MIU MIU (ミュウミュウ) がショートフィルムプロジェクトの最新作『THAT ONE DAY』を公開

Brigitte Lacombe

MIU MIU (ミュウミュウ) によるショートフィルムプロジェクト「MIU MIU WOMEN’S TALES (女性たちの物語)」の新作『THAT ONE DAY』が2016年9月1日 (木) にヴェネツィア映画祭にて初公開された。

前回は日本人監督の河瀨直美が手掛け、主演には安藤サクラ、サウンドトラックにはサカナクションが抜擢されるなど、国際的に活躍する女性映画監督が撮影を手掛ける同プロジェクト。2011年からスタートし、今回で第12弾めを迎える本作はアメリカ人映画監督の Crystal Moselle (クリスタル・モーゼル) によって手掛けられた。少女でもなければ女性にもなりきっていない純粋で繊細な女性の思春期を、白昼夢を思わせる、もろくか弱いひとときと捉え、若い女性が直面する厳しい現実にも怯むことのないスケーターたちの姿を穏やかなスローモーションで描いた。このプロジェクトにおいてCrystal Moselle は下記のようにコメントしている。

「私が思春期の真っただ中にあったとき、MIU MIU は少女から大人へと 成長して行く私のストーリーにおいて、とても大きな存在でした。」

本作は、9月2日 (金) よりミュウミュウホームページにて公開中。またこれまでの11作品もチェックすることができる。

＜あらすじ＞
たった 1 日で、すべてが変わってしまうことがある。 17 歳の少女が旅の途中で出会ったのは、人生が変わる瞬間。ニューヨーク郊外に住むレイチェルは、 男性優位主義による差別が日常茶飯事の生活に嫌気がさし、スケートボードに乗って自分探しの旅に出る。ある日、レイチェルが出会ったのはカリスマ的な魅力を放つ恐れ知らずの女性スケーターたち。 彼女たちが見せてくれたのは、レイチェルが見たことのない世界。それは、女性たちが友情で結ばれ、強く、 自分らしく生きている世界だった。「今日-」レイチェルは、打ち明ける。「私は生まれて初めて、いつもの孤独感を感じなかった。」

Next

Prev

1/15