モリー ゴダードと東京。白昼夢のような夏の1日 vol.1
molly goddard
with sharar lazima
model: sharar lazima
photography: shota kono
styling: Takanohvskaya
hair & make up: aiko tokashiki
edit&text: manaha hosoda & yuki namba
Molly Goddard (モリー ゴダード) の作る服は、いつだって大胆で愉しい。弱冠28歳の若さで LVMH プライズのファイナリストに選ばれてから、現在では「チュールドレスといえば Molly Goddard」と言われるほど世界中のファションラバーたちが彼女のドレスの虜だ。 これまで björk (ビョーク) や Rihanna (リアーナ) ら名だたる顔ぶれが着用してきたが、本人にとって最高のインスピレーションは街で偶然見かけた彼女のドレスを着ている女性たちだと打ち明ける。Molly Gaddrad のスタジオで手仕事で仕立てられるメイド・トゥ・オーダーのドレスは、体型や人種を問わず、自分だけのドレスを夢見る女性たちにとってまさに憧れの一枚。
袖を通すのは、モデル、俳優、文筆家としても活躍するシャラ ラジマ。『Forbes JAPAN』が選ぶ「世界を変える Under 30 2023」のひとりに選出されたばかりの彼女が Molly Goddard のとっておきのドレスとともに、夏の白昼夢に迷い込む。(第1回／全2回)
モリー ゴダードと東京。白昼夢のような夏の1日 vol.1
ドレス¥1,090,000／MOLLY GODDARD(モリー ゴダード)
心地よい朝の光が照らす表参道。シャラの青い瞳と褐色の肌色をドレスアップしたのは、露草のように鮮やかなブルーのドレス。Aラインに広がるボリュームたっぷりなシルエットと、バックスタイルに施されたリボンはまるヒロインのように、歩くたびに揺れるチュールが自信を与えてくれる。人生の主役はいつだって自分自身。見慣れた街の景色も特別なドレスで魔法をかければ、映画のワンシーンのように輝いて映るはず。