『グッバイ、レーニン!』の監督と主演が12年ぶりにタッグを組んだ『僕とカミンスキーの旅』が公開
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『グッバイ、レーニン!』の監督と主演が12年ぶりにタッグを組んだ『僕とカミンスキーの旅』が公開
'ICH UND KAMINSKI' Is Now Showing
2003年、東西ドイツ統合という歴史的な一大事を背景に、社会の激変に翻弄される庶民の姿を哀歓豊かに紡ぎ上げ世界中で大ヒットを記録した『グッバイ、レーニン!』。その監督 Wolfgang Becker (ヴォルフガング・ベッカー)と主演 Daniel Bruhl (ダニエル・ブリュール) が12年ぶりにタッグを組んだ『僕とカミンスキーの旅』が公開した。
2003年、東西ドイツ統合という歴史的な一大事を背景に、社会の激変に翻弄される庶民の姿を哀歓豊かに紡ぎ上げ世界中で大ヒットを記録した『グッバイ、レーニン!』。その監督 Wolfgang Becker (ヴォルフガング・ベッカー)と主演 Daniel Bruhl (ダニエル・ブリュール) が12年ぶりにタッグを組んだ『僕とカミンスキーの旅』が公開した。本作は、ドイツのベストセラー作家 Daniel Kehlmann (ダニエル・ケールマン) の小説『僕とカミンスキー』を原作にしたロードムービー。高慢な崖っぷち美術評論家が、かつて “盲目の画家” として一世を風靡した老芸術家カミンスキーの真実を暴こうと彼を旅に誘い出すさまを、美しい絵画とヨーロッパの雄大な風景、そしてブラックな笑いと共に描いている。
Daniel Bruhl 演じる主人公ゼバスティアンを振り回す “盲目の画家” カミンスキー役を、『007』シリーズの悪役ミスター・ホワイトなどで知られる Jesper Christensen (イェスパー・クリステンセン) が演じる。その他、ホームレス役に安定の Denis Lavant (ドニ・ラヴァン) を配置するなどキャスティングも巧みだ。架空の画家をさも実在したかのように美術史を捏造することで、観客に「実在したのか?」と思わせたかったと語る Wolfgang Becker。アート雑誌の取材や、実際にベルリンで開催したカミンスキーの回顧展などにより、マスコミをも翻弄した彼のいたずらな創意工夫はスクリーンのそこかしこにちりばめられている。
<あらすじ>
31歳の無名の美術評論家ゼバスティアンは金と名声ほしさに芸術家の伝記を書こうと思い立ち、スイスの山奥で隠遁生活を送る画家カミンスキーを訪ねる。カミンスキーはマティス最後の弟子でピカソの友人、そしてポップアート隆盛の60年代NYで “盲目の画家” として脚光を浴びた伝説的な人物だ。ゼバスティアンは新事実を暴く為、年老いたカミンスキーを言葉巧みに自宅から誘い出し、若き日に愛した女性のもとへ連れて行こうとする。しかしトラブル続きの旅はいつしか奇妙な方角にねじれ、思いがけない終着点に向かっていくのだった……。
作品情報 | |
タイトル | 僕とカミンスキーの旅 |
原題 | ICH UND KAMINSKI |
監督 | Wolfgang Becker (ヴォルフガング・ベッカー) |
脚本 | Wolfgang Becker |
原作 | Daniel Kehlmann (ダニエル・ケールマン) |
出演 | Daniel Bruhl (ダニエル・ブリュール)、Jesper Christensen (イェスパー・クリステンセン)、Amira Casar (アミラ・カサール)、 Denis Lavant (ドニ・ラヴァン) |
配給 | ロングライド |
製作年 | 2015年 |
製作国 | ドイツ、ベルギー |
上映時間 | 123分 |
HP | meandkaminski.com |
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