呼ばれたYves Saint Laurent (イヴ・サンローラン)。Christian Dior (クリスチャン ディオール)のクリエイティブ・ディレクターを1957年から1960年まで務め、その後生涯にわたってパートナーとなるPierre Bergé (ピエール・ベルジェ)とともに自身のブランドを立ち上げ、1962年に初めてのファッションショーを発表。2002年1月7日に引退記者会見を開くまで40年間にわたり、Pierre Bergéがビジネス面、Yves Saint Laurentがクリエイティブ面に注力するという関係が続いた。

文: 編集部

Portrait of Yves Saint Laurent, 1964: © Fondation Pierre Bergé – Yves Saint Laurent / Maurice Hogenboom

Portrait of Yves Saint Laurent, 1964: © Fondation Pierre Bergé – Yves Saint Laurent / Maurice Hogenboom

「モードの帝王」と呼ばれたYves Saint Laurent (イヴ・サンローラン)。Christian Dior (クリスチャン ディオール)のクリエイティブ・ディレクターを1957年から1960年まで務め、その後生涯にわたってパートナーとなるPierre Bergé (ピエール・ベルジェ)とともに自身のブランドを立ち上げ、1962年に初めてのファッションショーを発表。2002年1月7日に引退記者会見を開くまで40年間にわたり、Pierre Bergéがビジネス面、Yves Saint Laurentがクリエイティブ面に注力するという関係が続いた。

Marina Schiano wearing the short evening dress: Haute couture collection Fall-Winter 1970 © The Estate of Jeanloup Sieff

Marina Schiano wearing the short evening dress: Haute couture collection Fall-Winter 1970 © The Estate of Jeanloup Sieff

最初の12年間で、Yves Saint Laurentは男性のドレスコードにフェミニンな要素を組み合わせながら現代に生きる女性のワードローブに革命をもたらし、次々と新しいスタイルを誕生させていく。彼の作品のなかで最も有名かもしれないのは、1966年に発表した「Le Smoking (ル・スモーキング)」タキシード・スーツ。いまでは当たり前となっている女性のパンツスーツ・スタイルが世界的に注目を浴びるキッカケとなったもので、男性のタキシードに女性らしい要素を加えたアンドロジニアス (中性的) なスタイルだ。1967年に発表した「Safari Jacket (サファリ・ジャケット)」や、「Trouser Suit (トラウザーズ・スーツ)」も代表的な作品で、アイコン的なルックになっている。

Pantsuit: Haute couture collection Spring-Summer 1967 © Fondation Pierre Bergé – Yves Saint Laurent / Alexandre Guirkinger

Pantsuit: Haute couture collection Spring-Summer 1967 © Fondation Pierre Bergé – Yves Saint Laurent / Alexandre Guirkinger

アートにも造詣が深かった同デザイナーは、彼のオートクチュール・コレクションにて、Piet Mondrian (ピエト・モンドリアン)、Vincent van Gogh (フィンセント・ファン・ゴッホ)、Pablo Picasso (パブロ・ピカソ)、Georges Braque (ジョルジュ・ブラック) らへのオマージュ作品も発表している。

また、世界で初めてファッションショーでエスニックマイノリティのモデルを起用したのもYves Saint Laurent。1983年には、これまた世界で初めて現存のファッションデザイナーとしてMetropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館) で個展を開催している。まさに20世紀を代表するファッションデザイナーのひとりだ。

© Bowes Museum

© Bowes Museum

そしてなんと、Yves Saint Laurentにとって初となる、英国での回顧展が今年7月からダラムにあるBowes Museum (ボウズ博物館)にて開催される。「Yves Saint Laurent: Style is Eternal (イヴ・サンローラン: スタイルは永遠)」と題されたこの展覧会は、同デザイナーの作品や人生を包括的に捉えたもので、彼のビジョンや、それがファッションやウィメンズウエアに与えた影響を知ることができるまたとない機会だ。「最も影響力のあるファッションデザイナーのひとりである、Yves Saint Laurentの英国初となる展覧会をここで開催できて、とても光栄です。また、The Fondation Pierre Bergé – Yves Saint Laurent (ピエール・ベルジェ&イヴ・サンローラン財団)と協力して、革新的な展示方法を考えることができて、とてもわくわくしています。同イベントは、英国におけるファッションの展覧会のみならず、Bowes Museumにとっても非常に重要な歴史の1ページになるでしょう」Joanna Hashagen (ジョアンア・ハスハーゲン)、ファッションキューレーター (Bowes Museum)。

<イベント情報>
Yves Saint Laurent: Style is Eternal (イヴ・サンローラン: スタイルは永遠)
会期: 2015年7月11日 (土) – 10月25日 (日)
時間: 10:00 – 17:00
場所: Bowes Museum (ボウズ博物館)
住所: Newgate, Barnard Castle, County Durham, DL12 8NP
Tel: +44 (0)1833-690606

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