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おすすめ映画
「今、観るべき」「今からでも観れる」映画を月替わりでご紹介。東京都心で公開中の映画を中心に、
The Fashion Post (ザ・ファッションポスト) 編集部おすすめの作品を、大型シネコンからミニシアターまでセレクト (毎週火曜更新)。
『ヌーヴェルヴァーグ』
©︎JeanLouisFernandez
© 2025 ARP – Detour Development LLC
『6才のボクが、大人になるまで。』『ビフォア』シリーズの Richard Linklater (リチャード・リンクレイター) 監督が、1950年代に起きたフランスの映画運動 Nouvelle Vague (ヌーヴェルヴァーグ) の記念碑的作品となった『勝⼿にしやがれ』の舞台裏を描いた青春物語。舞台は1959年のフランス。映画批評誌『カイエ・デュ・シネマ』で執筆活動をしていた Jean-Luc Godard (ジャン=リュック・ゴダール) は、フランスの若手俳優 Jean-Paul Belmondo (ジャン=ポール・ベルモンド) とアメリカの人気女優 Jean Seberg (ジーン・セバーグ) を起用した初の長編映画『勝手にしやがれ』の制作をスタート。Jean-Luc Godard の斬新で自由奔放な撮影手法に周囲は振り回されるが、映画づくりへの情熱を共有した撮影現場は活気に満ちていく。本作には、『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』の Zoey Deutch (ゾーイ・ドゥイッチ) に加え、写真家やモデルとして活動する Guillaume Marbeck (ギヨーム・マルベック) などが出演。映画史にその名を刻んだ若き映画人たちの情熱と創造の瞬間を、軽やかかつ情熱的に描き出した一本となっている。
公開日: 7月10日(金)
監督: Richard Linklater
出演: Guillaume Marbeck、Zoey Deutch、Aubry Dullin (オーブリー・デュラン)
HP: nouvellevague-movie.com
『トロフィー』
©︎2026 K2 Pictures
在日コリアンの少女を主人公に、家族・友人との関係や、自らのルーツと向き合う日常をつむいだドラマ。是枝裕和監督率いる映像制作集団「分福」のメンバーとして是枝監督などの助手を務めてきた孫明雅監督が長編初メガホンをとり、在日コリアンである自身の経験をオリジナルストーリーで描き出す。在日コリアンの少女・ソヒは、朝鮮学校で朝鮮舞踊に打ち込みながら日々を過ごしている。日本学校との交流会で出会った少女・未来と K-POP をきっかけに親しくなったふたりは、ライブチケット代を稼ぐためにフリマサイトで不用品を売り始める。しかし、その行動はソヒの父が祖国・北朝鮮から授与された勲章にまで及び、少女たちは自身のルーツやアイデンティティと向き合うことになる。ソヒの父サンジュ役で井浦新、在日コリアンのルーツを持つ新人俳優・恒那が映画初主演を務めた。ひと夏の青春のきらめきと、ルーツをめぐる葛藤を繊細に描いた本作。その行く末をぜひ劇場で見届けてみてほしい。
公開日: 7月10日(金)
監督: 孫明雅
出演: 恒那、梨里花、原田花埜
HP: k2pic.com/film/trophy
『海辺の一日 4Kレストア』
©︎2010, 2024 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.
『ヤンヤン 夏の想い出』『牯嶺街少年殺人事件』などで知られる台湾の名匠 Edward Yang (エドワード・ヤン) が1983年に手がけた長編監督デビュー作。13年ぶりに再会した2人の女性の会話を起点に、封じ込められていた記憶と人生の層が浮かび上がっていく様子を鮮明に描き上げる。小さな町の医師の娘として生まれたジャーリィは、親への服従を重んじる伝統的な価値観のなかで育つ。父の望む結婚を拒み、愛する人との人生を選んだ彼女だったが、その結婚生活はやがて理想とは異なるものへと変わっていく。ある日、警察に呼び出され海辺を訪れたことをきっかけに、ジャーリィは夫との歳月や自らが選んできた人生、そして心の奥底に押し込めてきた感情と向き合い始める。主人公を演じるのは、『妻の愛、娘の時』にて監督と主演を務めた女優 Sylvia Chang (シルヴィア・チャン)。世界的撮影監督 Christopher Doyle (クリストファー・ドイル) の長編デビュー作でもある本作。過去と現在が交錯するなかで、一人の女性の人生を静かに見つめるヒューマンドラマが、4Kレストア版で現代に鮮やかによみがえる。
公開日: 7月10日(金)
監督: Edward Yang
出演: Sylvia Chang、Hu Ying Moon (フー・インモン)、Mei Fang (メイ・ファン)
HP: www.the-day-on-the-beach-4k.com
『大統領のケーキ』
©︎2025 TPC FILM LLC. All Rights Reserved.
独裁政権下のイラクを舞台に、小学校で大統領の誕生日ケーキをつくる係に任命された少女の奮闘を描いたドラマ。イラク出身の Hassan Hadi (ハサン・ハーディ) が自らの体験をもとに長編初監督・脚本を手がけた。1990年代のイラクは戦争と食糧不足に苦しむなか、フセイン大統領の誕生日を祝うケーキづくりが国内の学校に命じられる。祖母と暮らす9歳の少女ラミアはケーキ係に選ばれてしまい、父の形見の時計と大切な雄鶏ヒンディを連れて町へ向かう。しかし、祖母の本当の目的はケーキの材料集めではなく、ラミアを養子に出すことだった。祖母との暮らしを守るため、ラミアはクラスメイトのサイードとともに、自らの手でケーキの材料を探し求める。主人公ラミア役の Baneen Ahmad Nayyef (バニーン・アハマド・ナーイフ) をはじめ、キャストには演技未経験者を起用。製作には『フォレスト・ガンプ 一期一会』などの脚本家 Eric Roth (エリック・ロス) と、 『幸せへのまわり道』の監督 Marielle Heller (マリエル・ヘラー) が名を連ねる。戦禍のなかでも希望を失わず前を向く少女の姿を描いた感動作を、ぜひチェックしてみて。
公開日: 7月10日(金)
監督: Hassan Hadi
出演: Baneen Ahmad Nayyef、Sajad Mohamad Qasem (サッジャード・モハンマド・カーセム)、Waheeda Thabet (ワヒーダ・サーベト)
HP: movies.shochiku.co.jp/presidentscake
『きれっぱしの愛』
©STILL VIVID, SNOWGLOBE, HOBAB, MANEKI FILMS, FILM I VÄST, ARTE FRANCE CINEMA
『ゴッドランド/ GODLAND』で世界的に注目を集めた北欧アイスランドの気鋭 Hlynur Palmason (フリーヌル・パルマソン) が監督・脚本を手がけ、片田舎に暮らす家族のささやかな日常を、移りゆく四季とともにユーモアと皮肉を交えて描いたドラマ。舞台はアイスランドの田舎町。アンナは3人の子どもと愛犬と暮らしながら、芸術家としての道を模索する日々を送っている。離婚した元夫マグヌスとは、別れた後も家族のような時間を過ごしていたが、その穏やかな日常は少しずつ揺らぎ始める。コメディアン・俳優・歌手として活躍する Saga Gartharsdottir (サーガ・ガルザルスドッティル) がアンナ役、『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』の Sverrir Gudnason (スベリル・グドナソン) がマグヌス役で絶妙な距離を保つ元夫婦を演じ、Hlynur Palmason 監督の3人の実子と愛犬パンダが家族役で出演。離婚した家族の日常と愛の行方を描いた物語が、スクリーンに映し出される。
公開日: 7月3日(金)
監督: Hlynur Palmason
出演: Saga Gartharsdottir、Sverrir Gudnason、Ida Mekkin Hlynsdottir (イダ・メッキン・フリンスドッティル)
HP: gaga.ne.jp/kireppashi_ai_NOROSHI/about
『MOTHERLAND』
© 2019 Studio Uljana Kim / Locomotive Productions
故郷をめぐる記憶や葛藤、そして移りゆく時代の狭間で生きる人々の姿を静かに見つめたドラマ。本作が初の長編劇映画となる Tomas Vengris (トーマス・ヴェングリス) 監督が、ワシントンD.C.でリトアニア移民の息子として育った自身の経験をもとに、人々の現実を繊細に描き出す。独立直後のリトアニアに、アメリカからヴィクトリアとコヴァスの親子がやって来る。ヴィクトリアは幼い頃にソ連占領下のリトアニアで家族と引き離され、家と土地を失った過去があった。20年ぶりに故郷へ戻ったヴィクトリアは、失われた実家の土地を取り戻し、息子とともに新たな暮らしを始めようとするが、理想としていたリトアニアでの再出発は静かに歪みはじめていく。リトアニアにルーツを持つアメリカ生まれの Matas Metlevski (マータス・メトレフスキ) が少年コヴァス、リトアニアを代表する俳優 Severija Janusauskaite (セヴィリヤ・ヤノシャウスカイテ) が母ヴィクトリアを演じた。移り変わるこの国で、揺れ動くふたりの世界を描いた本作。帰る場所とは何かを問いかける、静かで余韻深いヒューマンドラマが幕を開ける。
公開日: 7月4日(土)
監督: Tomas Vengris
出演: Matas Metlevski、Severija Janusauskaite、Darius Gumauskas (ダーリウス・グマウスカス)
HP: motherland-gimtine.com
『シルビアのいる街で』
『イニスフリー』などのドキュメンタリーで注目を集めたスペインの俊英 Jose Luis Guerin (ホセ・ルイス・ゲリン) 監督が2007年に発表した長編劇映画。フランスの古都ストラスブールを舞台に、かつて出会った女性の面影を追い求める青年が街をさまよう姿を、緻密で独特な映像表現で描いた。ヨーロッパの古都にあるホテルの一室で目覚めた画家志望の青年は、街のカフェで、かつてバーで会ったことのある美しい女性シルビアの姿を見つける。青年はそのシルビアと思しき女性を追いかけ、街中さまよい歩き、過去の記憶と向き合っていく。喪失と記憶をめぐる幻想的なラブストーリーが、美しい映像とともに心を揺さぶる。
公開日: 7月3日(金)
監督: Jose Luis Guerin
出演: Xavier Lafitte (グザヴィエ・ラフィット)、Pilar Lopez de Ayala (ピラール・ロペス・デ・アジャラ)、Tanja Czichy (ターニヤ・ツィシー)
HP: www.eiganokuni.com/sylvia/ipa
『ロングウォーク』
©2026 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.
モダンホラーの帝王と称される小説家 Stephen King (スティーヴン・キング) が大学在学中に執筆し、1979年に Richard Bachman (リチャード・バックマン) 名義で出版された長編初執筆作『死のロングウォーク』を初映画化。戦争によって分断された近未来のアメリカを舞台に、歩き続けるだけで破格の賞金と願いを1つかなえる権利を獲得できる「ロングウォーク」という競技が開催される。参加者に課されたのは、時速4.8キロを下回れば警告、3回の警告で即死という過酷なルール。最後の1人になるまで休息も睡眠も許されない、極限状態の先に待つものとは。キャストには、『リコリス・ピザ』の Cooper Hoffman (クーパー・ホフマン)、『エイリアン ロムルス』の David Jonsson (デヴィッド・ジョンソン) などが出演。『ハンガー・ゲーム』シリーズの Francis Lawrence (フランシス・ローレンス) 監督がメガホンをとり、『ストレンジ・ダーリン』の JT Mollner (JT・モルナー) が脚本を手がけた。残酷なルールのもとで浮かび上がる若者たちの友情や葛藤、人間性を描いたサバイバルスリラーに注目したい。
公開日: 6月26日(金)
監督: Francis Lawrence
出演: Cooper Hoffman、David Jonsson、Mark Hamill (マーク・ハミル)
HP: klockworx-v.com/longwalk
『雲と大地のはざまで』
© 2024 Desfase Films, Mestizo Studios, Wayquicha
壮大なアンデス山脈の下でアルパカの世話をして暮らす少年のまなざしを通し、そこに暮らす人々の生活に息づく祈りと、鉱山開発をめぐる対立構造を描いたペルー映画。監督は、本作が長編第2作目となる Franco Garcia Becerra (フランコ・ガルシア・ベセラ) が手掛ける。舞台は、壮大なアンデス山脈に囲まれたペルーの小さな村。ペルー代表のワールドカップ出場に期待を寄せる8歳の少年フェリシアーノは、忠犬ランボーとともにアルパカたちを放牧する日々を送っていた。しかし、自然を脅かす採掘業者と村人たちの対立が激化し、村を揺るがす大事件が勃発。そんな中、フェリシアーノが特にかわいがっていた子どものアルパカ、ロナウドが忽然と姿を消してしまう。愛するロナウドを探す旅のなかで、少年は大人たちの思惑や故郷を取り巻く現実に向き合っていく。少年の純粋なまなざしを通して、自然と共生する人々の暮らしや信仰、そして現代社会が抱える問題を静かに映し出す一作だ。
公開日: 6月27日(土)
監督: Franco Garcia Becerra
出演: Alberth Merma (アルベルト・メルマ)、Nely Huayta (ネリー・ウアイタ)、Richard Taipe (リチャード・タイぺ)
HP: www.buenawayka.info/raiz
『さよなら、僕の英雄』
© 2025 Zentropa Entertainments4ApS & Zentropa Sweden AB.
「ライダーズ・オブ・ジャスティス」「愛を耕す人」などの脚本などでも知られるデンマークの監督 Anders Thomas Jensen (アナス・トマス・イェンセン) が、これまでにも数々の作品でタッグを組んだ Mads Mikkelsen (マッツ・ミケルセン) を主演に迎えて描いたヒューマンドラマ。強盗で服役したアンカーは、出所後に兄マンフレルと再会。だが兄は隠した大金の場所を忘れ、自分をジョン・レノンだと思い込んでいた。2人は金を探す旅に出るが、それはやがて自分自身と向き合う旅へと変わっていく。兄マンフレルを Mads Mikkelsen が演じ、弟アンカー役には、監督と共演経験のある Nikolaj Lie Kaas (ニコライ・リー・コス) が務めた。人生の迷子となった兄弟が「失われたもの」を探し求める旅を描く本作。奇想天外なスリルとユーモアに満ちた物語を、ぜひ劇場で見届けてほしい。
公開日: 6月19日(金)
監督: Anders Thomas Jensen
出演: Mads Mikkelsen、Nikolaj Lie Kaas、Sofie Grabol (ソフィー・グローベール)
HP: cinema.starcat.co.jp/goodbye-myhero
『アイ・ワズ・ア・ストレンジャー』
© 2025 Refugee The Film.LLC
シリア内戦の影響で1400万人が国外避難を余儀なくされたという現実を基に、紛争により引き裂かれた家族の姿を多角的に描いた群像ドラマ。シリア、トルコ、ギリシャ、アメリカの4カ国を舞台に、5つの家族の人生が交差する物語を5章構成で描き出す。独裁政権が続くシリアの激化する内戦の中、医師アミラは娘とともに危険な国境越えを決意。国境を守るシリア兵ムスタファは、命令に従うべきか、心ある人間でいるべきか苦悩する。また、難民をギリシャ行きのボートに乗せて稼ごうとするトルコの密航業者マルワンや、嵐の海を航行する難民を発見し、人命救助するギリシャ沿岸警備隊のスタヴロスなど、背景が異なる者たちが戦争という悲劇によってその運命を交錯させていく。映画プロデューサーで人道支援活動家でもある Brandt Andersen (ブラント・アンダーセン) が、長編初監督・脚本・製作を手がけた。国境や立場を越えて交差する5つの人生を通して、戦争の悲劇と人間の尊厳を描き出し、観る者の心を強く揺さぶる。
公開日: 6月19日(金)
監督: Brandt Andersen
出演: Omar Sy (オマール・シー)、Yasmine Al Massri (ヤスミン・アル・マスリー)、Yahya Mahayni (ヤヤ・マヘイニ)
HP: hark3.com/stranger
『イミディエイト ファミリー』
©2023 THUNK ENTERPRISES, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
アメリカのウエストコースト・サウンドを支えた4人のセッションミュージシャンの軌跡と絆を描いた音楽ドキュメンタリー。監督は『レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち』を手がけた Denny Tedesco (デニー・テデスコ) が務め、アーティストたちのインタビューを通して、ミュージシャン同士の深い絆や音楽制作の裏側が明らかになる。舞台は、1970年代初頭のロサンゼルス。Carole King (キャロル・キング) や James Taylor (ジェームス・テイラー) などの伝説的アーティストたちの名曲を陰で支えたのが、後に「ザ・イミディエイト・ファミリー」と呼ばれる4人のスタジオミュージシャンたちだった。卓越した演奏力と深い音楽的理解で、彼らは時代を象徴する数々の楽曲の誕生に貢献していく。名曲誕生を支えてきた、4人のミュージシャンが紡いだ友情の軌跡を、ぜひスクリーンで体感してみてほしい。
公開日: 6月19日(金)
監督: Denny Tedesco
出演: Danny Kortchmar (ダニー・コーチマー)、Waddy Wachtel (ワディ・ワクテル)、Leland Sklar (リーランド・スカラー)
HP: malibu-corp.com/immediatefamily
『ダイヤモンド 私たちの衣装工房』
© 2024 Greenboo Production – Faros Film – Vision Distribution
1970年代ローマの衣装工房を舞台に繰り広げられるお針子の女性たちの人生模様をユーモラスに描き、本国イタリアで話題を集めたヒューマンドラマ。カノーヴァ姉妹が経営する衣装工房では、お針子たちが忙しく働いている。シングルマザーの帽子職人パオリーナ、夫の暴力に怯えるお針子ニコレッタなど、華やかな衣装制作の裏側で、彼女たちはそれぞれ事情を抱えていた。そんなある日、世界的な衣装デザイナーからの依頼をきっかけに、工房にさまざまな試練が降りかかる。出演は『パルテノペ ナポリの宝石』の Luisa Ranieri (ルイーザ・ラニエリ) や、『息子の部屋』の Jasmine Trinca (ジャスミン・トリンカ) らが登場。『カプチーノはお熱いうちに』『あしたのパスタはアルデンテ』の Ferzan Ozpetek (フェルザン・オズペテク) 監督が、ローマの老舗衣装工房で出会った人々との思い出を原点に、イタリア映画黄金時代を支えた職人たちへのオマージュを込めて描き出す。
公開日: 6月19日(金)
監督: Ferzan Ozpetek
出演: Luisa Ranieri、Jasmine Trinca、Stefano Accorsi (ステファノ・アコルシ)
HP: child-film.com/films/diamanti
『急に具合が悪くなる』
© 2026 Cinéfrance Studios – Arte France Cinéma – Office Shirous – Bitters End – Heimatfilm – Tarantula – Gapbusters – Same Player – Soudain JPN Partners
『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』の濱口竜介監督が、パリを舞台に同じ名前の響きを持つ女性2人の魂の邂逅を描いたドラマ。哲学者の宮野真生子と人類学者の磯野真穂による往復書簡をまとめたノンフィクション書籍「急に具合が悪くなる」を原作に、偶然出会った2人の女性の交流と世界に対峙する姿を映し出す。パリ郊外の介護施設で施設長を務めるマリー=ルー・フォンテーヌは、理想と現実の狭間で葛藤する日々を送っていた。そんなある日、名前の響きが同じ日本の舞台演出家・森崎真理と出会う。がんと闘いながら演劇に情熱を注ぐ真理に勇気づけられたマリー=ルーは、交流を深めていくが、真理の病状は次第に悪化。限りある時間のなかで、2人は特別な絆を育んでいく。『ベネデッタ』の Virginie Efira (ヴィルジニー・エフィラ) がマリー=ルー、『ウルヴァリン:SAMURAI』などハリウッド映画にも出演する世界的ファッションモデルの TAO こと岡本多緒が真理を演じた。国境や文化の違いを越えて響き合う2つの魂の物語。偶然の出会いから始まる2人の交流が、生きることの意味をそっと問いかける。
公開日: 6月19日(金)
監督: 濱口竜介
出演: Virginie Efira、岡本多緒
HP: www.bitters.co.jp/soudain
『DIE MY LOVE/ダイ・マイ・ラブ』
© 2025 DIE MY LOVE, LLC.
『ビューティフル・デイ』『少年は残酷な弓を射る』の Lynne Ramsay (リン・ラムジー) 監督が手がけ、愛と狂気の狭間で揺れる夫婦の姿を描いた心理ドラマ。田舎町に移り住んだ作家のグレースは、夫ジャクソンとともに新生活をスタート。そんな穏やかな日々の中、出産をきっかけに彼女の生活は一変。執筆活動は滞り、育児による重圧と孤独、さらに断片的に訪れる幻覚が日常を蝕んでいく。主人公グレースを演じるのは、『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー主演女優賞に輝いた Jennifer Lawrence (ジェニファー・ローレンス) で、本作ではプロデューサーも兼任している。夫ジャクソン役には、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の Robert Pattinson (ロバート・パティンソン) を起用。さらに製作には、『シャッター アイランド』の Martin Scorsese (マーティン・スコセッシ) が名を連ねる。唯一無二の大胆な映像表現と、愛と狂気が交差する人間ドラマが、観る者を不穏な精神世界へと誘う。
公開日: 6月12日(金)
監督: Lynne Ramsay
出演: Jennifer Lawrence、Robert Pattinson、Sissy Spacek (シシー・スペイセク)
HP: klockworx.com/diemylove
『エレノアってグレイト。』
©2025 ELEANOR INVISIBLE FILM, LLC AND TRISTAR PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
俳優 Scarlett Johansson (スカーレット・ヨハンソン) が長編初監督を務めた本作。自身のルーツであるユダヤカルチャーを背景に、嘘をきっかけに出会ったパワフルな老婦人と母を亡くした学生の友情を軽やかにつづったドラマ。親友を亡くした老婦人エレノアは、ある日ホロコースト生存者の自助グループに迷い込み、亡き親友の半生を自分の体験として語り始める。その話に感銘を受けた学生ニナとの交流をきっかけに、エレノアの小さな嘘は思わぬ騒動へと発展していく。『テルマがゆく!93歳のやさしいリベンジ』の June Squibb (ジューン・スキッブ) が型破りな老婦人エレノア、『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』の Erin Kellyman (エリン・ケリーマン) が学生ニナを演じた。本作で初めて長編映画の脚本を手がける Tory Kamen (トリー・ケイメン) が、自身の家族の歴史を下敷きに書き上げた物語。「嘘」から始まる思いがけない友情の行方を描いた、ハートフルな本作をぜひ劇場で見届けてほしい。
公開日: 6月12日(金)
監督: Scarlett Johansson
出演: June Squibb、Erin Kellyman、Chiwetel Ejiofor (キウェテル・イジョフォー)
HP: eleanor2026.com
『ユマカウンティの行き止まり』
© 2024 The Last Stop in Yuma County LLC.
砂漠のダイナーを舞台に予測不能な最悪の事態が次々と巻き起こるさまを描いたブラックコメディ調の犯罪スリラー。長編デビュー作となる本作で、新鋭 Francis Galluppi (フランシス・ガルッピ) が監督を務めた。舞台は1970年代のアリゾナ。セールスマンとウェイトレスは、砂漠のダイナーで銀行強盗の人質となってしまう。しかし、ガソリン不足により強盗たちもその場から逃げ出せず、老夫婦や保安官、犯罪者志望のカップルなどクセ者たちが次々と集結するなか、事態は思わぬ方向へと転がり始める。主人公のセールスマンを『サンダーロード』の Jim Cummings (ジム・カミングス)、ウェイトレスを『ハウス・オブ・ザ・デビル』の Jocelin Donahue (ジョスリン・ドナヒュー) がそれぞれ演じた。予測不能な展開とブラックユーモアが織りなす、緊張感あふれる犯罪スリラーをぜひスクリーンで堪能してほしい。
公開日: 6月12日(金)
監督: Francis Galluppi
出演: Jim Cummings、Jocelin Donahue、Gene Jones (ジーン・ジョーンズ)
HP: yuma-movie.com
『Michael/マイケル』
🄬, TM & © 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
圧倒的な歌唱力と革新的なダンスパフォーマンスで時代や国境を越えて愛され続ける「キング・オブ・ポップ」こと Michael Jackson (マイケル・ジャクソン) の人生を描いた伝記映画。『トレーニング デイ』『イコライザー』シリーズの Antoine Fuqua (アントワン・フークア) 監督がメガホンをとり、音楽の枠を超えて世界中に多くの影響を与えた彼の物語を、数々の名曲と共に描き出す。家族と共に幼くして成功を収めた Michael Jackson は、名プロデューサー Quincy Jones (クインシー・ジョーンズ) との出会いを機にソロアーティストとして飛躍し、数々の歴史的名曲を生み出していく。しかしその栄光の裏には、家族への愛と自身の理想との狭間で葛藤するひとりの人間の姿があった。主演には Michael Jackson の実の甥である Jaafar Jackson (ジャファー・ジャクソン) を起用し、幼少期のマイケル役を Juliano Valdi (ジュリアーノ・バルディ)、父ジョセフ役を Colman Domingo (コールマン・ドミンゴ) が務める。一人の少年が世界的アイコンへと駆け上がるまでの軌跡を辿る本作。時代を超えて響く音楽とともに、その知られざる物語に触れてみてはいかがだろうか。
公開日: 6月12日(金)
監督: Antoine Fuqua
出演: Jaafar Jackson、Nia Long (ニア・ロング)、Laura Harrier (ローラ・ハリアー)
HP: www.michael-movie.jp











