ロンドンでファムファタールを追い求めて。R&M LEATHERS が描くフェミニンの輪郭
R&M LEATHERS
photography: Kodai Ikemitsu
styling: marie higuchi
hair: Shunsuke Meguro
text: manaha hosoda & momoka miyamoto
長い歴史を持ち、世界でも珍しい王室が現存する国でありながら、近年はEU離脱やエリザベス女王の死などで混乱が続くイギリス・ロンドン。パンクやモッズなど様々なカウンターカルチャーを生み出してきたこの都市は、大きな変化がもたらすカオスの中で、新しい時代を迎えている。そんな今のロンドンの空気を伝える気鋭ブランドのひとつが R&M LEATHERS (アールアンドエム レザーズ) だ。そのファムファタールの要素を詰め込んだモンタージュは、レザーを主役にした大胆なデザインに反逆的なスピリットが宿り、次なる世代が描くコケティッシュでありながら力強い女性像を映し出している。表面だけでは捉えきれない、混沌が渦巻くロンドンの街を体感するため、日本から渡英したフォトグラファー、池満広大が、そんな新たなクリエイティブの息吹にレンズを向けた。
ロンドンでファムファタールを追い求めて。R&M LEATHERS が描くフェミニンの輪郭