「マクドナルド」の誕生秘話に迫る、『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』が公開
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「マクドナルド」の誕生秘話に迫る、『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』が公開
'The Founder' To Launch In Japan From July 29
『ウォルト・ディズニーの約束』(2013)『しあわせの隠れ場所』(2009) の John Lee Hancock (ジョン・リー・ハンコック) 監督最新作、『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』が 7月29日(土) より公開する。舞台は1950年代のアメリカ、世界中の誰もが知っているファーストフードチェーンの、誰も知らない誕生ウラ話が遂に暴かれる。
『ウォルト・ディズニーの約束』(2013)『しあわせの隠れ場所』(2009) の John Lee Hancock (ジョン・リー・ハンコック) 監督最新作、『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』が 7月29日(土) より公開する。舞台は1950年代のアメリカ、世界中の誰もが知っているファーストフードチェーンの、誰も知らない誕生ウラ話が遂に暴かれる。
世界最大級のファーストフードチェーンを作り上げたレイ・クロック。日本でも多くの起業家たちに、今なお絶大な影響を与え続けている。50代でマック&ディック兄弟が経営する「マクドナルド」と出会ったレイが、その革新的なシステムに勝機を見出し、手段を選ばず資本主義経済や競争社会の中でのし上がっていく姿は、まさにアメリカン・ドリームの象徴だ。主人公のレイ・クロック役を演じるのは『バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞®主演男優賞にノミネートされた Michael Keaton (マイケル・キートン)。ギラギラとした野心と、圧倒的な情熱を持ち、アクは強いが人を魅了するレイを見事に怪演している。
余談だが、なぜ今「マクドナルド」という国民的ブランドを乗っ取った人物がフォーカスされたのか。映画評論家の町山智浩によると、レイが当時いつも聞いていたレコードに関係があるのではないかという。それは、Norman Vincent Peale (ノーマン・ヴィンセント・ピール) 牧師による『Power of Positive thinking (積極的思考の力)』というもの。自己啓発本の走りとされ、現在でも多くの起業家に愛読されている。驚くのは、この Norman Vincent Peale が物語の舞台である、アメリカ合衆国の政権を乗っ取った Donald Trump (ドナルド・トランプ) 大統領が唯一尊敬する人物だということだ。ファーストフード産業の繁栄と衰退、そして世界を揺るがす指導者のマインドが生まれたルーツを、垣間見ることのできる壮大なノンフィクション映画となっている。
<あらすじ>
1954 年アメリカ。52 歳のレイ・クロックは、シェイクミキサーのセールスマンとして中西部を回っていた。ある日、ドライブインレストランから8台ものオーダーが入る。どんな 店なのか興味を抱き向かうと、そこにはディック&マック兄弟が経営するハンバーガー店「マクドナルド」があった。合理的な流れ作業の “スピード・サービス・システム” や、コスト削減・高 品質という革新的なコンセプトに勝機を見出したレイは、壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、兄弟を説得し、契約を交わす。次々にフランチャイズ化を成功させていくが、利益を 追求するレイと、兄弟との関係は急速に悪化。やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るために、兄弟との全面対決へと突き進んでいく—。
作品情報 | |
タイトル | ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ |
原題 | The Founder |
監督 | John Lee Hancock (ジョン・リー・ハンコック) |
脚本 | Robert Siegel (ロバート・シーゲル) |
製作 | Don Handfield (ドン・ハンドフィールド)、Jeremy Renner (ジェレミー・レナー)、Aaron Ryder (アーロン・ライダー) |
出演 | Michael Keaton (マイケル・キートン)、Nick Offerman (ニック・オファーマン)、John Carroll Lynch (ジョン・キャロル・リンチ)、Linda Cardellini (リンダ・カーデリニ) |
配給 | KADOKAWA |
製作年 | 2016年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 115分 |
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7月29日(土)、角川シネマ有楽町、角川シネマ新宿、渋谷シネパレスほか にて全国ロードショー |