上田義彦による写真展「森の記憶」が Gallery 916 (ギャラリー 916) にて開催
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上田義彦による写真展「森の記憶」が Gallery 916 (ギャラリー 916) にて開催
Yoshihiko Ueda To Hold Photo Exhibition At Gallery 916
上田義彦による写真展「森の記憶」が4月14日(金)〜7月2日(日)まで、上田義彦がキュレーターを務める Gallery 916 (ギャラリー 916) にて開催される。
上田義彦による写真展「森の記憶」が4月14日(金)〜7月2日(日)まで、上田義彦がキュレーターを務める Gallery 916 (ギャラリー 916) にて開催される。上田義彦が1989年にアメリカの森を撮りはじめてから屋久島の森に至る「QUINAULT」、「Materia」、「M.River」の三部作に、新作を加えた約40点余りの作品を展覧する。
アーティストステートメントとして、上田義彦は以下のように語っている。
「クイノールトの森を撮ることから始まり、屋久島の森に至る、命の大元の姿を撮ろうとして30年が経った。大型カメラを担いで森を彷徨い、徐々に見え始めた写真の姿を見失わないよう『Materia』と名付けた。木の幹、そして命を生む力という意味を持つこのラテン語に出会い、それまで霧に包まれていたように、ぼんやりとしていた写真の輪郭が、鮮明に姿を現した瞬間だった。命の大元、生命を生む力をこの地球は持っている。古代の人々は永い時をかけ、この世界の原理を発見し、語り伝えるために言葉を現した。写真もまた同様に、世界の成り立ちの原理の姿を現したいと切望しているのだ。」
<プロフィール>
上田 義彦(うえだ よしひこ)
写真家。多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授。 1957年兵庫県生まれ。ビジュアルアーツ卒業。福田匡伸・有田泰而、両氏に師事。ADC賞最高賞、ニューヨークADC賞、日本写真協会作家賞など、様々な賞を受賞。代表作として、ネイティブアメリカンの神聖な森を撮影した『QUINAULT』(京都書院、1993)、「山海塾」を主宰する前衛舞踏家・天児牛大のポートレート集『AMAGATSU』(光琳社、1995)、自身の家族に寄り添うようにカメラを向けた『at Home』(リトルモア、2006)、屋久島で撮り下ろした森の写真『Materia』(求龍 堂、2012)、ガンジス川の人々を撮った『M.Ganges』(赤々舎、916Press、2014)。2015年4月には数多くのポートレートや自然、スナップ、広告などを撮りつづけてきた自身の30有余年の活動を集大成した写真集『A Life with Camera』(羽鳥書店、2015)を発表。最新作は80年縁代後半より中国各地を巡り撮り収めた写真集『旅情』(羽鳥書店、2015)。2011年より Gallery 916 を主催。
展覧会情報 | |
展覧会名 | Yoshihiko Ueda「森の記憶」 |
開催期間 | 4月14日(金)〜7月2日(日) |
営業時間 | 平日 11:00〜20:00 土日、祝日 11:00〜18:30 休廊 月曜日(祝日を除く) |
場所 | Gallery 916 |
住所 | 東京都港区海岸1-14-24 鈴江第3ビル 6F |
入場料 | 一般 ¥ 800 大学生・シニア(60 歳以上) ¥ 500 高校生 ¥ 300 中学生以下 無料 |
お問い合わせ先 | Gallery 916 03-5403-9161 |
HP | www.gallery916.com |