映像化不可能と言われた SF 小説を映画化！『メッセージ』が公開

アカデミー賞8部門ノミネートを初め、世界中で驚きと称賛をもって迎えられた SF 映画『メッセージ』が 5月19日(金) より公開される。

原作は、優れた SF 作品に贈られるネビュラ賞を初め、名だたる文学賞を数多く受賞している米作家 Ted Chiang (テッド・チャン) の短編小説『あなたの人生の物語』(2003) 。“映像化不可能” と言われていたこの小説の映画化に挑戦したのは、 SF 映画の金字塔『ブレードランナー』(1982) の続編となる『ブレードランナー 2049』(2017) の監督にも大抜擢された Denis Villeneuve (ドゥニ・ヴィルヌーヴ) 監督。本作でもアカデミー賞作品賞・監督賞にノミネートされ、作品のジャンルを問わず世界中で高い評価を獲得し続けている。キャストには主演の Amy Adams (エイミー・アダムス) をはじめ、Jeremy Renner (ジェレミー・レナー)、Forest Whitaker (フォレスト・ウィテカー) ら映画界を代表する演技派俳優たちが集結。そんな彼らの絶妙な演技が “誰も観たことがない感動のラスト” を助長させ、人類が受け取った美しくも哀しいメッセージと、娘を亡くした主人公ルイーズの切なすぎる決断に高い評価が集まっている。

『メッセージ』

昨年、日本アカデミー賞で最優秀監督賞も受賞した『シン・ゴジラ』(2016) の樋口真嗣監督は、「凄い。物語の紡ぎ方、語り方、物語の中に込める正しい志。どこをとっても未来を向いている。本当に凄い。」と、”凄い” を連発するほど圧倒されたと語った。『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(2017) で世界からも評価される押井守監督や、社会現象となった大ヒット作『君の名は。』(2016) の新海誠監督といった世界でも人気の高い日本人クリエイターたちが揃って太鼓判を押している本作、国内でもますます期待が高まっている。

＜あらすじ＞
突如地上に降り立った、巨大な球体型宇宙船。謎の知的生命体と意志の疎通をはかるために軍に雇われた言語学者のルイーズは、”彼ら” が人類に何を伝えようとしているのかを探っていく。その謎を知ったルイーズを待ち受ける、美しくそして残酷な切なさを秘めた人類へのラストメッセージとは―。

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