MIU MIU (ミュウミュウ) ショートフィルムプロジェクト『女性たちの物語』の最新作が公開!監督には河瀨直美が起用
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MIU MIU (ミュウミュウ) ショートフィルムプロジェクト『女性たちの物語』の最新作が公開!監督には河瀨直美が起用
MIU MIU Taps Naomi Kawase for The Latest Film Series
2011年よりスタートした MIU MIU (ミュウミュウ) の国際的に活躍する女性映画監督が撮影を手掛けるショートフィルムプロジェクト『MIU MIU WOMEN’S TALES (女性たちの物語)』。これまでに10本のショートフィルムが制作された同プロジェクトは、それぞれ異なるシネマチックな世界が描き出されてきた。今回で第11弾となる最新作『SEED』は、カンヌ国際映画祭で複数の受賞歴をもつ日本人監督の河瀨直美が起用された。主演には安藤サクラ、サウンドトラックにはサカナクションが抜擢された。
2011年よりスタートした MIU MIU (ミュウミュウ) の国際的に活躍する女性映画監督が撮影を手掛けるショートフィルムプロジェクト『MIU MIU WOMEN’S TALES (女性たちの物語)』。これまでに10本のショートフィルムが制作された同プロジェクトは、それぞれ異なるシネマチックな世界が描き出されてきた。
今回で第11弾となる最新作『SEED』は、カンヌ国際映画祭で複数の受賞歴をもつ日本人監督の河瀨直美が起用された。主演には安藤サクラ、サウンドトラックにはサカナクションが抜擢された。
野生的な大自然が息づく奈良から東京の混沌とした人混みへ、二つの異なる対照的な街である奈良と新宿を舞台に、一人の少女が旅に出る。旅の途中、少女は出会った少年からリンゴをもらった。そしてリンゴは、後にホームレスの男性によって、踊るオーガンジーの生地と交換される。旅の途中で出会う人々や物事との「交換」を通じて生じる様々な感情や気づきを、生物や土地にひそかに宿るスピリットを表現するかのように、少女は風に揺れる木のように体現する。
<あらすじ>
水水しい、滝の、流れ行きたえることのない生命の源、神々しい光の中、少女が生まれた。白い実を手に取り、光が射す方向へと歩み出す。モノがヒトへ、ヒトが少女へと感情を与えてゆく… ありがとう…命、ありがとう…世界、ありがとう…わたし。今日はわたしが生まれ、今日わたしは、しっかりと大地に足を張って、ほら、ここに、立っています。それは大きな自信に満ちて、輝いている。
<スタッフクレジット>
監督・脚本:河瀨直美
出演:安藤サクラ (少女)、兼松若人 (少年)、ジジ・ぶぅ (ホームレス)
音楽:サカナクション
時間:9分12秒
HP: www.miumiu.com/ja
<プロフィール>
河瀨直美/映画作家
生まれ育った奈良で映画を創り続ける。1997 年劇場映画デビュー作「萌の朱雀(もえのすざく)」で、カンヌ国際映画祭カメラド-ル(新人監督賞)を史上 最年少受賞。2007 年『殯の森(もがりのもり)』で、審査員特別大賞グランプリを受賞。2013 年には日本人監督として初めて審査員を務めた。2015 年フランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」を叙勲。映画監督の他、CM 演出、エッセイ執筆などジャンルにこだわらず表現活動を続け、奈良で開催される「なら国際 映画祭」ではエグゼクティブディレクターを務める。最新作『あん』は世界 45 ヵ国以上での公開が決定し大ヒットを記録中。国内では 3 月 16 日に Blu-ray&DVD の発売が決定している。
安藤サクラ/女優
1986年生まれ。2007年『風の外側』でデビュー。2014年公開の映画「0.5ミリ」と「百円の恋」では、 その演技が高く評価され国内外の映画賞を多数受賞。 主な出演作に『愛と誠』『かぞくのくに』『白河夜船』など。
サカナクション
2005年に活動を開始し、2007年にメジャーデビュー。日本語を巧みに扱う歌詞とフォーキーなメロディを土台にロックバンドフォーマットからクラブミュージックアプローチまで様々な 表現方法を持つ5人組のバンドである。音楽的な評価も受けながら「ミュージシャンの在り方」を先進的にとらえて表現し続けるその姿勢は、幅広い層からの支持を獲得している。