
ユーモアでクラシックを飛び越える。髙比良くるまとMCM vol.4
世界を自由に飛び回るジェットセッターが街を彩った70年代ドイツ。 その黄金時代に誕生した MCM (エムシーエム) は、1976年に創業以来、音楽やアート、ストリートと強く結びつきながら、ラグジュアリーの新しい解釈を提示してきた。月桂冠とバイエルンダイヤモンドを組み合わせたシグネチャー「ヴィセトス」モノグラムのアイテムをはじめ、クラフツマンシップと革新性が融合するコレクションたちは、どれもクラシックでありながら遊び心と挑発を宿すスタイルで、常にその時代のカルチャーとともに自由を体現する。
そのスピリットを纏うのは、シリアスとユーモアを自在に往復し、次世代を担う芸人・髙比良くるま。漫才コンビ「令和ロマン」として『M-1グランプリ』で史上初の2連覇を果たし、お笑いのフィールドに確かな地位を築きながら、近年はその高い演技力で俳優業にも挑戦している。次の時代を見据えて進化を重ねる彼が、MCMの描く革新と自由を、等身大で映し出す (最終回/全4回)。
mcm
with kuruma takahira
photography: kazuki iwabuchi
styling: koji oyamada
hair: kazuhiro naka
make up: dash
edit & text: nonoka nagase
sponsored


コート ¥189,200、シャツ ¥91,300、パンツ¥75,900、シューズ ¥106,700/すべて MCM (エムシーエム)
大胆なピンクのナイロンコートと「クレヨンしんちゃん」のバッグが目を奪う、プレイフルでどこか挑発的な着こなし。淡いピンクのシャツとショーツのセットアップは、リラックス感がありながらも、デニムジャカードの柔らかい質感とローレトスモノグラムで上品な佇まいに。

上から Toni トップジップ ショッパーバッグ ¥104,500、Arenクロスボディバッグ ¥115,500/共に MCM (エムシーエム)



ヴィセトスモノグラムをあしらったミュールは、柔らかいラムムートンのフットベッドとカーフスキンのトリムが施された、ラグジュアリーと快適さを同時に叶える一足。日本限定の「クレヨンしんちゃん」のバッグを欲張りに肩掛けして、モノグラムに描かれたしんちゃんと一緒に、ファッションの自由さを楽しんで。