Google (グーグル) のアプリ「Arts & Culture」がメトロポリタン美術館や V&A と提携

Google (グーグル) のアプリ「Arts & Culture」が、新たなプロジェクト「We Wear Culture」をローンチ。ファッションに焦点を当て、ニューヨークのメトロポリタン美術館コスチューム・インスティチュートやロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館などと提携したことが明らかになった。

『Business of Fashion』によると、Google はファッション関連の検索回数の多さやエキシビションの人気の増加を受け、「ファッションはただの衣服ではなく、文化だ」という理念のもと新たに180以上の文化施設と提携を結んだ。これにより川久保玲の Commes des Garçons (コム デ ギャルソン) 展を開催中のメトロポリタン美術館や Cristobal Balenciaga (クリストバル・バレンシアガ) の回顧展を開催中のヴィクトリア&アルバート博物館、スペインのバレンシアガ美術館、日本の KCI (The Kyoto Cotume Institute、京都服飾文化研究財団) ギャラリーなどを360度で鑑賞出来るバーチャルツアーが可能になった。同プロジェクトを率いるのは、Condé Nast (コンデナスト) や J.Crew (J.クルー) の Madewell (メイドウェル) などで経験を積んだ現 Google プログラムマネージャーの Kate Lauterbach (ケイト・ローターバッハ)。

「Arts & Culture」は、世界中の美術作品をオンラインで検索、閲覧出来るアプリで、作品の詳細情報や高解像度で細部まで鑑賞することが可能だ。VRで世界中の美術館や文化遺産などを楽しむことも出来てしまうアートファン必須アプリ。カメラで撮影した絵画もアプリで識別することが出来る。「Expeditions」では、バーチャル・フィールドトリップ機能を教育機関に提供するなど教育的役割でも貢献している。

「Arts & Culture」は、i0S および Android (アンドロイド) のアプリストアでダウンロード可能だ。

HP: www.google.com/culturalinstitute