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valentino
with rina ohta

太田莉菜が纏う ヴァレンティノ 2019年秋冬コレクション

街角で不意に視線がぶつかった女性の、遠くを見つめるまなざしの行方にドキッとする時。ごくシンプルなスタイルながら、周囲の誰よりも引き立ってみえる人に出会った時。私たちのイマジネーションは一気に膨らんで、そのさりげない佇まい、服装に宿る物語をもっと知りたくなる。 ストリートからハイファッションまで、あらゆるファッションシーンに出没してきた女優兼モデルの太田莉菜。揺るぎない個性を確立しながら、つかみどころのない美しさで人の目を捉えて離さない彼女に、今を象徴するキールックを幅広いバリエーションで着こなしてもらった。 ラストを飾るのは、Valentino (ヴァレンティノ) の2019-20年秋冬コレクションのラストルック。たっぷりの羽根の装飾が、まるで宙を舞うようにふわふわと浮遊するロングドレスは、ベージュがかったチュールがアンティークの風合いも感じさせて、神々しさの中にノスタルジックな気分をはらむ。まるで絵画のようにドラマティックでありながら、身近な景色にも不思議となじむ Pierpaolo Piccioli (ピエールパオロ・ピッチョーリ) のクリエイション。美しさで満たしながら心は軽やかに解き放つ、どこまでも自由なムードが気持ちいい。

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VALENTINO
Men pre spring 2020 with Fuju Kamio

神尾楓珠とヴァレンティノ vol.1

今年20歳を迎えたばかりの男子が、VALENTINO (ヴァレンティノ) をストリートでさらりと着こなす。60年に及ぶブランドの歴史のなかで、そんなフレッシュで刺激的なマッチングがあっただろうか。クチュールメゾンとしてのルーツに根ざしつつ、とりわけPierpaolo Piccioli (ピエールパオロ・ピッチョーリ) が単独クリエイティブディレクターに就任した2017年春夏コレクション以降は、それまでのブランドイメージになかったストリートの要素が加わって、パワフルな新アイコンもまたいくつか誕生している。「VLTN」のロゴ使い、ロマンティックなポエムの刺繍やプリント、ドレッシーとスポーティの新しいミックスマッチ…… ブランドの新しいイメージが詰まったメンズの2020年プレスプリングコレクションの魅力を、4回にわけてフィーチャーする本企画。着こなすのは人気急上昇中の若手俳優・神尾楓珠だ。 「いつも黒でまとめることが多いので、すごくしっくりきています」と神尾本人も認める1ルック目は、レザージャケットにロゴT、キャップを合わせたカジュアルなスタイリング。上質のカーフスキンでできたレザージャケットは、シンプルなデザインのフロントに対し、バックには “night wolf (ナイトウルフ)” の大胆なグラフィックがペイントタッチでプリントされていて、レザーのハードな印象をさらにエキサイティングに際立てる。 ロゴ使いもキャッチーで新鮮だ。Tシャツにのせられた “REDBROIDERY (レッドブロイダリー)” は、メゾンのアーカイブに新たな手を加えた、新生VALENTINOを象徴するグラフィックロゴ。キャップにあしらわれた刺繍は “VALENTINO ON LOVE – ヴァレンティノオンラブ” からのポエム。"VALENTINO ON LOVE" とは2020年秋冬ウィメンズコレクションで先行して発表された4人の詩人とのコラボレーションで、メンズではキャップ以外に、ウエアの袖などにもプリントでリフレインされている。

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Stella McCartney
2020 Spring women's Collection

ありったけの花びらを纏って、ステラ マッカートニー 2020年春夏コレクション vol.3

「私たちのしていることはわかりづらいかもしれませんが、このシーズンでは洋服の上で視覚的に表現したいと思いました。」デザイナー本人がこう語った Stella McCartney (ステラ マッカートニー) の2020年春夏コレクションには、力強いステートメントを掲げたプリントや太陽、動物、自然のモチーフがたくさん登場した。サステナブルな素材の割合をついに60パーセントまで引き上げることに成功したという同コレクションは、ブランドが一貫して追求してきたことがまたひとつ実を結んだというポジティブなオーラで溢れている。 TFPは、今年6月にミラノで開催された本コレクションのプレゼンテーションに潜入。Stella も自信を持ってオススメするキールックをその場で撮影できる機会に恵まれた。Stella McCartney ワールドが広がる会場を舞台に、コレクションのディテールを独自の視点で切り取ったこれまでとは一味違うファッションエディトリアルを全5回でお届けします。 夜が更けるにつれて、徐々に幻想的になっていくプレゼンテーションの会場でひときわ目をひいたのが鮮やかな色合いのボタニカルドレス。ありったけの花びらが散りばめられたチュールドレスは、コレクションのテーマである「Force for Nature (自然へのフォース)」を体現しているという。そのテーマが照らし出すのは、この地球の未来のために力を尽くす力強い女性の姿。まるで花束をそのまま纏ってしまったようなロマンティックなドレスからは、自然の美しさを讃える Stella の純粋な思いが伝わってくる。

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men fw 2019
starring masaki suda

菅田将暉、秋のブラウンに染まる

俳優・菅田将暉と聞いて、最初に思い浮かぶイメージは人によって違うかもしれない。社会の底辺層から超エリート、時には女装趣味のイケメン役まで、いかなる役もヴィジュアルから作り込み、出演するたびに当たり役を増やしてきたからだ。脇役で輝き、主役で輝く。トークで笑わせ、ギターで唸らせる。その守備範囲の広さは、まだまだ計り知れないデビュー10周年目。 11月に舞台「カリギュラ」の主演を控え、ますます目が離せない彼に着用してもらった2ルック目は、ミニマリズムの旗手 JIL SANDER (ジル サンダー) の2019-20年秋冬コレクション。一切の無駄を省いたストイックなテーラリング、そこにミリタリーやワークといったメンズウェア鉄板のエッセンスを加え、ブラウンのワントーンでまとめたルックは、それだけで十分に今っぽく映る。 そういえばJIL SANDER と聞いて思い浮かぶイメージもまた、ブランドにファーストコンタクトした時期によって異なるのかもしれない。創業者のJil Sanderは、3度のデザイナー復活と退任を繰り返し、現在のJIL SANDERは Lucie & Luke Meier (ルーシー&ルーク・メイヤー) の2人に引き継がれている。LukeはSupreme (シュプリーム) 出身、Lucie はLouis Vuitton (ルイ・ヴィトン) やDior (ディオール) などでキャリアを積んだ、異色の夫婦デザイナーである。ミニマルを貫くブランドのアイデンティティを守りながら、さまざまなデザイナーが描いてきた JIL SANDER。Lucie & Luke Meier もまた伝統を引き継ぐ存在でありながら、ミニマルに新しいボキャブラリーを与え、新たな解釈で未来へと向かう挑戦者である。

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Stella McCartney
2020 Spring Summer Collection

マスキュリンとフェミニンのイコールな関係、ステラ マッカートニー 2020年春夏コレクション vol.2

「私たちのしていることはわかりづらいかもしれませんが、このシーズンでは洋服の上で視覚的に表現したいと思いました。」デザイナー本人がこう語った Stella McCartney (ステラ マッカートニー) の2020年春夏コレクションには、力強いステートメントを掲げたプリントや太陽、動物、自然のモチーフがたくさん登場した。サステナブルな素材の割合をついに60パーセントまで引き上げることに成功したという同コレクションは、ブランドが一貫して追求してきたことがまたひとつ実を結んだというポジティブなオーラで溢れている。 TFPは、今年6月にミラノで開催された本コレクションのプレゼンテーションに潜入。Stella も自信を持ってオススメするキールックをその場で撮影できる機会に恵まれた。Stella McCartney ワールドが広がる会場を舞台に、コレクションのディテールを独自の視点で切り取ったこれまでとは一味違うファッションエディトリアルを全5回でお届けします。 ステラ マンとステラ ウーマン。Stella McCartney は今回、これまで以上にウィメンズとメンズのコレクションに共通性を持たせた。メンズコレクションをスタートしたのは2016年のことだが、そもそも彼女は若くしてサヴィル ロウでテーラリングを学び、デビューコレクションから本場仕込みのテーラードを巧みにウィメンズウェアに落とし込んできた。メンズにはフェミニンなブラッシュピンクのスーツを着せ、ウィメンズはワークウェアのジャケットにカーゴパンツを合わせてマニッシュに。明るいパステルカラーがポジティブなオーラをさらに盛り上げる。

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Fendi
with rina ohta

太田莉菜が纏う フェンディ 2019年秋冬コレクション

街角で不意に視線がぶつかった女性の、遠くを見つめるまなざしの行方にドキッとする時。ごくシンプルなスタイルながら、周囲の誰よりも引き立ってみえる人に出会った時。私たちのイマジネーションは一気に膨らんで、そのさりげない佇まい、服装に宿る物語をもっと知りたくなる。 ストリートからハイファッションまで、あらゆるファッションシーンに出没してきた女優兼モデルの太田莉菜。揺るぎない個性を確立しながら、つかみどころのない美しさで人の目を捉えて離さない彼女に、今を象徴するキールックを幅広いバリエーションで着こなしてもらった。 2ルック目。クラシックなベージュのダブルジャケットを、大きなリボンのボウブラウスとボウベルトのあしらいで、ぐっとロマンティックなスタイルに引き寄せた FENDI (フェンディ) の2019-20年秋冬コレクション。Karl Lagerfeld (カール・ラガーフェルド) がデザインした最後のコレクションとして、ミラノのランウェイではファーストルックを飾り、今シーズンを象徴するルックのひとつとなった。トレンドの要素が詰まりながら、誰が見てもFENDIのそれとわかるアイコニックなデザイン。ストッキングやイヤリングに施されたカーリグラフィロゴもまた、Lagerfeld が築き上げた唯一無二のオリジナリティをアピールする。

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men fw 2019
starring masaki suda

菅田将暉とノースリーブの秋

少し重そうな靴の気配が、部屋の前を通り過ぎていく。通路の先には、自販機を備えた休憩所がある。「10分後、予定通りにスタートでお願いします」とマネージャーの声。それからまもなく、菅田将暉が部屋に姿を現した。甘めのコーヒー缶を片手に、まだ少し眠そうな目をこすりながら。 残暑がまだ厳しい9月某日の朝、菅田はノースリーブのトップスがよく似合う。ただし今日着ているのは Dries Van Noten (ドリス ヴァン ノッテン) の最新作で、ニットやウール素材の秋冬モノ。ちょっと暑かったかもしれないが、カメラの存在を意識した瞬間、入室時とは違うモードのスイッチが入る。どんな役柄も徹底的に演じ切ってきた天才俳優・菅田将暉がそこに立っている。 約束より5分早くスタートできた撮影は、あまりに天気が良かったので、建物の屋上へ。日差しこそ強いものの、澄み切った空の高さに秋を感じる気持ちのいい時間帯だ。ノースリーブのニットに合わせたのは、フライフィッシングのアイデアから生まれたサルエルパンツ。いずれもリラックスしたウエアでありながら、重厚な素材使いと落ち着いたカラーリングが不思議とフォーマルな印象を生み、芯の通った菅田のスタイルをしなやかに引き立てる。

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Quality, timeless and innovation are the fundamental philosophy of The Fashion Post, a Tokyo based independent digital fashion media. We curate daily fashion, beauty and culture feeds, and create the original editorials, portrayed in the digital era, and portraits, interviews from the authorities of different culture in the creative industry.

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