diesel
with show kasamatsu
The Fashion Post
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笠松将とディーゼル。時代を超えて共鳴する反逆者たち vol.1

1978年の創業以来、常識に捉われない反骨精神を貫いてきた DIESEL (ディーゼル)。内に秘められた情熱と葛藤を映しだすかのように、斬新なデザインとスタイルを次々と生み出し、次なる時代へと続く唯一無二の輝きを放つ存在となった。

曲線を活かした動きのあるディテール、ドラマティックなディストレス加工……。今季、クリエイティブ・ディレクター Glenn Martens (グレン・マーティンス) が作り出した反逆的で鮮烈なスタイルは、DIESEL の哲学を反映した独自の男性像を作り上げている。

そんな DIESEL の最新コレクションを、退廃的で洗練された映画的な視点で再解釈。まとったのは、その繊細な演技力で観る者の心を揺さぶる俳優の笠松将。研ぎ澄まされたスタイルをまとい、創造性に満ちた美しきアンチテーゼを体現する(第1回/全4回)。

diesel
with show kasamatsu

model: Show Kasamatsu
photography: ISAC
styling: Marie Higuchi
videography: atsuki ito
hair & make up: SHUTARO
text: Miku Oyama
edit: Manaha Hosoda & Miku Oyama

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ジャケット ¥580,800、タンクトップ ¥11,000、デニムパンツ ¥51,700、ブーツ ¥91,300/全て DIESEL (ディーゼル)

まず袖を通したのは、大胆なフリンジ使いが目を惹くボンディングコート。重厚感がありながらも、スーパーライトフェイクレザーを使用することで、なめらかでしなやかな着心地をかなえる。ダブルブレストに仕立てられたコートは、そのクリーンなシルエットにより、ロングフリンジの芸術性が引き立つ。主役級のコートに合わせるのは、ブーツカットタイプのアイコニックなスリムフィットデニム「1998 D-BUCK」。デニム特有のひげやウォッシュ加工を施すことで、シンプルながらもギミックが光る逸品に。スポットライトに照らされたとき、ダイナミックに揺れ動くそのシルエットは、DIESEL が謳う自由な精神を体現する。