Chanel's Fall Winter 2018/19 Haute Couture Collection

文学の街パリに恋して、Chanel (シャネル) 2018/19年秋冬オートクチュール コレクション

Chanel's Fall Winter 2018/19 Haute Couture Collection
Chanel's Fall Winter 2018/19 Haute Couture Collection
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文学の街パリに恋して、Chanel (シャネル) 2018/19年秋冬オートクチュール コレクション

Chanel's Fall Winter 2018/19 Haute Couture Collection

by Manaha Hosoda

Chanel (シャネル) が2018/19年秋冬オートクチュール コレクションを7月3日にパリのグラン パレにて発表した。

The Fall-Winter 2018/19 Haute Couture Show — CHANEL

Chanel (シャネル) が2018/19年秋冬オートクチュール コレクションを7月3日にパリのグラン パレにて発表した。

Chanel (シャネル) は今回、グラン パレにフランスの国立アカデミー、フランス学士院を再現した。18世紀に設立されたフランス学士院は、学びの象徴として知られるだけでなく、セーヌ川沿いに佇む美しい建築物としてパリのランドマークのひとつに数えられる。ランウェイにはフランス学士院とセーヌ川沿いに見られるようなブックスタンドが出現。まるで映画のワンシーンのようなロマンティックなムードを演出した。

ランウェイで特に注目を集めたのは、スカートに大胆にいれられたスリット。メゾンを象徴するブレードに配され、今回のコレクションのキーとなったジッパーは、このサイドスリットにも施されており、機能的な一面をみせている。スリットの入ったスカートの中には、ミニスカートがスタイリングされており、歩くたびに変わる表情がセンシュアルな雰囲気を醸していた。

文学の街としてパリを賞賛した本コレクションは、確固たる信念を持つ知的でエレガントな女性像を描き出した。Karl Lagerfeld はインタビュー上で、ピンクとグレーはパリの色だと語っており、コレクションでもペールグレーやチャコールグレーを基調にペールピンクが加えられるなど控えめながらも美しい色彩感覚を披露。また、コレクションにふんだんに使用されたスパンコールはまるでセーヌ川の水面のきらめきのようだ。英語のみではあるが、Karl Lagerfeld が本コレクションについて語っているインタビューも公開されているので、あわせてチェックしてみて欲しい。

Karl Lagerfeld on the Fall-Winter 2018/19 Haute Couture Collection — CHANEL

問い合わせ先/シャネル (カスタマーケア) 0120-525-519
HP: www.chanel.com