銀座メゾンエルメス フォーラムが、「ATM tempo I/II/III セロニアス・モンクに捧ぐ」 エマニュエル・ソーニエ展を開催
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銀座メゾンエルメス フォーラムが、「ATM tempo I/II/III セロニアス・モンクに捧ぐ」 エマニュエル・ソーニエ展を開催
ATM tempo I/II/III by Emmanuel Saulnier To Be Held At Ginza Maison Hermès Le Forum
銀座メゾンエルメス フォーラムが 2017年7月14日(金)から10月31日(火)までの期間、「ATM tempo I/II/III セロニアス・モンクに捧ぐ」 エマニュエル・ソーニエ展を開催する。
銀座メゾンエルメス フォーラムが 2017年7月14日(金)から10月31日(火)までの期間、「ATM tempo I/II/III セロニアス・モンクに捧ぐ」 エマニュエル・ソーニエ展 を開催する。本展覧会は、2 月にパリのパレ・ド・トーキョーで開催された Emmanuel Saulnier (エマニュエル・ソーニエ) の個展『Black Dancing』から発展し、ジャズ・ピアニストである Thelonious Monk (セロニアス・モンク) へのオマージュとして構想された。1963 年に来日公演を行った Thelonious Monk の演奏からインスピレーションを受け、楽曲のように 3 つのパート (tempo I/ II/III) を組み立てる。また、さまざまな文脈において、作家活動や哲学を分かち合う親交の深いアーティストたちの作品も同時に紹介し、様々なネットワークを通じて活動を広げる現代作家のあり方に迫るものとなる。
Emmanuel Saulnier の彫刻作品は、作家にとって身近な歴史的な出来事や惨事を参照しており、人間の実存について、根源的な問いを投げかけ続けている。ガラスに水や黒いインクを満たしたオブジェは、人間そのものの姿であり、薄い皮膜に覆われた/閉じ込められた人間の身体の重量と、透明になったその存在の脆さや儚さを暗示しているかのようだ。また、中庭に黒いアスファルトの破片を敷き詰め、仮の大地を出現させた「黒の広場」では、私たちが信じて疑わない足場の不確かさ、上書きされ覆い隠される歴史の運命を、豊かな暗喩と沈黙の中で見事に表現している。
<プロフィール>
Emmanuel Saulnier (エマニュエル・ソーニエ)
1952 年、フランス、パリ生まれ。さまざまな地理的、歴史的文脈における記憶あるいは忘却、また危うい均衡の上に成り立つ現代社会における人間の実存について、彫刻作品や有志の協働者との出版活動などを 通じて探究している。現在パリおよびトルコ在住。2002 年からパリ国立高等美術学校の教鞭も執る。主な個展に「Black Dancing」(パレ・ド・トーキョー、2017 年)、「Emmanuel Saulnier / Odilon Redon」(オルセー 美術館、2007 年)、「Place blanche, Place noire」(アトリエ・ブランクーシ、ポンピドゥー・センター、2004 年) など。「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」(ポンピドゥー・センター・メス、森美術館、2015 年) や「Traces du Sacré」(ポンピドゥー・センター、2008 年) などのグループ展にも参加。2010~2014 年、 エルメス財団のアーティスト・イン・レジデンスにメンターとしてアーティストを推薦。
展覧会情報 | |
展覧会名 | 「ATM tempo I/II/III セロニアス・モンクに捧ぐ」 エマニュエル・ソーニエ展 |
開催期間 | 2017年7月14日(金)〜10月31日(火) |
会場 | 銀座メゾンエルメス フォーラム |
場所 | 中央区銀座 5-4-1 8 階 |
開館時間 | 月~土曜11:00~20:00 (最終入場19:30) 日曜 11:00~19:00(最終入場18:30) |
休館日 | 無休 |
入場料 | 無料 |
問い合わせ先 | 03-3569-3300 |
HP | www.hermes.com |