今週のTFP的おすすめ映画
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おすすめ映画
「今、観るべき」「今からでも観れる」映画を月替わりでご紹介。東京都心で公開中の映画を中心に、
The Fashion Post (ザ・ファッションポスト) 編集部おすすめの作品を、大型シネコンからミニシアターまでセレクト (毎週火曜更新)。
『DIGGER/ディガー』
© 2026 WBEI and Legendary
Tom Cruise (トム・クルーズ) が主演を務め、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『レヴェナント 蘇えりし者』などを手がけたメキシコの名匠 Alejandro Gonzalez Inarritu (アレハンドロ・G・イニャリトゥ) とタッグを組んだエンタテインメント作品。石油採掘会社の CEO として君臨する傲慢な権力者、ディガー・ロックウェル。己の利益しか考えていない彼の欲深い行動のせいで、地球は滅亡の危機に陥ってしまう。大統領から事態の収拾を命じられたディガーは、世界を救うべくシャベルを片手に立ち上がる。石油王ディガー役で Tom Cruise が出演するほか、『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』の Riz Ahmed (リズ・アーメッド)、『ビッグ・リボウスキ』の John Goodman (ジョン・グッドマン) などが共演。予測不能な展開と豪華キャストが織りなす、Alejandro Gonzalez Inarritu 監督ならではの壮大なエンターテインメントに注目したい。
公開日: 10月9日(金)
監督: Alejandro Gonzalez Inarritu
出演: Emily Blunt、Riz Ahmed、John Goodman
HP: digger-movie.jp
『インビジブル・ビューティー ランウェイの革命』
©2023 BY IB DOC WORKS LLC, ALL RIGHTS RESERVED.
ファッション業界における人種的多様性を切りひらいた先駆者、Bethann Hardison (ベサン・ハーディソン) の知られざる人生に光をあてたドキュメンタリー。モデルやエージェントとして活躍し、ファッション業界における美の基準や多様性について問い続けてきたベサン・ハーディソン。現代のファッションシーンを語るうえで欠かせない存在でありながら、これまでその功績が十分に語られることはなかった。本作では、Naomi Campbell (ナオミ・キャンベル) や Zendaya (ゼンデイヤ)、Iman (イマン) ら、彼女と関わってきたモデルやクリエイターの証言、貴重なアーカイブ映像を通して、ファッション史に刻まれてきたベサンの功績と、母としての葛藤や孤独、再生に迫る。Bethann Hardison 本人と『ディオールと私』の Frederic Tcheng (フレデリック・チェン) が共同監督を務め、1970年代から現代へと続くニューヨークのファッション、アート、カルチャーとともに、その歩みをたどっていく。
公開日: 10月9日(金)
監督: Bethann Hardison、Frederic Tcheng
出演: Bethann Hardison、Naomi Campbell、Zendaya
HP: invisiblebeauty-jp.com
『遠近を抱えた女 完全版』
©2023 国立工房
『天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命』『靖国・地霊・天皇』などのドキュメンタリー作品で知られ、美術家としても数々の問題作で物議をかもしてきた大浦信行監督によるアート・ドキュメンタリードラマ。主人公の女性は、舞台というフィクションと現実のセックスワークという職業の狭間に立ちながら、その両方の世界を鋭敏に感じ取り、ゆったりと抱え込む。自分からはるか遠くに広がる果てしない「外の世界」と、自らの奥底に潜む「内なる世界」の交差点で、しなやかでたくましい生命力を宿らせながら、自らの足で大地を踏みしめて生きる姿を映し出す。『天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命』『靖国・地霊・天皇』でも重要な役どころを担ったあべあゆみが主演を務め、『雨降って、ジ・エンド。』の廣末哲万、お笑い芸人のコラアゲンはいごうまんが出演。表現の迷宮をさまよう舞台女優を主人公に、現代を生きる人間の本質を鮮烈に描き出す。
公開日: 10月9日(金)
監督: 大浦信行
出演: あべあゆみ、廣末哲万、双鬼
HP: www.enkin-cinema.com
『憎しみ 4K』
© Copyright 1995 – LES PRODUCTIONS LAZENNEC – LE STUDIO CANAL+ – LA SEPT CINEMA-KASSO Inc PRODUCTIONS. © 2009 Le Pacte © Photos : Guy Ferrandis
当時27歳の Mathieu Kassovitz (マチュー・カソヴィッツ) が監督・脚本を手がけ、実際に起きた事件に着想を得て制作。1990年代のパリ郊外を舞台に、行き場のない怒りを抱えた若者たちの運命の1日を描いたドラマ。舞台は、パリ郊外のバンリュー地区。移民や低所得労働者が多く暮らす団地で、警官による移民の若者への暴行に端を発する暴動が発生した。翌朝、ヴィンツ、サイード、ユベールの異なるルーツをもつ3人の若者は、暴動の爪あとが残る街へと繰り出す。街が緊張感に包まれるなか、暴動の最中に警官が紛失した1丁の拳銃をヴィンツが手にしたことで、彼らの運命は思いがけない方向へと突き進んでいく。主演には、本作が出世作となった、キャリア初期の Vincent Cassel (ヴァンサン・カッセル) が出演。移民系住民への差別や貧困、警察による暴力といった社会問題を背景に、社会から疎外された3人の若者たちの24時間を鮮烈なモノクロ映像と緊迫感あふれる演出で表現。映画のみならず音楽やファッションなど当時のカルチャー全般に影響を与えた本作が、4K レストア版にて、現代のスクリーンに蘇る。
公開日: 10月9日(金)
監督: Mathieu Kassovitz
出演: Vincent Cassel、Hubert Kounde (ユベール・クンデ)、Said Taghmaoui (サイード・タグマウイ)
HP: alfazbetmovie.com/lahaine
『ディスクロージャー・デイ』
© Universal Studios. All Rights Reserved.
Steven Spielberg (スティーヴン・スピルバーグ) が原案・監督を務めた SF サスペンス作品。地球外生命体に関する機密情報を、世界に開示するべく奔走する2人の男女の姿を、衝撃的なストーリー展開と映像美で描き出す。サイバーセキュリティの専門家であるダニエル・ケルナーは、謎の組織ワーデックスから機密情報を盗み出す。一方、気象予報士を務めるマーガレット・フェアチャイルドは、突如として自身の身に起こった異変に戸惑っていた。接点のないはずの2人は、謎めいた協力者ヒューゴ・ウェイクフィールドに導かれ、これまで数十年にわたり隠蔽されてきた、世界を揺るがす衝撃的な真実を知る。キャストには、『プラダを着た悪魔』の Emily Blunt (エミリー・ブラント) がマーガレット役、『チャレンジャーズ』の Josh O’Connor (ジョシュ・オコナー) がダニエル役でそれぞれ主演を務めた。『ジュラシック・パーク』シリーズなどの人気作品で Steven Spielberg 監督と組んできた David Koepp (デヴィッド・コープ) が脚本を手がけ、名匠 John Williams (ジョン・ウィリアムズ) が音楽を担当。壮大なスケールで描かれる未知との遭遇と、次々と明らかになる衝撃の真実。Steven Spielberg が仕掛ける予測不能な物語の行方に、ぜひ注目してほしい。
公開日: 10月1日(木)
監督: Steven Spielberg
出演: Emily Blunt、Josh O’Connor、Colin Firth (コリン・ファース)
HP: disclosureday.jp
『ポンペイ、雲の下に生きる』
© 21UNO FILM SRL / STEMAL ENTERTAINMENT SRL 2025
『海は燃えている イタリア最南端の小さな島』『旅するローマ教皇』などのドキュメンタリー作品で知られるイタリアの名匠 Gianfranco Rosi (ジャンフランコ・ロージ) が、世界遺産ポンペイとナポリを舞台に、壮大な歴史と人々の営みを美しいモノクローム映像で描いたドキュメンタリー。西暦79年、ベスビオ山の噴火によって火山灰の下に埋もれた古代都市ポンペイ。火山のふもとに広がるナポリでは、現在もさまざまな人々が暮らしている。考古学博物館で働く女性や遺跡発掘に携わる東京大学チーム、子どもたちを指導する男性、船から小麦をおろすシリア人青年など、ロージ監督は3年半にわたり彼らの日常を記録。人々の営みを通して、火山の街が歩んできた2000年の歴史と現在、そして未来への希望を映し出す。本作の音楽には、『ブルータリスト』のサウンドトラックを手がけた Daniel Blumberg (ダニエル・ブルンバーグ) が担当。悠久の歴史を刻む街と、そこで暮らす人々の日常。その静かな営みから浮かび上がる、ナポリの過去と現在をぜひスクリーンで感じてみてほしい。
公開日: 10月2日(金)
監督: Gianfranco Rosi
HP: www.bitters.co.jp/pompei
『ナギダイアリー』
© 2026 ナギダイアリー・パートナーズ (スターサンズ/八朔ラボ/ワンダーストラック) / Survivance / Momo Film Co.
『淵に立つ』『恋愛裁判』などの深田晃司監督が、松たか子を主演に迎えて撮りあげた人間ドラマ。着想源となった平田オリザの代表作『東京ノート』の精神を受け継ぎつつ、岡山県奈義町をモデルにした「ナギ」を舞台に新たな物語を紡ぐ。自然豊かな町・ナギにて、ひとり創作に打ち込む彫刻家の寄子。ある日、建築家として活躍する友梨が、別れた夫の姉である寄子のもとを訪れる。友梨は寄子の彫刻のモデルを毎晩つとめるなかで彼女の知られざる喪失に触れ、友梨自身にも変化が起こりはじめる。寄子を演じる松たか子は、癒えない喪失を抱えながら彫刻制作に没頭する複雑なキャラクターを体現。寄子の彫刻のモデルをつとめる友梨を石橋静河、寄子の幼なじみで役場に勤める好浩を松山ケンイチが演じる。人の心を静かに揺さぶる、人生観を問い直す物語を、ぜひ劇場で堪能してみては。
公開日: 9月25日(金)
監督: 深田晃司
出演: 松たか子、石橋静河、松山ケンイチ
HP: starsands.com/nagidiary
『ハート・オブ・ビースト』
©2026 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
主演である Brad Pitt (ブラッド・ピット) と『フューリー』でも組んだ David Ayer (デヴィッド・エアー) 監督がメガホンをとり、アラスカ奥地に取り残された退役軍人と義足の元偵察犬の言葉を超えた絆を描いたサバイバルドラマ。かつて生死を共にした退役軍人ジェームズと元軍用偵察犬で義足のオーディンは、現在も相棒として深いつながりで結ばれていた。アラスカ上空を飛行中にアクシデントに見舞われた彼らは、「魔の領域(ハート・オブ・ビースト)」と呼ばれる奥地に不時着してしまう。マイホームへの生還を目指し、互いを支え合いながら過酷な大自然を乗り越えていく。製作には『ラ・ラ・ランド』の Damien Chazelle (デイミアン・チャゼル) 監督や『メイズ・ランナー』シリーズなどのプロデューサーである Marty Bowen (マーティ・ボーウェン) が名を連ねる。極限状態の中でお互いを支え合う姿を通して、言葉を超えた相棒の絆を描き出す本作。アラスカの大自然を舞台に繰り広げられる、2人の生還への旅路に注目したい。
公開日: 9月25日(金)
監督: David Ayer
出演: Brad Pitt、J.K. Simmons (J・K・シモンズ)、Anna Lambe (アンナ・ラム)
HP: heart-of-the-beast.jp
『襲名』
©2026 K2 Pictures・3Top
三池崇史監督が初めてドキュメンタリー作品を手がけ、日本の伝統芸能である歌舞伎の名跡継承という特別な瞬間にカメラを向けたドキュメンタリー。歌舞伎界の名門・市川家に受け継がれる最大の節目「襲名」を真正面からとらえ、2022年に行われた「十三代目市川團十郎白猿襲名披露」の舞台裏と、コロナ禍での2年半におよぶ襲名延期を乗り越えて迎えた歴史的瞬間を記録。3年以上にわたって撮影を行い、ひとりの父として、「市川團十郎」として、すべての覚悟を胸に息子・市川新之助との親子同時襲名に挑む姿を通して、「継承」と「個」の葛藤を描く。世界的に活躍する現代美術家・村上隆が襲名披露公演の祝幕を手がけており、両者の縁を結んだ三池監督の手で、その創作過程も映し出す。歌舞伎の「今」を映し出す壮麗なるドキュメンタリー作品を見逃すな。
公開日: 9月25日(金)
監督: 三池崇史
出演: 市川團十郎、市川新之助
HP: k2pic.com/film/shumei
『モネと時間旅行』
© STUDIOCANAL – COLOURS OF TIME – CE QUI ME MEUT – Emmanuelle Jacobson-Roques
『スパニッシュ・アパートメント』や『ダンサー イン Paris』の Cedric Klapisch (セドリック・クラピッシュ) 監督が、ある家族に遺された古い屋敷と1枚の絵画をめぐる謎を、現代と19世紀ベル・エポックというふたつの時代を交差させて描いたドラマ。100年以上ノルマンディーの草原に佇む古い屋敷の相続権を持つのは、互いに面識のない30人以上の一族だった。そこで印象派の作品らしき絵画と、19世紀にノルマンディーからパリへと旅をし、ベル・エポックの時代を生きた先祖アデルの手紙や写真を見つける。彼女が残した絵画や手紙を辿るなかで、長い間眠っていた家族の秘密が明らかになっていく。本作には、印象派の巨匠 Claude Monet (クロード・モネ) や、Pierre-Auguste Renoir (ピエール=オーギュスト・ルノワール) など実在した芸術家たちが次々と登場。Cartier (カルティエ) の CM 撮影で監督に見いだされた Abram Vaple (アブラム・ヴァプレ) が現代パートの主人公セブ、『スザンヌ、16歳』の Suzanne Lindon (スザンヌ・ランドン) が過去パートの主人公アデルを演じた。
公開日: 9月18日(金)
監督: Cedric Klapisch
出演: Suzanne Lindon、Abram Vaple、Vincent Macaigne (ヴァンサン・マケーニュ)
HP: monetojikan.com
『ブロークン・ヴォイス』
© endorfilm s.r.o. Punkchart films s.r.o. Česká televize innogy Česká republika a.s. Barrandov Studio a.s. 2025
チェコ・プラハの名門少年少女合唱団「バンビーニ・ディ・プラーガ」をめぐる実際にあった事件に着想を得て描かれたドラマ。ひとりの少女のまなざしを通して、才能と成功、そして沈黙が結びつき歪められていく過程を映し出す。舞台は、共産主義体制が終わりを迎えた1990年代初頭のチェコ。名門少女合唱団のBチームに所属する13歳のヴァレリエは、指揮者のヴィテクに歌声を見出され、海外ツアーの選抜メンバーを決める合宿に参加する。少女たちの間で競争や嫉妬が渦巻くなか、ヴァレリエは選ばれるため歌い続け、やがてヴィテクから特別な扱いを受けるようになる。監督・脚本は、本作が長編第2作となるチェコの新鋭 Ondrej Provaznik (オンドジェイ・プロヴァズニーク)。キーン少年少女合唱団に所属する Katerina Falbrova (カテジナ・ファルブロヴァー) が主人公ヴァレリエを繊細かつ力強く演じ、劇中歌曲を自ら歌唱した。美しいハーモニーの裏に潜む静かな支配を描いた本作品。少女はなぜ声をあげなかったのか。揺れ動く心を繊細に描き出した心理ドラマを、ぜひスクリーンで見届けてほしい。
公開日: 9月19日(土)
監督: Ondrej Provaznik
出演: Katerina Falbrova、Juraj Loj (ユライ・ロイ)、Maya Kintera (マヤ・キンテラ)
HP: broken.crepuscule-films.com
『ドラッグストア・カウボーイ デジタルリマスター版』
© 1989 Avenue Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
ドラッグに依存しながら刹那的な日々を送る若者たちの姿を描き、名匠 Gus Van Sant (ガス・ヴァン・サント) が1989年に発表した長編第2作。元薬物依存者でもある James Fogle (ジェームズ・フォーグル) の自伝的小説を原作に、ユーモアと哀感を交えながらスタイリッシュに描いた青春ドラマ。麻薬常習者のボブは、妻のダイアンや相棒のリックらと共に、新たな薬物を手に入れるためドラッグストアを荒らしながら生活していた。犯罪のスリルとドラッグによる高揚感に浸る彼らだったが、ある事故をきっかけに、仲間たちの関係は少しずつ崩れ始めていく。主人公ボブを Matt Dillon (マット・ディロン)、妻ダイアンを Kelly Lynch (ケリー・リンチ) が演じるほか、James Remar (ジェームズ・レマー)、Heather Graham (ヘザー・グラハム) らが共演。ドラッグカルチャーの中で生きる若者たちの虚無感や閉塞感を描いた Gus Van Sant の名作が、現代のスクリーンに蘇る。
公開日: 9月18日(金)
監督: Gus Van Sant
出演: Matt Dillon、Kelly Lynch、James Remar
HP: portland-movie.jp/#drugstore
『ワンオペレーション』
© 2025 Legs Film Rights LLC. All Rights Reserved.
ワンオペレーションという現代の社会問題を題材に、追い詰められた主人公の日常とアイデンティティーが崩壊していく姿を、スリラーとブラックユーモアを交えて描いたドラマ。原因不明の病を抱える娘の世話をしながらセラピストとして働くリンダは、仕事で抱える問題や娘の担当医からの叱責、長期出張中の口うるさい夫からの電話など、息つく暇もない日々を送っていた。そんな中、自宅アパートの天井が突然崩落し、娘とともに海辺の格安モーテルで暮らすことを余儀なくされる。誰にも頼れない孤独な状況のなかでついに限界を迎えた彼女は、思いもよらない事態にのみ込まれていく。監督を手がけるのは、アメリカ出身の映画監督 Mary Bronstein (メアリー・ブロンスタイン)。製作には、『ワン・バトル・アフター・アナザー』のプロデューサーを務めた Sarah Murphy (サラ・マーフィ) をはじめ、『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』の監督・脚本を務めた Josh Safdie (ジョシュ・サフディ) ら、現在のアメリカ映画界を牽引するクリエイターたちが名を連ねている。日常の中に潜む孤独と限界を、監督の実体験を基に描き出した本作。ハードな人生の崩壊前夜を、ぜひ劇場にて体感してみては。
公開日: 9月18日(金)
監督: Mary Bronstein
出演: Rose Byrne (ローズ・バーン)、Conan O’Brien (コナン・オブライエン)、Danielle Macdonald (ダニエル・マクドナルド)
HP: synca.jp/oneoperation
『オデュッセイア』
© 2026 UNIVERSAL STUDIOS
西洋文学の原点とされる古代ギリシャの詩人 Homeros (ホメロス) の叙事詩『オデュッセイア』を、『オッペンハイマー』『インターステラー』の Christopher Nolan (クリストファー・ノーラン) 監督が映画化し、トロイア戦争後の英雄オデュッセウスによる10年におよぶ帰還の旅を描く。トロイア戦争を終えたイタケの王オデュッセウスは、妻と息子が待つ故郷への帰還を目指す。しかし神々の怒りを買った彼の前には、巨人や魔女など、幾多の試練が立ちはだかる。一方、王の不在が続く故郷では、王妃ペネロペに求婚者アンティノオスが迫り、息子テレマコスも窮地に追い込まれていた。愛する家族のもとへ帰り着くため、オデュッセウスは過酷な運命に立ち向かっていく。神話の壮大な世界観と、Christopher Nolan 監督ならではの圧倒的な映像表現が融合する本作。英雄の10年におよぶ旅路をスクリーンに描き出す。
公開日: 9月11日(金)
監督: Christopher Nolan
出演: Matt Damon (マット・デイモン)、Tom Holland (トム・ホランド)、Anne Hathaway (アン・ハサウェイ)
HP: odyssey-film.jp
『ルックバック』
©藤本タツキ/集英社 ©2026 K2 Pictures・集英社
『チェンソーマン』で知られる漫画家の藤本タツキが2021年に発表し、劇場アニメ版も話題を集めた同名漫画を、『万引き家族』などを手がけた是枝裕和が監督・脚本・編集を務め、実写映画化。漫画へのひたむきな思いで結ばれた2人の少女の13年間にわたる軌跡を、美しい四季とともに丁寧に描き出す。小学4年生の藤野は、学年新聞に4コマ漫画を連載し、クラスメイトたちから絶賛されていた。そんなある日、不登校の同級生・京本の圧倒的な画力に打ちのめされ、漫画を描くことを諦めてしまう。卒業式の日、京本が自分の漫画のファンだったことを知った藤野は、彼女と一緒に漫画を描き始める。漫画を通して絆を深めていく2人だったが、やがてその日常を大きく揺るがす出来事が起こる。『万事快調 オール・グリーンズ』の出口夏希が藤野役、『ハピネス』の蒔田彩珠が京本役で主演を務め、漫画編集者・前田役を菅田将暉が演じた。少女たちの成長と喪失を描く物語を、ぜひ劇場で見届けてほしい。
公開日: 9月11日(金)
監督: 是枝裕和
出演: 出口夏希、蒔田彩珠
HP: k2pic.com/film/lb
『私たちは、ちょうどいい。』
©2024 CHOSEN FAMILY, LLC All Rights Reserved.
疎遠になった父を SNS で探していた女性が、父と同姓同名の見知らぬ男性とかけがえのない友情を育んでいく姿を描いたヒューマンドラマ。本作が長編デビュー作となる Tracie Laymon (トレイシー・レイモン) が監督・脚本を手がけ、自身の実体験に着想を得て撮り下ろした。住み込みで友人の介助をしながら暮らすリリー・トレヴィノ。幼い頃に母に捨てられ、父とも疎遠になっていた彼女は、孤独を抱えながら生きていた。そんなある日、SNS で父と同姓同名の見知らぬ男性ボブ・トレヴィノに友達申請を送ってしまう。何気ないメッセージのやり取りを重ねていくうちに、リリーとボブの間には少しずつ特別な友情が芽生えはじめる。テレビドラマ『ユーフォリア EUPHORIA』の Barbie Ferreira (バービー・フェレイラ) がリリー・トレヴィノ、『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』の John Leguizamo (ジョン・レグイザモ) がボブ・トレヴィノを演じた。誰もが SNS でつながるこの時代に、人違いから始まった偶然の出会いを描いた本作品。嘘みたいな本当の話が、観る者の心をそっとやさしく包み込む。
公開日: 9月11日(金)
監督: Tracie Laymon
出演: Barbie Ferreira、John Leguizamo、French Stewart (フレンチ・スチュワート)
HP: bobtrevinolikesit-movie.com
『バックルームズ』
© 2026 Backrooms Rights LLC, PC Films, LLC. All Rights Reserved.
インターネット発の都市伝説「バックルームズ」をモチーフに、ある日突然、現実世界の裏側へ迷い込んでしまった男の恐怖を描き、世界各地で社会現象を巻き起こした不条理スリラー。家具店の店主クラークは、店内にあるはずのない隙間を発見する。その先には壁の裏側へと抜け落ちるように続く、全面が黄色い壁紙の異様な空間が広がっていた。奇妙なバランスで積み上げられた無数の家具に、果てしなく続く迷路のような黄色い部屋。クラークはセラピストのメアリーにこの異様な空間について説明したものの信じてもらえず、その存在を証明するべく、記録用のビデオカメラを手に再び足を踏み入れる。16歳の時に発表した YouTube 短編動画「The Backrooms (Found Footage)」で注目を集めた映像クリエイターの Kane Parsons (ケイン・パーソンズ) が監督を務め、同短編をもとに映画化した。現実と異世界の境界が崩れていく不気味な感覚を、映像ならではの没入感で描き出す。身近な空間が一瞬にして得体の知れない場所へと変貌する恐怖を、ぜひ劇場で味わってみてはいかがだろうか。
公開日: 9月4日(金)
監督: Kane Parsons
出演: Chiwetel Ejiofor (キウェテル・イジョフォー)、Renate Reinsve (レナーテ・レインスヴェ)、Mark Duplass (マーク・デュプラス)
HP: a24jp.com/films/backrooms











