Scarlett Johansson (スカーレット・ヨハンソン) がナレーションをてがける Jeff Koons (ジェフ・クーンズ) のドキュメンタリーが公開

女優の Scarlett Johansson (スカーレット・ヨハンソン) がナレーションを務める現代アーティスト Jeff Koons (ジェフ・クーンズ) のドキュメンタリーがロサンゼルス現代美術館(Museum of Contemporary Art、通称MoCA)より公開された。

『Dazed』によると、本作は先月 MoCA にて開催されたアーティストのキャリア40周年を祝うイベントのために制作され、その軌跡を Scarlett Johansson の案内とともに探っていくもの。Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) とのコラボレーションで「モナ・リザ」など西洋絵画の名作をサンプリングしたバッグを発表したことなどでも知られる Jeff Koons だが、常に物議を醸す作品はキッチュかつダイナミック。陶器や風船、花など実に様々な素材を用いて、彫刻から絵画、写真など数多くの作品を生み出してきた。本作では、アーティストの幼少期からこれまでの作品、変遷などについてゲストを招いて解説している。7分間の映像には、ミュージシャンの Pharrell Williams (ファレル・ウィリアムス) や建築家の Frank Gehry (フランク・ゲーリー)、著名ギャラリストの Larry Gagosian (ラリー・ガゴシアン)、ホイットニー美術館のキュレーター Scott Rothkopf (スコット・ロスコフ)、アーティストの George Condo (ジョージ・コンド) や David Salle (デヴィッド・サーレ) らが登場している。

多作で知られ、現代アート界の牽引者でありながら問題児という二面性を併せ持つ Jeff Koons と Scarlett Johansson のセクシーでユーモラスなナレーションの絶妙な掛け合いは必見だ。