名作『チョコレートドーナツ』を超える話題のフィリピン映画『ダイ・ビューティフル』が公開
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名作『チョコレートドーナツ』を超える話題のフィリピン映画『ダイ・ビューティフル』が公開
'Die Beautiful' To Launch In Japan From July 22
「ミスコンの女王」と称されたトランスジェンダーのトリシャ・エチェバリアの人生を笑いと涙を交えて描き、第29回東京国際映画祭のコンペティション部門で最優秀男優賞および観客賞を受賞したフィリピン映画『ダイ・ビューティフル』が 2017年7月22日(土)より公開する。
「ミスコンの女王」と称されたトランスジェンダーのトリシャ・エチェバリアの人生を笑いと涙を交えて描き、第29回東京国際映画祭のコンペティション部門で最優秀男優賞および観客賞を受賞したフィリピン映画『ダイ・ビューティフル』が 2017年7月22日(土)より公開する。監督は孤独なゲイ老人の日常と愛犬ブワカウとの交流を描いた『ブワカウ』(2012) が米アカデミー賞外国語映画賞のフィリピン代表作品にも選ばれ、続く『ある理髪師の物語』(2013) ではフィリピン映画として初めて Eugene Domingo (ユージン・ドミンゴ) に第 26 回東京国際映画祭最優秀女優賞をもたらした俊英 Jun Robles Lana (ジュン・ロブレス・ラナ)。
本作は、家族に絶縁され、愛に翻弄され傷つきながらも前向きに美しく生きたトランスジェンダーの波乱に満ちた人生を笑いと涙で描いている。日替わりで海外セレブメイクをして美しく逝きたいと遺言を残す主人公のトリシャを演じるのはフィリピン本国で TV 番組の司会者として活躍するだけでなく、自身の Instagram で海外セレブのものまねメイクを披露し、国内外から注目されるメークアップ・アーティストとしても知られる Paolo Ballesteros (パオロ・バレステロス)。原案は、2014 年にフィリピンのトランスジェンダーが殺されたジェニファー・ロード事件。事件後、ソーシャルメディアで「トランスジェンダーだから死んであたりまえだ」などという反応を見た Jun Robles Lana は、こういう人々の理解を深める作品を作りたいと考えたという。色鮮やかな美しい世界で笑いとともに、観る者の繊細な部分を刺激する作品となっている。
<あらすじ>
ある日、美女コンテストで優勝したトランスジェンダーのトリシャが突然死してしまう。トリシャの遺言によれば、埋葬前に幾夜も行われる儀式で、参列者に毎回異なるセレブの装いをしてほしいという。残された友人たちはトリシャの願いをかなえるために奔走する中で、常に自分らしく、美しくあり続けたトリシャの、色鮮やかで少し変わった人生を思い起こす。
作品情報 | |
タイトル | ダイ・ビューティフル |
原題 | Die Beautiful |
監督 | Jun Robles Lana (ジュン・ロブレス・ラナ) |
脚本 | Rody Vera (ロディ・ベラ) |
製作 | Jun Robles Lana、Ferdinand Lapuz (フェルナンド・ラプス) |
出演 | Paolo Ballesteros (パオロ・バレステロス)、Joel Torre (ジョエル・トーレ)、Gladys Reyes (グラディス・レイエス) |
配給 | ココロヲ・動かす・映画社〇 |
製作年 | 2016年 |
製作国 | フィリピン |
上映時間 | 120分 |
HP | www.cocomaru.net/diebeautiful |
© The IdeaFirst Company Octobertrain Films | |
2017年7月22日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開 |