"Wilderness" To Launch In Japan From October 7

MOVIES | Oct 4, 2017 5:00 PM
1960年代後半、激動の時代に演劇、映画、文学とマルチクリエイターとして活躍し、今なおカルチャーアイコンとして注目され続ける寺山修司。今年、1966年に彼が遺した唯一の長編小説『あゝ、荒野』の待望の実写化が実現する。

『あゝ、荒野』

1960年代後半、激動の時代に演劇、映画、文学とマルチクリエイターとして活躍し、今なおカルチャーアイコンとして注目され続ける寺山修司。今年、1966年に彼が遺した唯一の長編小説『あゝ、荒野』の待望の実写化が実現する。

10月7日(土)から前篇、10月21日(土)より後篇という二部構成で公開される本作は、前篇後篇合わせて5時間超という大ボリューム。テンポよくストーリーを展開し、個性的なキャラクターを調理するのは、『二重生活』(2016) の岸善幸。東京オリンピック後の2021年を舞台に、都会の片隅を生きる人々の “心” を鋭く描きだした。主人公の新次には若手実力派俳優の筆頭格・菅田将暉。もう一人の主人公バリカンには、監督、主演、製作、脚本、編集を自らこなした『息もできない』(2009) で各映画賞を総なめにした Ik-joon Yang (ヤン・イクチュン) が抜擢された。当時のバイオレンスな役柄のイメージ一蹴し、父親の虐待に怯え吃音症に悩む青年の繊細さを見事に演じきっている。同じ階級のボクサーという設定に合わせて、体格差のある二人はそれぞれ約10キロの増量、減量を行ったという。そのほか、ユースケ・サンタマリア、木村多江、木下あかり、高橋和也、モロ師岡、今野杏南、山田裕貴、でんでんといった魅力あふれる役者陣が顔を揃える。

森山大道が撮りおろしたポスターヴィジュアル | ©︎ 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

森山大道が撮りおろしたポスタービジュアル | ©︎ 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

劇中のセリフにも寺山修司の他作品からの抜粋が散りばめられるなど、ファンにとってニクい演出も見所の一つ。原作の舞台は、1966年の新宿。時代を変えて近未来の2021年の新宿を舞台に繰り広げられる本作のポスタービジュアルは原作『あゝ荒野』の初版の表紙を担当した写真家 森山大道が手がけている。映画の公開を記念し、新宿のBギャラリーでは本作に関連した写真展も開催中だ。2度の東京オリンピックを起点に、寺山修司が描いた世界を半世紀の時を超えて岸善幸が引き継ぎ、菅田将暉、Ik-joon Yang といった時代のアイコンによって現代の人々に伝える本作に、世代を問わず注目が集まっている。

<あらすじ>
2021年の新宿。かつて親に捨てられた新次は、兄貴分の劉輝を半身不随にした元仲間・裕二への復讐を誓っていた。ある日彼は、街でティッシュ配りをしていた吃音で赤面対人恐怖症の「バリカン」こと健二と一緒に、「片目」こと堀口からボクシングジムへ誘われる。新次は復讐を果たすため、バリカンは内気な自分を変えるため、それぞれの思いを胸にトレーニングに励む2人。徐々に名を挙げていく新次に対し、バリカンは特別な感情を抱くようになっていく。そんな中、新次はついに裕二との戦いに臨むことになり……。

©︎ 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

©︎ 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

©︎ 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

©︎ 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

©︎ 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

©︎ 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

©︎ 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

©︎ 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

©︎ 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

©︎ 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

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作品情報
タイトル あゝ、荒野
監督 岸善幸
原作者 寺山修司
脚本 港岳彦、岸善幸
出演 菅田将暉、Ik-joon Yang (ヤン・イクチュン)、木下あかり、ユースケ・サンタマリア、木村多江、でんでん
配給 スターサンズ
製作国 日本
製作年 2017年
上映時間 前篇157分/後篇147分
HP kouya-film.jp
 ©︎ 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ
10月7日(土) 前篇 / 10月21日(土) 後篇 二部作連続公開
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