Amazon (アマゾン) がドバイ発の『Souq.com (スーク・ドット・コム)』を買収

Amazon (アマゾン) がドバイ発のeコマースサイト『Souq.com (スーク・ドット・コム)』を買収することが、両社の共同声明で3月28日に発表された。契約は、年内にはまとめられる予定だ。

『Business of Fashion』によると、ショッピングモールなどを手掛ける世界有数の不動産開発大手であるEmaar Malls PJSC (エマール・モールズ PJSC) が8億ドル(日本円で約900億円)の買収案を提示していたが、『Souq.com』側は Amazon (アマゾン) が買収することに合意した。

Amazon のシニア・バイス・プレジデントの Russ Grandinetti (ラス・グランディネッティ) は、「Amazon と Souq.com は、顧客と発明、そして長期的思考によって動かされるという同じDNAを共有しています。」とコメントしている。

2015年4月の時点で、関係者は『Souq.com』の企業価値は10億ドル(日本円で約1100億円)にのぼるという。株主には、米国の大手ヘッジファンドの Tiger Global Management (タイガー・グローバル・マネージメント) や南アフリカのメディア企業 Naspers Ltd. (ナスパーズ) などが名を連ねる。近年、更に勢いを増していく中東市場に世界有数の大企業が進出するということで、世界中から大きな注目が集まっている。

Souq.com UAEさん(@souquae)がシェアした投稿 – 2017 3月 28 7:27午前 PDT