hikari mori

ニュアンスに宿る感性。森星とマックスマーラが描く日常の余白 vol.1

1951年にイタリアで創設された Max Mara(マックスマーラ)。凛とした美しさと日常に寄り添うスタイルは、時代を超えて多くの女性に支持され続けている。

2025年プレフォールコレクションのテーマの一つでもある「ペインターズ & ポエッツ (画家と詩人たち) 」。ブランドを象徴するベージュのカラートーンも、深いダークトーンから淡いニュアンスカラーまでを揃え、色使いにこだわりを持つ Max Mara らしく、まるで画家のパレットのような詩的な色彩たちが調和。繊細なグラデーションによって、描き出された絶妙なコントラストが奏でるハーモニー、つまり室内の静謐なプライベートの空間から緑に囲まれた庭園へと続くという物語。プライベートな内面性と自然が溶け合う空間から着想を得た、詩情あふれるスタイリングに胸がときめく。

袖を通したのは、モデル・森星。世界を舞台に活躍する一方で、アートや日本文化、暮らしの美学など、時代とともに変化する価値観にも目を向け、自分らしい表現を模索し続ける姿は、Max Mara が大切にする普遍的なエレガンスと知的な機能美を体現している。(第1回/全4回)

maxmara with hikari mori

model: hikari mori
photography: takeshi takagi
styling: rena semba
hair: tetsuya yamakata
make up: yumi endo
edit & text: natsume horikoshi

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緯糸にストレッチを効かせたキャンバス生地を使用し、しっかりとした質感と柔らかな着心地を両立したダブルブレストジャケットショートパンツのセットアップ。ホワイトのワントーンに包まれたスタイリングは、構築的なジャケットとラップディテールのジレが織りなす、直線と曲線の美しい調和が魅力。穏やかな時間が流れるブドワールのような空間に包まれて、日常にそっと寄り添いながら存在感をたたえる。

ジャケット¥246,400、中に着たジレ¥127,600、パンツ¥97,900/ Max Mara(マックスマーラ)