Dior (ディオール) がイギリス最大となるブティックをメイフェアにオープン、初のホームコレクションや Marc Quinn (マーク・クイン) とのコラボも

Tony Cragg (トニー・クラッグ) の『Distant Cousin』

イギリス、オックスフォードのブレナム宮殿で5月31日に発表されたクルーズコレクションと時を同じくして、Dior がロンドンに新しいブティックをオープンした。

メイフェアの中心地であるニュー・ボンド・ストリート160~162番地に6月3日よりオープンするメゾン ディオール ブティックは、ブランドのイギリスにおける大きな節目を記念するもの。ニューヨークを拠点に国際的に活躍する建築家 Peter Marino (ピーター・マリノ) による Dior の象徴的なコードとイギリスの伝統の融合をコンセプトにした4フロアにもおよぶ同店舗には、Christian Dior (クリスチャン・ディオール) の世界の多様性を反映した様々なクリエーションが集結。

世界各国のラグジュアリーブランドのブティックやホテル、著名人の自宅などを手がけたことで知られる Peter Marino は、彼独自のモダンラグジュアリーが高い評価を集めており、フランス文化大臣から技術文化勲章、シュヴァリエを授与されている世界的な建築家。コンサヴァトリー(温室)を設けることでもともとの雰囲気を活かした石造りの店内は、伝統と抽象主義的概念が巧みなモチーフや色使いで見事な調和を奏で、パリの「ロテル・パリキュリエ (個人の邸宅)」の雰囲気を演出している。

芸術への造詣が深かったムッシュ・ディオールの想いは、店内に設置された彫刻家 Tony Cragg (トニー・クラッグ) の『Distant Cousin』と題された作品、Rado Kirov (ラドー・キーロフ) の金属彫刻作品といったアート作品によって表現されている。

イギリス最大の4フロアに及ぶブティックには、レディースのプレタポルテやアクセサリー、ジュエリー、ウォッチに加えて、ベビー ディオールやチルドレンズウェア、DIOR HOMME (ディオール オム) に至るまでフルラインナップを展開。イギリスでは初となるスーツやシャツのメイド・トゥ・オーダーサービス「Demi Mesure (ドゥミ・ムジュール)」も提供される。また、同店舗にて初披露となるエクスクルーシヴな Dior Home (ディオール ホーム) コレクションも揃う。

Living in a house that doesn’t reflect who you are is akin to wearing someone else’s clothes

かつてクリスチャン・ディオールは、「自分身の個性を反映しない家に住むことは、他人の服を着ているようなものだ」とかつて語ったムッシュ・ディオールのスピリットを受け継ぐ Dior HOME (ディオール ホーム) コレクションでは、パリやミリィ・ラフォレ、プロヴァンスのラ・コル ノワーにあった自宅を彼自身が装飾したのと同様の「洗練」を凝縮したテーブルウェアやホームリネン、そしてアーティストやデザイナーたちとのコラボによる限定アイテムを展開するという。Jamie Maxwell (ジェイミー・マックスウェル)、Hubert Le Gall (ユベール・ル・ガル)、Jerome Faillant Dumas (ジェローム・ファイアン・デュマ)、India Mahdavi (インファ・マダヴィ) などとのコラボによるユニークなアイテムは、メイフェアブティックのみでの限定販売だ。

またオープンを記念して、アーティストの Marc Quinn (マーク・クイン) とのコラボによる「Lady Dior (レディ・ディオール)」やスモールレザーグッズの限定版が登場。Marc 自身のアート作品から着想を得たフローラルプリントを施したモデル、浮き彫り細工の花びらがあしらわれたシルバーレザーのモデルはここでしか手に入らないファン垂涎のアイテムだ。

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問い合わせ先／クリスチャン ディオール 0120-02-1947
HP: www.dior.com