NY が生んだ伝説の写真家 ソール・ライターの創造の秘密に迫る日本初の回顧展が開催
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NY が生んだ伝説の写真家 ソール・ライターの創造の秘密に迫る日本初の回顧展が開催
Saul Leiter Exhibition At The Bunkamura Museum Of Art
GWの幕開けとともにさまざまなイベントがスタートしているが、『ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展』もそのひとつ。NY が生んだ伝説の写真家の回顧展が4月29日から6月25日までの間、Bunkamura ザ・ミュージアムにて開催中。
GWの幕開けとともにさまざまなイベントがスタートしているが、『写真家 ソール・ライター展』もそのひとつ。NY が生んだ伝説の写真家の回顧展が Bunkamura ザ・ミュージアムにて開催している。1950年代からニューヨークで第一線のファッション・カメラマンとして活躍しながら、突如として商業写真から退き、世間から姿を消した写真家 Saul Leiter (ソール・ライター) 。「雨粒に包まれた窓の方が、私にとっては有名人の写真より面白い。」と語り、かつての栄光を惜しむこともせずに NY の日常を撮り続けた Saul Leiter は 83 歳でさらなる転機を迎えることとなる。2006年にドイツのシュタイデル社によって出版された作品集『Early Color (アーリー・カラー)』が瞬く間に話題となり、 巨匠として “再発見” されたのだ。その後、世界各地で展覧会の開催や作品集の出版が相次ぎ、2012年にはドキュメンタリー映画『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』が制作される。本作は、2015年に日本でも公開され、独自の哲学に満ちた Saul Leiter の人生観と作品が多くの人々の共感を呼んだ。
本展は、200点以上の写真作品、絵画作品、本人が使用してたスケッチブックやカメラなどの貴重な資料を一堂に集め、天性の色彩感覚によって “カラー写真のパイオニア” と称された Saul Leiter の創造の秘密に迫る日本初の回顧展となっている。1940年代から50年代に撮影されながら長い間、光を見ることがなかったカラー写真の作品群。絵画で培われた色彩感覚、ものを見つめる繊細な視点、独特なユーモア、エレガンスに対する適確な理解など Saul Leiter の魅力を私たちも感じることができるだろう。
展覧会情報 | |
展覧会名 | ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展 |
開催期間 | 2017年4月29日(土・祝)〜6月25日(日) |
場所 | Bunkamura ザ・ミュージアム |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 |
時間 | 10:00-18:00 10:00-21:00 (金・土) (入館は各閉館の30分前まで) |
休館日 | 5月9日(火)、6月6日(火) |
観覧料 | 一般=1,400 円(1,200 円)、大高生=1,000 円(800 円)、中小生=700 円(500 円) ( )内は前売・20 名様以上の団体料金 |
問い合わせ先 | ハローダイヤル 03-5777-8600 |
HP | www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_saulleiter.html |