「カシミアの女王」Laura Biagiotti (ラウラ・ビアジョッティ) が死去、享年73歳
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「カシミアの女王」Laura Biagiotti (ラウラ・ビアジョッティ) が死去、享年73歳
Laura Biagiotti Has Died At 73
イタリアのファッション界で「カシミアの女王」として名を馳せたデザイナー Laura Biagiotti (ラウラ・ビアジョッティ) が死去した。享年、73歳。
イタリアのファッション界で「カシミアの女王」として名を馳せたデザイナー Laura Biagiotti (ラウラ・ビアジョッティ) が死去した。享年、73歳。
『WWD』によると、Laura Biagiotti はローマで5月26日に心不全のため亡くなった。サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会にて27日に葬儀が執り行われた。
1972年に Ottavio & Rosita Missoni (オッタヴィオ&ロジータ・ミッソーニ) や Gianfranco Ferre (ジャンフランコ・フェレ) とともにフィレンツェでデビューコレクションを発表した Laura Biagiotti は、最上級のカシミアを自由自在に操り、フェミニンかつエレガントなデザインで多くの女性を虜にした。Alitalia (アリタリア-イタリア) 航空の制服を手掛けたことでも知られている。ロシアや中国でファッションショーを開催した初めてのイタリア人デザイナーであり、イタリアのファッションブランドの世界的な成功に多大な貢献を果たした。その功績が認められ、1995年にはイタリアの大統領から Knights of Labor (ナイト・オブ・レイバー) 賞を、2002年には National Council of Italian Fashion (イタリアファッション評議会) より生涯功労賞、2007年にはヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞など数多くの名誉ある賞を受賞している。現在、娘である Lavinia Biagiotti (ラヴィニア・ビアジョッティ) が会社のシニア・ヴァイス・プレジデントを務め、数多くの業務を管理している。