写真家・山谷佑介による、夜の住宅街を赤外線カメラで撮影した写真集『Into the Light』が刊行
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写真家・山谷佑介による、夜の住宅街を赤外線カメラで撮影した写真集『Into the Light』が刊行
Yusuke Yamatani To Hold Exhibition At Bookmarc
スナップ写真からコンセプチュアルな写真作品まで表現の垣根を軽やかに横断し制作を続ける写真家・山谷佑介による、夜の住宅街を赤外線カメラで撮影した写真集『Into the Light』が刊行する。その出版を記念して BOOKMARC (ブックマーク) 地下ギャラリーでは 2017年7月14日(金) から 7月18日(火) の期間、写真展を開催する。初日の夜の 19:00~20:30 には作家を囲んでシャンパンレセプションとサイン会も予定されている。
スナップ写真からコンセプチュアルな写真作品まで表現の垣根を軽やかに横断し制作を続ける写真家・山谷佑介による、夜の住宅街を赤外線カメラで撮影した写真集『Into the Light』が刊行する。その出版を記念して BOOKMARC (ブックマーク) 地下ギャラリーでは 2017年7月14日(金) から 7月18日(火) の期間、写真展を開催する。初日の夜の 19:00 から 20:30 には作家を囲んでシャンパンレセプションとサイン会も予定されている。
本作の中で発表されたシリーズは、山谷自身が家庭を持ち、他人の「家」に興味を持ったことをきっかけに始まった。無機質であるにもかかわらず、住人とともに変化を続け、人間の営みとは切り離すことができない「家」は、不可視光線に反応する赤外線カメラを使っても、もちろん覗くことはできない。覗き込むことのできない諦めや苛立ちと、それでもなお人間の営みを覗いてみたいという欲求は、「見ること」と「見られること」を強く意識させる。他者から見られるということに恐れを抱く反面、日々多くの情報を目にしている私たちは、より多くのものを見たい・知りたいという要求が増しているという矛盾を抱えている。深夜の住宅街に漂う、自己と他者との圧倒的な隔たりの中で、他者の領域に足を踏み入れ撮影 することに対して山谷は、「自分と世界との隔たりを感じさせながらも、妙な居心地の良さを感じさせた。」と語っている。
<プロフィール>
山谷 佑介 (Yusuke Yamatani)
1985年新潟県生まれ。2013年に初写真集『Tsugi no yoru e』を自費で刊行。その後、京都国際写真祭 (2015)、東京国際写真祭 (2015) への参加や、NY・コンデナスト本社ビルでの展示など、国内外で作品を発表。以降、主な写真集に『ground』『RAMA LAMA DING DONG』がある。
書籍情報 | |
書籍名 | Into the Light |
写真 | 山谷 佑介 |
出版元 | T&M Projects |
価格 | ¥5,000 |
判型 | B5変形 264 × 180 ㎜ |
頁数 | 95頁+観音7枚 (28頁) |
エディション | 限定1,000部 |
展覧会情報 | |
展覧会名 | Into the Light |
会期 | 2017年7月14日(金) 〜7月18日(火) |
場所 | BOOKMARC |
住所 | 東京都渋谷区神宮前 4-26-14 |
営業時間 | 12:00~19:00 |
入場料 | 無料 |
問い合わせ先 | マーク ジェイコブス カスタマーセンター 03-4335-1711 |