メゾンの原点に回帰した新たなエピソード、Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) 2017年春夏コレクションの舞台は、ヴァンドーム
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メゾンの原点に回帰した新たなエピソード、Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) 2017年春夏コレクションの舞台は、ヴァンドーム
Back To Basics, To Le Vendôme, Louis Vuitton 2017 Spring Summer
Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) のルーツは、いつの時代もパリにある。メゾンが創業された都市であり、現在なお本拠点を置く、フレンチエレガンスの発祥の地。これまで旅という切り口で、様々な角度からメゾンのヘリテージを振り返ってきた Louis Vuitton。今回2017年春夏ウィメンズコレクションでは、この花の都へと原点回帰している。
Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) のルーツは、いつの時代もパリにある。メゾンが創業された都市であり、現在なお本拠点を置く、フレンチエレガンスの発祥の地。これまで旅という切り口で、様々な角度からメゾンのヘリテージを振り返ってきた Louis Vuitton。今回2017年春夏ウィメンズコレクションでは、この花の都へと原点回帰している。
舞台となるのは、パリを象徴するヴァンドーム広場。今年の下旬に待望の新店舗オープンを控えるこの歴史的地区は、また同じく1854年にオープンしたメゾン初の店舗のお膝元でもある。
「内部が荒々しい様相を呈している今このときに、この場所でショーを開催するのは興味深いと思いました。 もっとも美しいこの建物の内部に、これ以上ないほどに美しい灰色の箱が収まっているのですから。私にとって、このコントラストは非常に興味深いものでした」と語るのは、アーティスティック・ディレクターの Nicolas Ghesquière (ニコラ・ジェスキエール)。その期待に相応しく、ショーの会場には Alicia Vikander (アリシア・ヴィキャンデル) をはじめ世界各国のトップセレブリティたちが押し寄せた。
ショーの幕を切ったファーストルックは、ストーングレーのジャージードレス。片側のスリーブにゴールドのハードウェアが取り付けられたアシンメトリーなデザインは、シンプルだからこそ素材の持ち味が際立っている。手元に合わせられたのは、アイコニックなトランクのデザインを落とし込んだスマートフォンケース。足元はゴールドのブーツが合わせられた。
中盤に登場したプリント T シャツは、ヴァンドーム広場の入り口に飾られた18世紀のファウヌス神の頭からインスパイアされたもの。そのほかショー全体を通して、フレンチシックとシンプリシティを追求したワードローブでは、同時に80年代のインスピレーションを感じさせるパワーショルダーやメタリックのファブリック使い、そしてボディコンシャスなシルエットが印象的だ。
長い歴史の中で絶えずファッション、アート、そして文化の発信源であり続けたヴァンドーム広場。この地は、「Place des Conquêtes (征服広場)」と呼ばれたという。今回のコレクションでは、そんな逸話を思い起こさせるような力強く、また感性豊かなモダンウーマンの肖像が浮き彫りとなっている。
問い合わせ先/ルイ・ヴィトン クライアントサービス 0120-00-1854
HP: jp.louisvuitton.com