『W (ダブル)』マガジンのセプテンバーイシューは『i-D (アイディー)』の Terry Jones (テリー・ジョーンズ) とコラボ、コレクターズエディションのカバーモデルは Rihanna (リアーナ)
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『W (ダブル)』マガジンのセプテンバーイシューは『i-D (アイディー)』の Terry Jones (テリー・ジョーンズ) とコラボ、コレクターズエディションのカバーモデルは Rihanna (リアーナ)
Rihanna Reigns: W Magazine Launches The September Issue In Collaboration With Terry Jones
ファッション誌が賑わう季節の到来だ。ウィメンズウェアにおいて最も華やかな秋冬のメインコレクションが誌面で初めて登場するのが9月号。そのことは2009年公開の映画『The September Issue (ファッションが教えてくれること)』を観ている人であれば周知の事実だろう。日本では他の国より雑誌の発売周期が早いため、既に本屋の店頭では各誌9月号が並んでいるが、アメリカ、ヨーロッパではこれから続々と「セプテンバーイシュー」のネタが公開され大いに盛り上がることが予想される。
ファッション誌が賑わう季節の到来だ。ウィメンズウェアにおいて最も華やかな秋冬のメインコレクションが誌面で初めて登場するのが9月号。そのことは2009年公開の映画『The September Issue (ファッションが教えてくれること)』を観ている人であれば周知の事実だろう。日本では他の国より雑誌の発売周期が早いため、既に本屋の店頭では各誌9月号が並んでいるが、アメリカ、ヨーロッパではこれから続々と「セプテンバーイシュー」のネタが公開され大いに盛り上がることが予想される。
さて、今 (というか昨今ずっとではあるが) 何かと話題の Kim Kardashian (キム・カーダシアン) と Kanye West (カニエ・ウェスト) をカバーに起用したアメリカ版『Harper’s Bazaar (ハーパース・バザー)』は敢えて触れないとして、本年度のカバー合戦で最も話題を呼ぶであろう一冊が、アメリカ版『W (ダブル)』マガジンの9月号だろう。カバーモデルは、世界がひれ伏すクイーンこと Rihanna (リアーナ)。編集長である Stefano Tonchi (ステファノ・トーンチ) のコメントでは、同号のテーマを「freedom (自由)」と「attitude (アティチュード)」、「self-expression (自己表現)」そして 「identity (アイデンティティ)」とし、カバーストーリーでは Rihanna がアポカリプス後の女帝として、エリザベス女王の肖像にインスパイアされたクイーンの姿を演じている。
表紙の左上に配置されたのは、いつもの「タイムズ」フォントとは異なるピンクのゴシック体のロゴ。このことから分かるように、今回の号はコレクターズエディションとして、1号限りの限定レイアウトを取り入れている。アートディレクターとして参加したのは、『i-D (アイディー)』マガジンの創設者である Terry Jones (テリー・ジョーンズ)。出版業会の常識を打ち破る革新的なコラボレーションは、Edward Enninful (エドワード・エニンフル) のスタイリングのもと Prada (プラダ)、John Galliano (ジョン・ガリアーノ)、Gareth Pugh (ガレス・ピュー)、Jonathan Anderson (ジョナサン・アンダーソン) によるカスタムメイドの衣装、そして Steven Klein (スティーブン・クライン) の撮影により退廃的かつグラマラスに表現された。