Brioni (ブリオーニ) の新クリエイティブ・ディレクターに Nina-Maria Nitsche (ニナ＝マリア・ニーチェ) が就任、ブランド初の女性クリエイティブ・ディレクター

世界屈指のテラーリングで知られるイタリアのメゾン Brioni (ブリオーニ) が Nina-Maria Nitsche (ニナ＝マリア・ニーチェ) を新たなクリエイティブ・ディレクターに任命したことが明らかになった。

『Business of Fashion』によると、Maison Martin Margiela (メゾン・マルタン・マルジェラ) でクリエイティブ・ディレクションを手掛けていた Nina-Maria Nitsche (ニナ＝マリア・ニーチェ) がブランド初の女性クリエイティブ・ディレクターに就任。同氏は、1989年より Martin Margiela の傍らで経験を積み、2009年にデザイナーが引退した後は、ブランドのクリエイティブ・ディレクションを引き継いでいた。

Brioni といえば、2016年3月に Justin O’Shea (ジャスティン・オシェイ) がクリエイティブ・ディレクターに就任するものの、6ヶ月という短い在任期間を終えた後、退任。その後、2017年2月には CEO の Gianluca Flore (ジャンルーカ・フローレ) が辞任し、4月に Fabrizio Malverdi (ファブリツィオ・マルヴェルディ) が新 CEO に就任している。

Kering (ケリング) 傘下の Brioni は、1945年に創立されて以来、世界最高峰のテラーリングを武器に、イタリアを代表する紳士服ブランドの王者として君臨し続けてきた。前任の Justin O’Shea はキャンペーンに Metalica (メタリカ) を起用するなど、ブランドの従来のイメージを刷新し、大きな話題を呼んだ。ブランド初の女性のリーダーによって Brioni がどのように生まれ変わるのか、注目していきたい。

Brioniさん(@brioni_official)がシェアした投稿 – 2017 5月 3 7:52午前 PDT