「Women in Motion」が2017年の顔にイザベル・ユペールを起用
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「Women in Motion」が2017年の顔にイザベル・ユペールを起用
Isabelle Huppert Stars In 'Women in Motion' 2017 Campaign
「Women In Motion (ウーマン イン モーション)」の2017年のアイコンに、Isabelle Huppert (イザベル・ユペール) が起用された。
昨今著名な女優や女性監督の発言によって明るみに出てきた、映画業界の女性に対する賃金格差や地位の問題。「Women in Motion (ウーマン イン モーション)」はそのような問題に対する議論を促し、男女平等の実現や若く才能ある女性の作品作りをサポートすることを目的として、 Kering (ケリング) とカンヌ映画祭のパートナーシップのもと2015年にスタートしたプログラムだ。そんな「Women In Motion」の2017年のアイコンに、Isabelle Huppert (イザベル・ユペール) が起用された。
2017年のゴールデングローブ賞では映画部門の主演女優賞を受賞し、大女優としての地位をさらに不動のものにした Isabelle Huppert。カンヌ国際映画祭にとっても象徴的な存在であり、二度女優賞を受賞し、2009年には審査委員長も務めている。映画界における女性の威力へオマージュを捧げたビジュアルでは、Isabelle Huppert が強い眼差しを宿し、長編映画の美意識を呼び起こすような仕上がりだ。
またカンヌ国際映画祭開催期間中の5月21日、同映画祭と Kering のオフィシャルディナーの席で「Women in Motion」アワードの受賞者を発表。象徴的な活躍を見せた人物と才能ある若き女性監督がそれぞれ表彰され、後者の受賞者には現在進行中の映画プロジェクトのための制作資金、5万ユーロが授与される。加えて、映画産業における女性の様々な問題について検討、意見交換をするプラットフォームの提供もおこなっており、「Women in Motion」は現在カンヌ映画祭のプログラムに欠かせないものになっている。
HP: www.kering.com