目にグロス、頰にリキッド。2018年はもっと濡らしてメリハリつけて
Get Glowing Skin With New Makeup Colors 2018
Model: Mito Yokota at Light management
Photographer: Yusuke Miyashita
Hair&Makeup: Hisano Komine at donna
Editor: Miwa Goroku
目にグロス、頰にリキッド。2018年はもっと濡らしてメリハリつけて
コレクション期間中はショーのバックステージ以上に、フロントローに座るセレブリティたちのヘアメイクを手掛けることが多いという HISANO KOMINE =ヘア&メイクアップ・アーティスト。そんなファッションシーンの最前線で、トレンドとリアルのバランス感覚を鍛え抜いている彼女が、今気になっている新作&限定コスメをレコメンドするビューティトレンド連載。毎週2アイテムずつ、真似しやすいデイリールックに落とし込んで紹介していく (全4回)。
おしゃれなテクスチャーといえばマット、はそろそろアウト。今年の春に向けては、繊細なパールやラメ入りのツヤめくカラーが堂々復活。旬のメリハリフェイスは、影ではなく光の効果で立ち上げるのが基本ルーティンとなりそうだ。だからアイシャドウもチークも、今シーズンは水分を多く含んだグロスやリキッドなどの最新テクスチャーがベストフィット。みずみずしい光沢が肌の上に広がって、今シーズンらしい潤い由来のツヤ感をまとうことができる。
THREE (スリー) のアイグロスは、繊細なパールが肌色に溶け込むようになじみ、角度による光の反射で立体感を引き出すアプローチ。まぶたの上にささっと伸ばすだけで、優しさの中にエネルギーを秘めた、存在感のあるまなざしに。今シーズン、新色チークがずらり揃う ADDICTION (アディクション) も、肌に溶け込むような色のニュアンスとテクスチャーが魅力。みずみずしいポリッシュは「頬骨に沿って3ヵ所、ブラシから直接肌にのせて、指で軽く叩き込むようになじませて」 (KOMINE)。エクササイズで上気したような、ほんのり湿度を感じるニュアンスを目指して。