DIOR HOMME (ディオール・オム) の2015年サマーコレクションが提案する「アーバンマリン」
News
DIOR HOMME (ディオール・オム) の2015年サマーコレクションが提案する「アーバンマリン」
From The City to The Sea, DIOR HOMME's 2015 Summer Collection's Urban Marinara
伝統は受け継がれる。過去から現在へ。そして摩天楼が立ち並ぶ都市景観から、一面の青空が広がるオーシャン・リゾートへと。DIOR HOMME (ディオール・オム) の2015年サマーコレクションが、パリメンズコレクション4日目にあたる28日に発表された。

© Dior
伝統は受け継がれる。過去から現在へ。そして摩天楼が立ち並ぶ都市景観から、一面の青空が広がるオーシャン・リゾートへと。DIOR HOMME (ディオール・オム) の2015年サマーコレクションが、パリメンズコレクション4日目にあたる28日に発表された。
「今回のコレクションでは引き続き、ムッシュー・ディオールとの対話的なアプローチに取り組みました。」とクリエイティブ・ディレクターの Kris Van Assche (クリス・ヴァン・アッシュ) が語る今季、伝統的なメンズファッションはリゾート感溢れるマリンテイストへと昇華された。

© Dior

© Dior

© Dior

© Dior
端正なタキシードによって幕を開けたショーの前半では、次から次へとユニークな趣向を凝らしたテーラードのセットアップが登場。ベーシックなネイビーのピンストライプやシャドーストライプには、ランダムなライングラフィックのアクセントにより加えられたほか、水平に傾けてがらっと表情を変えるなど遊び心溢れるアレンジが随所に加えられた。
毎シーズン高い人気を誇る DIOR HOMME のスーツだが、今季はゆったりとしたボックスシルエットのジャケットとテーパードトラウザーがリラックス感溢れる仕上がりとなっている。
スリーピースのベストの代わりとして取り入れられたブライトカラーのボーダーカットソーをはじめ、中盤ボーダーニットやピーコートなど、続々と登場するマリンルックの定番アイテムは、テーラードショーツとレザーシューズと合わせたドレッシーなルックや、ウォッシュデニムとホワイトスニーカー合わせたカジュアルなルックなど幅広いスタイリングで提案された。

© Dior

© Dior

© Dior

© Dior

© Dior

© Dior
今回のインスピレーションの一つである、50年代に創始者のムッシュ・ディオールによって綴られた手記は、ベーシックなシャツやジャケット、デニムやアクセサリーにアクセントとして取り入れられたほか、カラフルなハンドペイント柄は終盤にかけてコレクションに軽やかな彩りを添えた。
「かつてのブルジョワたちがアーティストと交流していたように、クリスチャン・ディオールが育った芸術的な環境や、彼が愛したフォーマルかつ伝統的な感性を大切にしながら、それらを刷新することを念頭に置きました。」
「今回のコレクションでは引き続き、ムッシュ・ディオールとの対話的なアプローチに取り組みました。」と語るディオール・オムのクリエイティブ・ディレクター、Kris Van Assche (クリス・ヴァン・アッシュ)。