Feel The Nature; Jean Paul Gaultier 2016-17 Fall Winter Haute Couture Collection

Jean Paul Gaultier (ジャン=ポール・ゴルチェ) 2016-17年秋冬オートクチュールコレクションが提案する、リュクスでグラマーな「グランピング」

Feel The Nature; Jean Paul Gaultier 2016-17 Fall Winter Haute Couture Collection
Feel The Nature; Jean Paul Gaultier 2016-17 Fall Winter Haute Couture Collection
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Jean Paul Gaultier (ジャン=ポール・ゴルチェ) 2016-17年秋冬オートクチュールコレクションが提案する、リュクスでグラマーな「グランピング」

Feel The Nature; Jean Paul Gaultier 2016-17 Fall Winter Haute Couture Collection

巷で話題の「グランピング」。リゾート感満載のヴィラでケータリング、シャンパンを片手に映画鑑賞…でもやっぱりアウトドアは嫌い。服が汚れるから。そんなハードコアなファッションピープルの気持ちを察したのか、Jean Paul Gaultier (ジャン=ポール・ゴルチェ) の今季のテーマは「自然」。

巷で話題の「グランピング」。リゾート感満載のヴィラでケータリング、シャンパンを片手に映画鑑賞でもやっぱりアウトドアは嫌い。服が汚れるから。そんなハードコアなファッションピープルの気持ちを察したのか、Jean Paul Gaultier (ジャン=ポール・ゴルチェ) の今季のテーマは「自然」。しかし Gaultier が発信するのは、そんじょそこらのなんちゃってアウトドアファッションではない。壮大なクリエイションで「自然そのもの」を表現した、アウトドアとは正反対の一大スペクタクルだ。

ファーストルックで幕を切ったのは、Jean Paul Gaultier のクチュールショーの常連、Coco Rocha (ココ・ロシャ)。身に纏うのは、シルクサテンの上から木目のプリントを施したジャンプスーツだ。シンプルなワードローブに対して、合わせるアクセサリーはダイナミック。ウッドビーズを幾重にも重ねたジュエリーとウッドバングル、そして顔まわりにはセーブルのフードを合わせている。

ファーストルックに代表されるように、全体を通してブラウンシェードが多く取り入れられら今季ランウェイでは、その他に紅葉の季節を感じさせるバーガンディ、深みのあるモスグリーン、清流に清められた苔のような輝きを放つメタリックシェードなど、自然界を想起させるカラーパレットが彩る。フィナーレで登場したのは、韓国人モデルの Soo Joo Park (パク・スジュ)。オーガンザとマットなリボンディティールを駆使した「ローブ・ドゥ・マリエ (ウェディングドレス)」は、力強いアースカラーのルックとは対照的に儚くもロマンティックな佇まいだ。

HP: www.jeanpaulgaultier.com